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公開番号
2025178906
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085780
出願日
2024-05-27
発明の名称
ダミーバーの製造装置およびダミーバーの製造方法
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B26F
1/44 20060101AFI20251202BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】整列したダミーバーをバーセット装置へ容易に供給できるダミーバーの製造装置およびダミーバーの製造方法を得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係るダミーバーの製造装置は、下型と、前記下型の上に設けられ、開口が形成されたトレイと、前記下型の上に設けられ、前記開口から上方に突出し、上面に複数のダミーバーが搭載される吸引ブロックと、前記吸引ブロックに搭載された前記複数のダミーバーを、前記複数のダミーバーの整列方向に沿って切断する刃と、を備え、前記開口は、前記整列方向と直交する方向の長さが、切断された前記複数のダミーバーの長さより短く、前記トレイを上方に移動させることで、前記吸引ブロック上の前記複数のダミーバーを前記トレイに搭載することが可能である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
下型と、
前記下型の上に設けられ、開口が形成されたトレイと、
前記下型の上に設けられ、前記開口から上方に突出し、上面に複数のダミーバーが搭載される吸引ブロックと、
前記吸引ブロックに搭載された前記複数のダミーバーを、前記複数のダミーバーの整列方向に沿って切断する刃と、
を備え、
前記開口は、前記整列方向と直交する方向の長さが、切断された前記複数のダミーバーの長さより短く、
前記トレイを上方に移動させることで、前記吸引ブロック上の前記複数のダミーバーを前記トレイに搭載することが可能であることを特徴とするダミーバーの製造装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記吸引ブロックの上面には、前記複数のダミーバーのうち隣接するダミーバーを隔てる複数の分離壁が設けられることを特徴とする請求項1に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項3】
前記複数の分離壁は千鳥配置されていることを特徴とする請求項2に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項4】
前記吸引ブロックと共に前記複数のダミーバーを挟む吸引ブロックカバーを備え、
前記吸引ブロックカバーは、前記吸引ブロックと前記吸引ブロックカバーとで前記複数のダミーバーを挟んだ状態で、前記吸引ブロックの吸引溝と対向する凸部を有していることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項5】
前記吸引溝と前記凸部は、前記整列方向に沿って延びることを特徴とする請求項4に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項6】
前記吸引ブロックと共に前記複数のダミーバーを挟む吸引ブロックカバーを備え、
前記吸引ブロックカバーは、前記吸引ブロックと前記吸引ブロックカバーとで前記複数のダミーバーを挟んだ状態で、前記吸引ブロックの複数の吸引溝と対向する複数の対向部を有し、
前記吸引ブロックカバーの前記複数の対向部の間に開口が形成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項7】
前記下型の上において前記吸引ブロックの両側に設けられ、前記複数のダミーバーの切断時に前記刃の直下となる位置に設けられる下板と、
前記複数のダミーバーの搭載位置の上方に設けられ、前記複数のダミーバーの切断時に前記複数のダミーバーと前記下板を押さえる押さえ板と、
を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項8】
前記刃と、前記刃に隣接する軟樹脂材と、を有する上型を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のダミーバーの製造装置。
【請求項9】
複数のダミーバーと、前記複数のダミーバーの端部を連結するタイバーを有するフレームを形成し、
開口が形成されたトレイと、前記開口から上方に突出した吸引ブロックと、を備えた製造装置の前記吸引ブロックの上に前記フレームを搭載し、
前記フレームを前記吸引ブロックで吸引した状態で、前記タイバーを切断して前記複数のダミーバーを分離させ、
前記トレイを上方に移動させて、分離した前記複数のダミーバーを前記トレイに搭載することを特徴とするダミーバーの製造方法。
【請求項10】
前記吸引ブロックの上に前記複数のダミーバーが搭載された状態で、前記複数のダミーバーが延びる方向の前記開口の長さは、前記複数のダミーバーの長さより短いことを特徴とする請求項9に記載のダミーバーの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ダミーバーの製造装置およびダミーバーの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、レーザバーとスペーサを交互に薄膜処理ホルダに整列配置するための装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-281390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般にLD(レーザーダイオード)の製造工程では、LD内で励起したレーザーパワーを増幅させる為に、LDの両端面に反射防止材料を形成する端面コートを行う。端面コートは、複数のLDが連なったLDバーの状態で、例えば蒸着法およびスパッター法により実施される。この時、反射防止材料がLDバーの表裏面へ回込むことで、LDバー同士が接着してしまうことがある。LDバー同士の接着を防止するために、例えば特許文献1に示されるように、一般にLDバーの間にダミーバーが挿入される。
【0005】
このように、LDバーとダミーバーの面を互いに合わせて、複数のLDバーと複数のダミーバーを組合せる工程をバーセット工程と称する。ダミーバーは、例えば厚さ0.05~0.1mmに圧延処理されたSUSシート材を、複数の短冊形状にエッチングにより加工することで形成される。また別の製造方法として、ダミーバーは、例えば厚さ0.1mmのSiをダイシングして製造することもできる。複数のダミーバーは、一般に分離された状態でバーセット工程に供給される。このため、ばらばらに分離された複数のダミーバーを、バーセット工程前に専用トレイに整列させることが必要である。
【0006】
近年、LDの共振器長が0.2~0.3mmから0.15mm以下へ短くなったことに併せて、ダミーバーの幅も短くすることが要求されている。さらに、ダミーバーの厚みを0.05mm以下に薄くすることで、コーティング工程でバッチ処理するLDバーの数量を増加させて、生産性を向上させる要求も強まっている。しかし、この微細なダミーバーを手作業で扱うことは大変困難である。
【0007】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、整列したダミーバーをバーセット装置へ容易に供給できるダミーバーの製造装置およびダミーバーの製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係るダミーバーの製造装置は、下型と、前記下型の上に設けられ、開口が形成されたトレイと、前記下型の上に設けられ、前記開口から上方に突出し、上面に複数のダミーバーが搭載される吸引ブロックと、前記吸引ブロックに搭載された前記複数のダミーバーを、前記複数のダミーバーの整列方向に沿って切断する刃と、を備え、前記開口は、前記整列方向と直交する方向の長さが、切断された前記複数のダミーバーの長さより短く、前記トレイを上方に移動させることで、前記吸引ブロック上の前記複数のダミーバーを前記トレイに搭載することが可能である。
【0009】
本開示に係るダミーバーの製造方法は、複数のダミーバーと、前記複数のダミーバーの端部を連結するタイバーを有するフレームを形成し、開口が形成されたトレイと、前記開口から上方に突出した吸引ブロックと、を備えた製造装置の前記吸引ブロックの上に前記フレームを搭載し、前記フレームを前記吸引ブロックで吸引した状態で、前記タイバーを切断して前記複数のダミーバーを分離させ、前記トレイを上方に移動させて、分離した前記複数のダミーバーを前記トレイに搭載する。
【発明の効果】
【0010】
本開示に係るダミーバーの製造装置およびダミーバーの製造方法では、複数のダミーバーの切断からトレイへの搭載までを、複数のダミーバーが整列した状態を維持して実施できる。従って、整列したダミーバーをバーセット装置へ容易に供給できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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