特許ウォッチ

公開番号2025177094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083618
出願日2024-05-22
発明の名称時計
出願人シチズン時計株式会社
代理人弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類G04B 45/02 20060101AFI20251128BHJP(時計)
要約【課題】ゼネバ機構20を有する時計1において、当該時計1に対するユーザの興味を惹く。
【解決手段】時計1は、文字板10と、動力源から伝達される動力により回転する駆動車212と、駆動車212の回転に伴って間欠的に駆動される従動車222と、を含むゼネバ機構20と、を有し、駆動車212及び従動車222は、文字板10よりも視認側に配置されている。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
文字板と、
動力源から伝達される動力により回転する駆動車と、前記駆動車の回転に伴って間欠的に駆動される従動車と、を含むゼネバ機構と、
を有し、
前記駆動車及び前記従動車は、前記文字板よりも視認側に配置されている、
時計。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記駆動車は、前記従動車の従動歯に噛み合うことで前記従動車を駆動させる駆動歯を含み、
前記文字板には、前記駆動歯の回転軌跡に沿うように秒を示す目盛りが設けられている、
請求項１に記載の時計。
【請求項３】
前記駆動車及び前記従動車は、前記駆動歯が前記目盛りの０秒を指し示す位置から更に回転する際に、前記従動歯に対する前記駆動歯の噛み合いが解除されるように配置されている、
請求項２に記載の時計。
【請求項４】
前記駆動車及び前記従動車は、前記駆動歯が前記目盛りの４５秒を指し示す位置から０秒を指し示す位置に到達するまでの間において、前記従動歯に対する前記駆動歯の噛み合いが開始されるように配置されている、
請求項３に記載の時計。
【請求項５】
前記文字板には時分を示す時刻表示部が設けられており、
前記時刻表示部を指し示す時刻針を有し、
前記駆動車及び前記従動車の回転中心は、前記時刻針の回転中心と異なる位置に配置されている、
請求項１に記載の時計。
【請求項６】
前記駆動車は、前記文字板の中心位置と６時を示す時刻表示部を結ぶ線分上に配置されており、
前記従動車の回転中心は、前記文字板の中心位置と６時を示す時刻表示部を結ぶ線分と、前記文字板の中心位置と９時を示す時刻表示部を結ぶ線分との間の領域に配置されている、
請求項１に記載の時計。
【請求項７】
前記文字板のうち前記駆動車及び前記従動車と重なる部分は、その裏側をユーザに視認させない不透明の部材から成る、
請求項１～６のいずれか１項に記載の時計。
【請求項８】
前記駆動車には、前記駆動歯と同軸上で回転する秒針部材が設けられており、
前記文字板には、前記秒針部材の回転軌跡に沿うように秒を示す目盛りが設けられている、
請求項１に記載の時計。
【請求項９】
前記駆動車及び前記従動車は、前記秒針部材が前記目盛りの０秒を指し示す位置から更に回転する際に、前記従動歯に対する前記駆動歯の噛み合いが解除されるように配置されている、
請求項８に記載の時計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、時計に関する。
続きを表示（約 910 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、透明板を介してゼネバ機構を視認可能なスケルトン形コンソール時計が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第７２５２４０６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本出願の発明者らは、ゼネバ機構を有する時計において、当該時計に対するユーザの興味を惹くことを検討している。
【０００５】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ゼネバ機構を有する時計において、当該時計に対するユーザの興味を惹くことにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下の通りである。
【０００７】
（１）文字板と、動力源から伝達される動力により回転する駆動車と、前記駆動車の回転に伴って間欠的に駆動される従動車と、を含むゼネバ機構と、を有し、前記駆動車及び前記従動車は、前記文字板よりも視認側に配置されている、時計。
【０００８】
（２）（１）において、前記駆動車は、前記従動車の従動歯に噛み合うことで前記従動車を駆動させる駆動歯を含み、前記文字板には、前記駆動歯の回転軌跡に沿うように秒を示す目盛りが設けられている、時計。
【０００９】
（３）（２）において、前記駆動車及び前記従動車は、前記駆動歯が前記目盛りの０秒を指し示す位置から更に回転する際に、前記従動歯に対する前記駆動歯の噛み合いが解除されるように配置されている、時計。
【００１０】
（４）（１）～（３）のいずれかにおいて、前記駆動車及び前記従動車は、前記駆動歯が前記目盛りの４５秒を指し示す位置から０秒を指し示す位置に到達するまでの間において、前記従動歯に対する前記駆動歯の噛み合いが開始されるように配置されている、時計。
（【００１１】以降は省略されています）

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