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公開番号
2025177984
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024085181
出願日
2024-05-24
発明の名称
断熱構造、及び断熱構造の製造方法
出願人
旭化成建材株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/80 20060101AFI20251128BHJP(建築物)
要約
【課題】外張り断熱層の厚みを厚くしながら、外張り断熱層の耐久性を向上させ得る断熱構造、及び断熱構造の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る断熱構造は、柱又は間柱と、前記柱又は間柱の屋外側に配置されるふかし材と、前記柱又は間柱、及び前記ふかし材によって支持されるサッシ枠と、前記柱又は間柱の屋外側に配置されるとともに前記ふかし材に近接する第1断熱層と、前記ふかし材及び前記第1断熱層の屋外側に配置される防水層と、前記防水層の屋外側に配置される第2断熱層と、を備え、前記防水層はほぼ平坦である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柱又は間柱と、
前記柱又は間柱の屋外側に配置されるふかし材と、
前記柱又は間柱、及び前記ふかし材によって支持されるサッシ枠と、
前記柱又は間柱の屋外側に配置されるとともに前記ふかし材に近接する第1断熱層と、
前記ふかし材及び前記第1断熱層の屋外側に配置される防水層と、
前記防水層の屋外側に配置される第2断熱層と、
を備え、
前記防水層はほぼ平坦である、
断熱構造。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1断熱層及び前記第2断熱層はそれぞれ、前記防水層の面外方向において、1枚の断熱パネルからなる、
請求項1に記載の断熱構造。
【請求項3】
前記第1断熱層又は前記第2断熱層は、発泡プラスチック断熱材を含む、
請求項1又は2に記載の断熱構造。
【請求項4】
柱又は間柱の屋外側にふかし材を取り付けるふかし材取付ステップと、
サッシ枠を前記ふかし材に取り付けるサッシ材取付ステップと、
第1断熱層を前記柱又は間柱の屋外側かつ前記ふかし材に近接させて取り付ける第1断熱層取付ステップと、
防水層を前記ふかし材及び前記第1断熱層の屋外側に取り付ける防水層取付ステップと、
第2断熱層を前記防水層の屋外側に取り付ける第2断熱層取付ステップと、
を含む、断熱構造の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱構造、及び断熱構造の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されるように、外壁において、断熱材が設けられ、開口部にサッシ枠が配置されている断熱構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-065300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1に記載された断熱構造において、外張り断熱層の厚みを厚くすると、窓枠の外側面よりも外張り断熱層の表面及び小口面が、外側に突き出ることがあった。この構成では、外張り断熱層が破損するおそれがあった。
【0005】
そこで本発明は、外張り断熱層の厚みを厚くしながら、外張り断熱層の耐久性を向上させ得る断熱構造、及び断熱構造の製造方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様としての断熱構造は、
(1)
柱又は間柱と、
前記柱又は間柱の屋外側に配置されるふかし材と、
前記柱又は間柱、及び前記ふかし材によって支持されるサッシ枠と、
前記柱又は間柱の屋外側に配置されるとともに前記ふかし材に近接する第1断熱層と、
前記ふかし材及び前記第1断熱層の屋外側に配置される防水層と、
前記防水層の屋外側に配置される第2断熱層と、
を備え、
前記防水層はほぼ平坦である、
断熱構造である。
【0007】
本発明の1つの実施形態としての断熱構造では、
(2)
前記第1断熱層及び前記第2断熱層はそれぞれ、前記防水層の面外方向において、1枚の断熱パネルからなる、上記(1)に記載の断熱構造、である。
【0008】
本発明の1つの実施形態としての断熱構造では、
(3)
前記第1断熱層又は前記第2断熱層は、発泡プラスチック断熱材を含む、上記(1)又は(2)に記載の断熱構造、である。
【0009】
本発明の第2の態様としての断熱構造の製造方法は、
(4)
柱又は間柱の屋外側にふかし材を取り付けるふかし材取付ステップと、
サッシ枠を前記ふかし材に取り付けるサッシ材取付ステップと、
第1断熱層を前記柱又は間柱の屋外側且つ前記ふかし材に近接させて取り付ける第1断熱層取付ステップと、
防水層を前記ふかし材及び前記第1断熱層の屋外側に取り付ける防水層取付ステップと、
第2断熱層を前記防水層の屋外側に取り付ける第2断熱層取付ステップと、
を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、外張り断熱層の厚みを厚くしながら、外張り断熱層の耐久性を向上させ得る断熱構造、及び断熱構造の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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