TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025176900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083285
出願日
2024-05-22
発明の名称
モータ装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
1/22 20060101AFI20251128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組み立て時にバリが発生することを抑制して、その後のバリ取り作業等を不要にする。
【解決手段】回転軸32は、回転軸32の軸方向に向けて外径が一定となった円柱部33aと、円柱部33aの軸方向一側に設けられ、円柱部33aから離れるに連れて外径が徐々に小径となったテーパ部33bと、円柱部33aとテーパ部33bとの間に設けられる円弧状接続部33cと、を備え、円弧状接続部33cは、回転軸32を半径方向外側から見たときに、円柱部33aの外周面とテーパ部33bの外周面とを円弧面で接続しており、ホルダ部材61は、円柱部33aが圧入される筒状本体部61aと、筒状本体部61aの軸方向一側に設けられ、回転軸32の半径方向において円弧状接続部33cとの間に隙間SPを形成する隙間形成筒部61bと、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸と、
前記回転軸に固定される固定部品と、
を有するモータ装置であって、
前記回転軸は、
前記回転軸の軸方向に向けて外径が一定となったストレート部と、
前記ストレート部の軸方向一側に設けられ、前記ストレート部から離れるに連れて外径が徐々に小径となったテーパ部と、
前記ストレート部と前記テーパ部との間に設けられる接続部と、
を備え、
前記接続部は、
前記回転軸を半径方向外側から見たときに、前記ストレート部の外周面と前記テーパ部の外周面とを円弧面で接続しており、
前記固定部品は、
前記ストレート部が圧入される圧入筒部と、
前記圧入筒部の軸方向一側に設けられ、前記回転軸の半径方向において前記接続部との間に隙間を形成する隙間形成筒部と、
を有する、
モータ装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記回転軸は、前記固定部品の硬度よりも高い硬度を備える、
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項3】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記圧入筒部の軸方向端部には、前記ストレート部の前記圧入筒部への装着を案内する装着案内用テーパ面が設けられている、
モータ装置。
【請求項4】
前記装着案内用テーパ面は、前記回転軸の軸線に対する鋭角側の角度が45度以下となっている、
請求項3に記載のモータ装置。
【請求項5】
前記固定部品は、前記回転軸の回転状態を検出するために用いられるセンサマグネットを保持するホルダ部材である、
請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のモータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転軸と、当該回転軸に固定される固定部品と、を有するモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、軸受部材装着部と、当該軸受部材装着部よりも小径となった案内小径部と、を備えたアーマチュア軸を備え、かつボールベアリングのインナーレースを、軸受部材装着部に圧入により固定したワイパモータが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-185663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術では、ボールベアリングを軸受部材装着部に固定する際に、ボールベアリングを形成するインナーレースに案内小径部を挿通し、その後、案内小径部と軸受部材装着部との間の段差を介して軸受部材装着部を圧入している。
【0005】
したがって、アーマチュア軸の軸受部材装着部を、ボールベアリングのインナーレースに差し込む際に、アーマチュア軸の圧入荷重が急激に大きくなる。これにより、軸受部材装着部と段差との間に配置される角部が削れたり、インナーレースの内壁が削れたりして、所謂「バリ(削り屑)」が発生する虞があった。
【0006】
本発明の目的は、組み立て時にバリが発生することを抑制して、その後のバリ取り作業等を不要にすることが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
モータ装置の一態様では、回転軸と、前記回転軸に固定される固定部品と、を有するモータ装置であって、前記回転軸は、前記回転軸の軸方向に向けて外径が一定となったストレート部と、前記ストレート部の軸方向一側に設けられ、前記ストレート部から離れるに連れて外径が徐々に小径となったテーパ部と、前記ストレート部と前記テーパ部との間に設けられる接続部と、を備え、前記接続部は、前記回転軸を半径方向外側から見たときに、前記ストレート部の外周面と前記テーパ部の外周面とを円弧面で接続しており、前記固定部品は、前記ストレート部が圧入される圧入筒部と、前記圧入筒部の軸方向一側に設けられ、前記回転軸の半径方向において前記接続部との間に隙間を形成する隙間形成筒部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、組み立て時にバリが発生することを抑制して、その後のバリ取り作業等を不要にすることが可能なモータ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータ装置をブラケット側から見た斜視図である。
モータ装置をケース側から見た斜視図である。
モータ装置の内部構造を示す断面図である。
図3のロータのみを示す断面図である。
回転軸を単体で示す斜視図である。
マグネットユニットをロータ本体側から見た斜視図である。
マグネットユニットをピニオンギヤ部側から見た斜視図である。
マグネットユニットの回転軸への固定構造を示す拡大断面図である。
[部品セット工程]を示す組み立て説明図である。
[回転軸移動工程]を示す組み立て説明図である。
[圧入工程]を示す組み立て説明図である。
本実施形態の組み付け状態を説明する図である。
比較例を示す図8に対応した図である。
比較例の組み付け状態を説明する図である。
変形例を示す図8に対応した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社ミツバ
ウォーム
18日前
株式会社ミツバ
回転電機
1か月前
株式会社ミツバ
回転電機
1か月前
株式会社ミツバ
モータ装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ装置
1か月前
株式会社ミツバ
モータ装置、ワイパー装置、及びモータ制御方法
1か月前
個人
高圧電気機器の開閉器
19日前
個人
電気を重力で発電装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
モータ
1か月前
キヤノン電子株式会社
モータ
1か月前
コーセル株式会社
電源装置
1か月前
日星電気株式会社
ケーブル組立体
1か月前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1か月前
株式会社アイドゥス企画
減反モータ
19日前
株式会社デンソー
端子台
12日前
株式会社デンソー
回転電機
3日前
個人
二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
1か月前
株式会社ダイヘン
送配電装置
3日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
株式会社デンソー
電力変換装置
1か月前
株式会社不二越
空冷式油圧装置
3日前
本田技研工業株式会社
回転電機
5日前
富士電機株式会社
電力変換装置
3日前
ローム株式会社
半導体集積回路
10日前
株式会社TMEIC
制御装置
11日前
株式会社日立製作所
回転電機
10日前
矢崎総業株式会社
給電装置
11日前
株式会社デンソー
非接触受電装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
固定子の加熱装置
1か月前
矢崎総業株式会社
電源回路
18日前
トヨタ自動車株式会社
ステータの製造装置
1か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
26日前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
26日前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
26日前
大和ハウス工業株式会社
敷設用機器
11日前
山洋電気株式会社
モータ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る