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公開番号
2025178270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025150842,2022552889
出願日
2025-09-11,2021-03-02
発明の名称
トランスデューサのフィードバック制御を有するエアロゾル発生装置
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
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個人
主分類
A24F
40/48 20200101AFI20251128BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】液体エアロゾル形成基体を使用するエアロゾル発生装置を提供する。
【解決手段】エアロゾル発生装置は、圧電トランスデューサ(10)を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、圧電トランスデューサに接続された、かつトランスデューサに振動電流を印加するように構成された駆動回路(12)を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、駆動回路に接続された、かつ圧電トランスデューサの共振挙動をモニターするように構成された制御回路(14)を備えてもよく、制御回路は、圧電トランスデューサの共振挙動に基づいて駆動回路の動作を制御するように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生装置であって、
圧電トランスデューサと、
前記圧電トランスデューサに接続された、かつ前記トランスデューサに振動電流を印加するように構成された駆動回路と、
前記駆動回路に接続された、かつ前記圧電トランスデューサの前記共振挙動をモニターするように構成された制御回路であって、前記圧電トランスデューサの共振挙動に基づいて前記駆動回路の動作を制御するように構成された、制御回路と、を備え、
前記圧電トランスデューサが、液体ポンプ内にトランスデューサ組立品の一部を形成し、かつ前記トランスデューサ組立品が、液体エアロゾル形成基体と接触するように構成された膜または表面を備え、前記トランスデューサ組立品が、前記膜または表面を振動させるように構成され、前記膜または表面の前記振動が、前記液体ポンプ内の隣接する液体弁を通して前記液体を強制する、エアロゾル発生装置。
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【請求項2】
前記振動電流が前記圧電トランスデューサの共振周波数と等しい周波数を有するように、前記制御回路が前記駆動回路の前記動作を制御するように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項3】
前記振動電流が前記圧電トランスデューサの共振周波数からずれた周波数を有するように、前記制御回路が前記駆動回路の前記動作を制御するように構成されている、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項4】
前記制御回路が、振動の異なるモードに対応する前記圧電トランスデューサの複数の共振周波数での前記圧電トランスデューサの前記共振挙動をモニターするように構成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項5】
前記制御回路が、前記圧電トランスデューサに送達された電流、または前記圧電トランスデューサのインピーダンスを測定することによって、前記圧電トランスデューサの前記共振挙動をモニターするように構成されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項6】
前記駆動回路および制御回路が位相ロックループ(PLL)を備える、請求項1~5のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項7】
前記圧電トランスデューサが、液体エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するように構成されたエアロゾル発生要素である、請求項1~6のいずれかに記載のエアロゾル発生装置。
【請求項8】
前記圧電トランスデューサが、穿孔されたプレートを備える、請求項7に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項9】
液体エアロゾル形成基体を含有する液体貯蔵部を備え、使用時に前記圧電トランスデューサが前記液体貯蔵部からの液体と接触する、請求項1~8のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
【請求項10】
前記液体が、異なる化合物の混合物を含む、請求項10に記載のエアロゾル発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体エアロゾル形成基体を使用するエアロゾル発生装置に関する。特に本開示は、液体エアロゾル形成基体を移動または霧化するために振動トランスデューサを使用するエアロゾル発生装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
エアロゾル発生装置の一つの実施例はeシガレットである。典型的にeシガレットにおいて、液体エアロゾル形成基体は、エアロゾルを発生するために加熱されて蒸気を発生する。しかしながら、振動トランスデューサを使用して液体エアロゾル発生装置から液滴を発生し、液滴がエアロゾルを形成する代替設計が提案されてきた。
【0003】
振動トランスデューサは、小型液体ポンプの基盤として使用されることができる。小型液体ポンプは、液体エアロゾル形成基体を貯蔵部からヒーターまたは振動トランスデューサなどの霧化要素に送達するために、eシガレットなどのエアロゾル発生装置内で使用されることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エアロゾルを発生するために、または装置内の液体を移動するために、エアロゾル発生装置で使用される任意の振動トランスデューサの効率を可能な限り最適化することが望ましいことになる。これは、典型的に電池駆動であり、また望ましくは可能な限り小さいが、ユーザーによる要求に応じて相当の量のエアロゾルを発生する必要がある、eシガレットなどの手持ち式エアロゾル発生装置において特に重要である。
【0005】
また、エアロゾル発生装置の出力および効率に影響を与える、あらゆる変化する動作条件を素早くかつ単純に検出することができることも望ましいことになる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によると、エアロゾル発生装置が提供されている。エアロゾル発生装置は、トランスデューサを備えてもよい。トランスデューサは、圧電トランスデューサであってもよい。エアロゾル発生装置は、トランスデューサに接続された、かつトランスデューサに振動電流を印加するように構成された駆動回路を備えてもよい。エアロゾル発生装置は、駆動回路に接続された、かつトランスデューサの共振挙動をモニターするように構成された制御回路を備えてもよく、制御回路は、トランスデューサの共振挙動に基づいて駆動回路の動作を制御するように構成されている。
【0007】
本明細書で使用される「共振挙動」は、振動入力信号に対する圧電トランスデューサの応答の任意の測定可能な態様を意味する。例えば、共振挙動は、共振周波数(複数可)、または共振周波数(複数可)の変化、応答の最大振幅もしくは最小振幅、最大もしくは最小入力インピーダンス、位相応答もしくは位相応答の変化であってもよい。
【0008】
トランスデューサの共振挙動は、入力インピーダンスまたは最大振幅応答の一つ以上の周波数など、一つ以上の測定可能なパラメータによって表されてもよい。
【0009】
圧電トランスデューサは、トランスデューサ組立品の一部であってもよい。トランスデューサ組立品は、装置内の液体エアロゾル形成基体と相互作用するように構成されてもよい。トランスデューサ組立品は、液体エアロゾル形成基体からエアロゾルを発生するように構成されてもよい。トランスデューサ組立品は、液体エアロゾル形成基体を移動するように構成されてもよい。
【0010】
一部の実施形態において、トランスデューサ組立品は、穿孔された膜またはメッシュを備える。トランスデューサは、穿孔された膜またはメッシュを一つ以上の周波数で振動させるように構成されてもよい。穿孔された膜またはメッシュの振動は、穿孔された膜またはメッシュを通して液体エアロゾル形成基体を強制してもよく、これは、液体エアロゾル形成基体の液滴を含むエアロゾルの形成をもたらす場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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