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公開番号
2025178957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085849
出願日
2024-05-27
発明の名称
撮像レンズおよび撮像装置
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20251202BHJP(光学)
要約
【課題】小型に構成され、かつ良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群と、第2レンズ群とからなる。合焦の際、第1レンズ群が光軸に沿って移動し、第2レンズ群は像面に対して固定される。第1レンズ群の最も物体側のレンズは負レンズである。撮像レンズは予め定められた条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に、第1レンズ群と、第2レンズ群とからなり、
合焦の際、前記第1レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第2レンズ群は像面に対して固定され、
前記第1レンズ群の最も物体側のレンズは負レンズであり、
無限遠物体に合焦した状態における、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から前記第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、全系の空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTL、
無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をf、
無限遠物体に合焦した状態における最大半画角をωとした場合、
1.3<TL/(f×tanω)<2.1 (1)
で表される条件式(1)を満足する撮像レンズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
全系に含まれるレンズの枚数が7枚以上かつ11枚以下である請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項3】
無限遠物体に合焦した状態における全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfとした場合、
0.08<Bf/f<0.3 (2)
で表される条件式(2)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項4】
無限遠物体に合焦した状態における開放FナンバーをFNoとした場合、
4.3<FNo×(TL/f)<6.4 (3)
で表される条件式(3)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項5】
前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をdG1とした場合、
0.45<dG1/(f×tanω)<1 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項6】
無限遠物体に合焦した状態における前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面から前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面までの光軸上の距離をdFとした場合、
0.05<dF/(f×tanω)<0.32 (5)
で表される条件式(5)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項7】
前記第1レンズ群は、物体側から像側へ順に、前側部分群と、絞りと、後側部分群とからなり、
前記前側部分群の焦点距離をfG1f、
前記第1レンズ群の焦点距離をfG1とした場合、
1.8<fG1f/fG1<8 (6)
で表される条件式(6)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項8】
1.3<fG1f/f<5 (7)
で表される条件式(7)を満足する請求項7に記載の撮像レンズ。
【請求項9】
前記第2レンズ群の焦点距離をfG2とした場合、
-2.5<fG2/f<-0.4 (8)
で表される条件式(8)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項10】
前記第1レンズ群の焦点距離をfG1とした場合、
0.4<fG1/f<0.95 (9)
で表される条件式(9)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、撮像レンズ、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、カメラ等に用いられる撮像レンズとして、下記特許文献1に記載のレンズ系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-033004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型に構成され、かつ良好な光学性能を有する撮像レンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々高まっている。
【0005】
本開示は、小型に構成され、かつ良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の技術の一態様に係る撮像レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群と、第2レンズ群とからなり、合焦の際、第1レンズ群が光軸に沿って移動し、第2レンズ群は像面に対して固定され、第1レンズ群の最も物体側のレンズは負レンズであり、
1.3<TL/(f×tanω)<2.1 (1)
で表される条件式(1)を満足する。ここでは、無限遠物体に合焦した状態における、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離と、全系の空気換算距離でのバックフォーカスとの和をTLとしている。無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をfとしている。無限遠物体に合焦した状態における最大半画角をωとしている。
【0007】
全系に含まれるレンズの枚数は、7枚以上かつ11枚以下であることが好ましい。
【0008】
無限遠物体に合焦した状態における全系の空気換算距離でのバックフォーカスをBfとした場合、上記態様の撮像レンズは、
0.08<Bf/f<0.3 (2)
で表される条件式(2)を満足することが好ましい。
【0009】
無限遠物体に合焦した状態における開放FナンバーをFNoとした場合、上記態様の撮像レンズは、
4.3<FNo×(TL/f)<6.4 (3)
で表される条件式(3)を満足することが好ましい。
【0010】
第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第1レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をdG1とした場合、上記態様の撮像レンズは、
0.45<dG1/(f×tanω)<1 (4)
で表される条件式(4)を満足することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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