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公開番号
2025177162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083743
出願日
2024-05-23
発明の名称
容器
出願人
株式会社カインズ
,
三甲株式会社
代理人
個人
主分類
B65F
1/16 20060101AFI20251128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】蓋体を効率的に開閉可能とする容器を提供する。
【解決手段】容器1は、容器本体2の開口部を開口させる開位置と閉鎖する閉位置との間を回動変位可能かつ回動変位の中心となる第1中心軸36が開口部4の周縁部に沿って延在するようにして取付けられる第1蓋体8を備える。第1蓋体8は、当該第1蓋体8が閉位置にある場合に、開口部4の一部を開口させる蓋体開口部32を有する第1蓋体本体31と、第1蓋体本体31に対し、蓋体開口部32を開口させる開位置と閉鎖する閉位置との間を回動変位可能かつ回動変位の中心となる第2中心軸57が第1中心軸36に対して平行する方向に延在するようにして取付けられる第2蓋体51とを備える。第2蓋体51は、閉位置にある場合に第2中心軸57から第1中心軸36側に向けて延在するように構成され、閉位置から開位置とする場合には、第2中心軸57側とは反対側の部位を上方に向けて回動変位させる。
【選択図】 図12
特許請求の範囲
【請求項1】
上方に開口する開口部を有する略箱状の容器本体と、
前記容器本体に対し、前記開口部を開口させる開位置と、前記開口部を閉鎖する閉位置との間を回動変位可能、かつ、回動変位の中心となる第1中心軸が前記開口部の周縁部に沿って延在するようにして取付けられる第1蓋体とを備え、
前記第1蓋体は、
当該第1蓋体が前記閉位置にある場合に、前記開口部の一部を開口させる蓋体開口部を有する第1蓋体本体と、
前記第1蓋体本体に対し、前記蓋体開口部を開口させる開位置と、前記蓋体開口部を閉鎖する閉位置との間を回動変位可能、かつ、回動変位の中心となる第2中心軸が前記第1中心軸に対して平行する方向に延在するようにして取付けられる第2蓋体とを備え、
前記閉位置にある前記第2蓋体を前記開位置とする場合に前記第2蓋体のうち前記第2中心軸側とは反対側の部位を上方に向けて回動変位させる構成であって、
前記第2蓋体は、前記閉位置にある場合に前記第2中心軸から前記第1中心軸側に向けて延在するように構成され、
前記第1蓋体が前記開位置とされた第1開状態における前記開口部の開口面積が、前記第1蓋体が前記閉位置にあり、前記第2蓋体が前記開位置にある第2開状態における前記開口部の開口面積よりも大きいことを特徴とする容器。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第2中心軸は、前記第1中心軸の延在方向に対して直交する方向において前記第1蓋体を3等分したそれぞれの領域のうち中央の領域に配置され、
前記第2蓋体のうち前記第2中心軸側とは反対側の縁部は、前記第1中心軸の延在方向に対して直交する方向において前記第1蓋体を3等分したそれぞれの領域のうち前記第1中心軸が設けられた側の領域に配置されることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第2蓋体は、前記第2開状態において、前記容器本体の上辺部に対して上方に延びる姿勢で前記第1蓋体本体に対して当接して支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記第1蓋体本体は、前記第1蓋体の開閉に際して操作される第1操作部を備え、
前記第2蓋体は、前記第2蓋体の開閉に際して操作される第2操作部を備え、
前記第1操作部は、前記第1蓋体本体のうち前記第1中心軸が設けられた側とは反対側の部位に設けられ、
前記第2操作部は、前記第2蓋体が前記閉位置とされた場合に、前記第1蓋体本体のうち前記第1中心軸が設けられた側の部位に配置されるようにして設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
【請求項5】
前記第1操作部は、前記第1蓋体本体のうち前記第1中心軸が設けられた側の側辺部とは反対側の第1側辺部に対して隣接し、かつ、前記第1側辺部に対して交差する方向に延在する第2側辺部と、前記第1側辺部との境界部近傍位置において、前記第1側辺部及び前記第2側辺部のうち一方側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋体を備える容器に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ゴミ箱等として使用される容器として、上方に開口する箱状の容器本体と、容器本体の開口部を開閉可能とする一対の蓋体と、ペダルと、ペダルの操作に一対の蓋体を連動させて容器本体の開口部を開状態とさせる連動部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-85241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の容器は、容器に投入する物体(ゴミ)の大小や形状等に関わらず、容器本体の開口部を開状態とする場合には、必ず一対の蓋体が開位置へと変位して開口部の全体が開口する構成となっている。この点、容器に投入する物体の大きさ等に応じて蓋体を効率的に開閉させる構造が望まれている。
【0005】
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、蓋体を効率的に開閉可能とする容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.上方に開口する開口部を有する略箱状の容器本体と、
前記容器本体に対し、前記開口部を開口させる開位置と、前記開口部を閉鎖する閉位置との間を回動変位可能、かつ、回動変位の中心となる第1中心軸が前記開口部の周縁部に沿って延在するようにして取付けられる第1蓋体とを備え、
前記第1蓋体は、
当該第1蓋体が前記閉位置にある場合に、前記開口部の一部を開口させる蓋体開口部を有する第1蓋体本体と、
前記第1蓋体本体に対し、前記蓋体開口部を開口させる開位置と、前記蓋体開口部を閉鎖する閉位置との間を回動変位可能、かつ、回動変位の中心となる第2中心軸が前記第1中心軸に対して平行する方向に延在するようにして取付けられる第2蓋体とを備え、
前記閉位置にある前記第2蓋体を前記開位置とする場合に前記第2蓋体のうち前記第2中心軸側とは反対側の部位を上方に向けて回動変位させる構成であって、
前記第2蓋体は、前記閉位置にある場合に前記第2中心軸から前記第1中心軸側に向けて延在するように構成され、
前記第1蓋体が前記開位置とされた第1開状態における前記開口部の開口面積が、前記第1蓋体が前記閉位置にあり、前記第2蓋体が前記開位置にある第2開状態における前記開口部の開口面積よりも大きいことを特徴とする容器。
【0008】
手段1によれば、容器に投入する物体(ゴミ)の大小や形状等に応じて、当該物体の投入に適した(必要最低限となる)容器本体の開口部の開口形状(開口面積)を確保するために開位置とさせる蓋体(第2蓋体を含む第1蓋体の全体、又は、第2蓋体のみ)を選択し、選択した蓋体を開位置とすることができる。特に、第2蓋体は第1蓋体に設けられているため、第1蓋体を開位置とすることで第2蓋体も付随して変位し、開口部の全体が開口される。つまり、開口部の全体を開口させる場合、及び、開口部の一部を開口させる場合のどちらも、1つの蓋体を開位置とする操作だけで済むことから、開口部を開口させる際の作業性及び利便性の向上等を図ることができる。また、第2蓋体だけを開閉させる場合に、開口部の全体を一度に開閉させる場合に比べて、開口部の開口面積を小さく、かつ、蓋体の開閉にかかる時間(ひいては、物体の容器への投入にかかる時間)を比較的短くすることができる。さらに、蓋体の開閉に際して容器に収容されている物体に悪影響が生じる(例えば、蓋体の開閉に際して発生した風によって容器に収容されている比較的軽い物体が浮き上がってしまう)ことを抑制することができる。結果として、状況に応じて蓋体を選択的かつ効率的に開閉させて、所望の使用形態とすることができ、利便性の向上等を図ることができる。
【0009】
また、閉位置にある第2蓋体が第2中心軸から第1中心軸側に向けて延在するようにして設けられることで、第2蓋体の開閉の回動方向を第1蓋体の開閉の回動方向とは反対側とすることができる。つまり、例えば、閉位置にある第1蓋体を90度程度回動変位させて開位置とするまでの間に、第2蓋体は、第1蓋体の回動変位に付随して、第2蓋体のうち第2中心軸側が上側となるように回動変位することとなる。このため、例えば、閉位置にある第2蓋体が第2中心軸から第1中心軸側とは反対側に向けて延在する場合のように、第1蓋体を回動変位させた場合に、第2蓋体についても第1蓋体本体に対して開位置側に回動変位してしまい、かかる第2蓋体が閉位置へと戻る際に第1蓋体本体に接触して異音が発生してしまう等といった事態を抑止することができる。また、第2蓋体を閉位置で保持する(相対変位しないようにロックする)手段を設けなくても済み、構成の簡素化を図るとともに、第2蓋体の開閉に際しての操作性の向上等を図ることができる。
【0010】
手段2.前記第2中心軸は、前記第1中心軸の延在方向に対して直交する方向において前記第1蓋体を3等分したそれぞれの領域のうち中央の領域に配置され、
前記第2蓋体のうち前記第2中心軸側とは反対側の縁部は、前記第1中心軸の延在方向に対して直交する方向において前記第1蓋体を3等分したそれぞれの領域のうち前記第1中心軸が設けられた側の領域に配置されることを特徴とする手段1に記載の容器。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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