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公開番号
2025177153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083725
出願日
2024-05-23
発明の名称
衣料回収システム、衣料回収装置および衣料管理装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
D06F
95/00 20060101AFI20251128BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】
衣料回収量が増加しても、効率な衣料の繊維種の判別し、これに伴う衣料分別を実現する。
【解決手段】
衣料7を収集し収納する衣料回収装置2と、衣料回収装置2と接続し、収納された衣料7の管理を行う衣料管理装置1を有する衣料回収システムであって、前記衣料の光を検出する計測部23と、検出された衣料7の光の波長情報を取得する分光部22と、波長情報に基づき、衣料7の繊維種を判別する衣料判別部12と、波長情報を取得するための利用者8の操作を案内する案内情報を出力する出力部34と、利用者8が案内情報に応じた操作を行い、前記繊維種が判別された衣料7を収納する収納部28を有する衣料回収システムである。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
衣料を収集し収納する衣料回収装置と、前記衣料回収装置と接続し、収納された前記衣料の管理を行う衣料管理装置を有する衣料回収システムであって、
前記衣料の光を検出する計測部と、
検出された前記衣料の光の波長情報を取得する分光部と、
前記波長情報に基づき、前記衣料の繊維種を判別する衣料判別部と、
前記波長情報を取得するための利用者の操作を案内する案内情報を出力する案内部と、
前記利用者が前記案内情報に応じた操作を行い、前記繊維種が判別された衣料を収納する収納部を有する衣料回収システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の衣料回収システムにおいて、
さらに、前記繊維種に応じて、前記収納部への前記衣料の収納指示を作成する収納指示部を有し、
前記案内部は、前記収納指示を出力する衣料回収システム。
【請求項3】
請求項2に記載の衣料回収システムにおいて、
前記収納指示部は、前記繊維種に応じて、前記衣料の収納可否を判定し、
前記案内部は、前記衣料の収納可否を示す案内情報を出力する衣料回収システム。
【請求項4】
請求項3に記載の衣料回収システムにおいて、
さらに、前記収納指示部が収納可能と判定した場合、前記収納部に前記衣料を収納可能とするよう制御する制御部を有する衣料回収システム。
【請求項5】
請求項2に記載の衣料回収システムにおいて、
前記収納部は、繊維種ごとの複数の収納領域を有し、
前記収納指示部は、判別された前記繊維種に応じた収納領域への収納を指示する前記収納指示を作成する衣料回収システム。
【請求項6】
請求項1に記載の衣料回収システムにおいて、
さらに、
前記衣料を特定するための特定情報を取得する衣料特定情報取得部と、
前記特定情報および前記繊維種を対応付けて記憶する記憶する記憶部を有する衣料回収システム。
【請求項7】
請求項6に記載の衣料回収システムにおいて、
前記衣料特定情報取得部は、前記衣料を撮影し、当該衣料の画像情報を前記特定情報として取得する撮影部、もしくは、前記衣料に付された当該衣料の識別情報を前記特定情報として読み取る読取部である衣料回収システム。
【請求項8】
請求項6または7に記載の衣料回収システムにおいて、
前記記憶部は、前記衣料管理装置が有する衣料回収システム。
【請求項9】
請求項7に記載の衣料回収システムにおいて、
さらに、前記撮影部、前記案内部および前記衣料回収装置と通信する通信部を有する端末装置を有し、
前記端末装置は、前記衣料回収装置から前記波長情報を受け付け、
前記衣料判別部は、受け付けられた前記波長情報に基づき、前記衣料の繊維種を判別する衣料回収システム。
【請求項10】
請求項9に記載の衣料回収システムにおいて、
前記通信部は、前記衣料管理装置と接続し、前記波長情報を前記衣料管理装置に通知し、
前記衣料管理装置が有する前記衣料判別部が、前記波長情報に基づき、前記衣料の繊維種を判別する衣料管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣料を回収するための技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、衣料の大量廃棄問題があり,循環型社会を作る上では衣料を回収し,リユース(古着として売る)するか,もしくはリサイクル(繊維に戻したりウェスにしたりする)する必要がある。そのためには衣料を回収して選別する必要がある。
【0003】
このような課題に対応するために、特許文献1および2が提案されている。特許文献1には、廃棄織物製品から繊維を回収利用するための以下のようなシステムが記載されている。このシステムは、第1の消毒装置、前処理装置、織物分類装置、格納装置、繊維加工処理装置、及び前記繊維加工処理装置に取り付けられた第2の消毒装置を含み、第1の消毒装置、前処理装置、織物分類装置、格納装置及び繊維加工処理装置は、前記廃棄織物製品の輸送経路に沿って配置されている。
【0004】
また、特許文献2には、布状繊維廃棄物を近赤外分光光度計からなるプラスチック判別機を用いて,布状繊維廃棄物を構成する素材の種類を識別する、以下のような素材識別工程が記載されている。この素材識別工程は、布状繊維廃棄物を近赤外分光光度計からなるプラスチック判別機を用いて布状繊維廃棄物を構成する素材の種類を識別し、該布状繊維廃棄物中に含まれるセルロース含有繊維を10重量%以上含む繊維を特定して選別、除去し、残りの、セルロース含有繊維を10重量%以上含む繊維が選別、除去された繊維廃棄物を反毛化後、不織布に加工し、産業用資材である合成繊維不織布としてリサイクルする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-126806号公報
特開2009-191375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、衣料は、故繊維事業者により回収され、その目的に応じて分別される。例えば、古着として売るリユースもしくはウェスなどとしてリサイクルするかなどに分別される。このような分別を人手で行うと、衣料の回収量に応じて、工数、負担が過大となってしまう。
【0007】
また、回収した衣料をリサイクルする場合、衣料を完全循環させるにはケミカルリサイクルとの観点が重要である。ケミカルリサイクルは繊維種毎に方法が異なることから、繊維種の判定が必須であるが現状十分に実施されていない。繊維種の判定を行うための技術としては、近赤外分光,中赤外分光,ラマン分光法,テラヘルツ分光など分光による繊維判定が考えられる。但し、分光センサを人が扱って分別することは、分別作業の工数をさらに増やすことになってしまう。
【0008】
また、特許文献1および2に記載されたような衣料回収においては、その装置が大型化してしまうとの課題も存在する。装置が大型化してしまうと、開発や導入に、費用や時間が掛かってしまう。そこで、本発明では、分別作業の工数を抑止し、衣料回収装置の小型化を実現し、より効率的な衣料分別が可能となる衣料回収を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明では、衣料回収における利用者向けの案内を行う案内機能(ガイド機能)を設けた。
【0010】
より具体的には、衣料を収集し収納する衣料回収装置と、前記衣料回収装置と接続し、収納された前記衣料の管理を行う衣料管理装置を有する衣料回収システムであって、前記衣料の光を検出する計測部と、検出された前記衣料の光の波長情報を取得する分光部と、前記波長情報に基づき、前記衣料の繊維種を判別する衣料判別部と、前記波長情報を取得するための利用者の操作を案内する案内情報を出力する案内部と、前記利用者が前記案内情報に応じた操作を行い、前記繊維種が判別された衣料を収納する収納部を有する衣料回収システムである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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