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公開番号
2025178920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085798
出願日
2024-05-27
発明の名称
光走査装置及びそれを備える画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
26/10 20060101AFI20251202BHJP(光学)
要約
【課題】 光走査装置及びそれを備える画像形成装置において、装置全体の小型化を実現すること。
【解決手段】 光走査装置100は、光源102からの光束を偏向して被走査面101を主走査方向に走査する偏向器105と、偏向器105により偏向された光束を被走査面101に導光する結像光学系106とを備え、被走査面101における光束の走査速度は非等速であり、被走査面101において、最軸外像高の絶対値を|Ymax|、光束の走査速度が最大となる中間像高を|Y|とするとき、0.70≦|Y|/|Ymax|<1.00なる条件式を満足することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源からの光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、
前記偏向器により偏向された前記光束を前記被走査面に導光する結像光学系とを備え、
前記被走査面における前記光束の走査速度は非等速であり、
前記被走査面において、最軸外像高の絶対値を|Ymax|、前記光束の走査速度が最大となる中間像高を|Y|とするとき、
0.70≦|Y|/|Ymax|<1.00
なる条件式を満足することを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記被走査面において、最軸外像高での前記光束の走査速度は、軸上像高での前記光束の走査速度よりも速いことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記被走査面における前記光束の走査速度は、前記中間像高と前記軸上像高及び前記最軸外像高との間において単調に変化することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記被走査面における前記光束の走査速度は、軸上像高から前記中間像高に向かうに従い単調に上昇し、前記中間像高から最軸外像高に向かうに従い単調に低下することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記結像光学系に含まれる結像光学素子は、1枚のみであることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項6】
光軸上において、前記結像光学素子の入射面は凹形状であり、前記結像光学素子の出射は凸形状であることを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
【請求項7】
前記光源からの前記光束の収束度を変換する光学素子を備え、該光学素子の屈折力は主走査断面と副走査断面とで互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項8】
前記光学素子は、該光学素子の前側主平面よりも前記偏向器の側に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
【請求項9】
前記結像光学系は、主走査断面における曲率が主走査方向において変化する光学面を含む結像光学素子を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の光走査装置。
【請求項10】
前記光学面の主走査断面における曲率の絶対値は、主走査方向において光軸から離れるに従って0に近づくことを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は光走査装置に関し、例えば、レーザビームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置に用いられる光走査装置の小型化が求められている。特許文献1には、偏向器からの光束を被走査面に導光するための結像光学系を、被走査面を非等速で光走査するように構成することで、装置全体の小型化を実現した光走査装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-016144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、光走査装置のさらなる小型化のためには、結像光学系を構成する結像光学素子の肉厚をより薄くすることが求められる。
【0005】
本発明は、光走査装置及びそれを備える画像形成装置において、装置全体の小型化を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための、本発明の一側面としての光走査装置は、光源からの光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、前記偏向器により偏向された前記光束を前記被走査面に導光する結像光学系とを備え、前記被走査面における前記光束の走査速度は非等速であり、前記被走査面において、最軸外像高の絶対値を|Ymax|、前記光束の走査速度が最大となる中間像高を|Y|とするとき、0.70≦|Y|/|Ymax|<1.00なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光走査装置及びそれを備える画像形成装置において、装置全体の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る光走査装置の要部概略図
実施例1に係る結像光学素子の曲率を示す図
実施例1に係る軸上に対するパワー比率
実施例1に係る軸上に対する走査速度比
コバ厚を説明する模式図
実施例2に係る結像光学素子の曲率
実施例2に係る軸上に対する走査速度比
実施例2に係る軸上に対するパワー比率
実施例3に係る結像光学素子に係る曲率
実施例3に係る軸上に対する走査速度比
実施例3に係る軸上に対するパワー比率
画像形成装置
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、便宜的に実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。また、各図面において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明を省略する。
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る光走査装置100の主走査断面(XY断面)における要部概略図である。光走査装置100は、光源102からの光束を偏向して被走査面101を主走査方向(Y方向)に走査する偏向器105と、偏向器105により偏向された光束を被走査面101に導光する結像光学系106とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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