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公開番号2025178806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085622
出願日2024-05-27
発明の名称親綱支柱
出願人セイコー機器株式会社,江戸川機鋼株式会社
代理人個人
主分類E02D 17/04 20060101AFI20251202BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】設置作業の負担を軽減する親綱支柱を提供する。
【解決手段】親綱支柱1は、水平に配置された山留め用の鉄骨における鉛直に向いているフランジFに面で接触し、フランジFが有している通し穴を介してフランジFにボルトB及びナット13で固定される平板10と、平板10に固定されていて、フランジFの上端に引っ掛けられることでフランジFに平板10を吊り下げるフックFと、平板10に固定される支柱本体15と、を備えている。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
水平に配置された山留め用の鉄骨における鉛直に向いているフランジに面で接触させられ、前記フランジが有している通し穴を介して前記フランジにボルト及びナットで固定される平板と、
前記平板に固定されていて、前記フランジの上端に引っ掛けられることで前記フランジに前記平板を吊り下げるフックと、
前記平板に固定される支柱本体と、を備えていることを特徴とする
親綱支柱。
続きを表示（約 130 文字）【請求項２】
前記平板に固定されていて、前記平板と軸が直交する前記ナットを前記平板に沿って鉛直に移動可能とするガイドレールを備え、
前記平板は、通し穴として、前記ガイドレールに沿った長孔を有していることを特徴とする
請求項１に記載の親綱支柱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、親綱支柱に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
地盤を掘削して地下の工事を行う場合、Ｈ形鋼を用いて擁壁を作り、周りの土砂の崩壊を防止する。地下の工事を行う作業者は、墜落時の事故を防止するために、親綱に接続される安全帯を着用する。親綱は、擁壁を構成するＨ形鋼に設置された対の親綱支柱に架け渡される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０６６４９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
Ｈ形鋼に親綱支柱を設置する作業は、重量物である親綱支柱をＨ形鋼の側方において人手で支えながらＨ形鋼にボルトで固定する必要があるので、負担が大きかった。
【０００５】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、設置作業の負担を軽減する親綱支柱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明は、水平に配置された山留め用の鉄骨における鉛直に向いているフランジ（例えば、後述するフランジＦ）に面で接触させられ、前記フランジが有している通し穴を介して前記フランジにボルト（例えば、後述するボルトＢ１）及びナット（例えば、後述するナット１３）で固定される平板（例えば、後述する平板１０）と、前記平板に固定されていて、前記フランジの上端に引っ掛けられることで前記フランジに前記平板を吊り下げるフック（例えば、後述するフック１１）と、前記平板に固定される支柱本体（例えば、後述する支柱本体１５）と、を備えていることを特徴とする親綱支柱（例えば、後述する親綱支柱１）である。
【０００７】
本願発明によれば、鉄骨のフランジにフックで引っ掛けてからボルト及びナットで固定することができる。このため、重量物である親綱支柱を人手で支えながら固定する必要がなく、設置作業の負担を軽減することができる。
【０００８】
（２）本発明はまた、前記平板に固定されていて、前記平板と軸が直交する前記ナットを前記平板に沿って鉛直に移動可能とするガイドレール（例えば、後述するガイドレール１２）を備え、前記平板は、通し穴として、前記ガイドレールに沿った長孔（例えば、後述する長孔１０ａ）を有していることを特徴とする上記（１）に記載の親綱支柱である。
【０００９】
本発明によれば、フランジが有している通し穴に対応するようにナットをガイドレールに沿って移動させてからボルト及びナットで固定するので、容易に固定することができ、設置作業の負担を軽減することができる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の上記（１）及び（２）に記載の親綱支柱によれば、設置作業の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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