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公開番号2025176366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082462
出願日2024-05-21
発明の名称岩石推定システム、学習装置、岩石推定方法、学習モデル生成方法、および端末装置
出願人学校法人 関西大学
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類E21D 9/00 20060101AFI20251127BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】従来とは異なる方法により岩石の特性を推定できる岩石推定システムを提供する。
【解決手段】岩石推定システム(100,100A)は、岩石の触覚的情報を取得する取得部(50)と、前記触覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する推定部(60)と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
岩石の触覚的情報を取得する取得部と、
前記触覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する推定部と、を備える岩石推定システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記岩石の視覚的情報をさらに取得し、
前記推定部は、前記触覚的情報と前記視覚的情報とに基づき前記岩石の特性を推定する、請求項1に記載の岩石推定システム。
【請求項3】
前記推定部は、前記岩石の特性として、前記岩石の種類を推定する、請求項1または2に記載の岩石推定システム。
【請求項4】
前記推定された岩石の種類あるいは前記岩石の種類の推定率を表示する表示部をさらに備える、請求項3に記載の岩石推定システム。
【請求項5】
前記推定部は、前記岩石の特性として、前記岩石の状態を推定する、請求項1または2に記載の岩石推定システム。
【請求項6】
前記触覚的情報は、前記岩石の表面を接触体でなぞっている間の前記接触体の振動を示す情報を含む、請求項1または2に記載の岩石推定システム。
【請求項7】
前記取得部は、前記岩石の表面をなぞっている間の前記接触体を前記岩石に押し付ける押圧力をさらに取得し、
前記推定部は、前記押圧力に基づいて補正された前記触覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する、請求項6に記載の岩石推定システム。
【請求項8】
岩石の触覚的情報を入力として前記岩石の特性を示す情報を出力とした教師データを用いて、学習モデルを生成する学習装置。
【請求項9】
岩石の触覚的情報を取得する取得ステップと、
前記触覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する推定ステップと、を含む岩石推定方法。
【請求項10】
前記取得ステップでは、前記岩石の視覚的情報をさらに取得し、
前記推定ステップでは、前記触覚的情報と前記視覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する、請求項9に記載の岩石推定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、岩石推定システム、学習装置、岩石推定方法、学習モデル生成方法、および端末装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、視覚的情報に基づいて岩石の特性を推定する技術が知られている。例えば、スマートフォンのカメラで得られた岩石の画像データから当該岩石の種類を推定するアプリケーションが知られている。特許文献1には、トンネル切羽の状態を画像撮像または温度検出を通して評価する技術が開示されている。また、聴覚的情報(例えば打診による音)に基づいて岩石の特性を推定する技術も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7304781号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、視覚的情報および聴覚的情報では、岩石の特性を十分に評価できない可能性がある。視覚的情報は、撮影時の環境などに影響されるため、岩石の特性を評価するための十分な情報とは言えない場合が多い。また、聴覚的情報である音は一過性であるため、データとしての取り扱いが困難である。
【0005】
本発明の一態様は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、従来とは異なる方法により岩石の特性を推定できる岩石推定システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る岩石推定システムは、岩石の触覚的情報を取得する取得部と、前記触覚的情報に基づき前記岩石の特性を推定する推定部と、を備える。
【0007】
本発明の態様2に係る岩石推定システムでは、上記態様1において、前記取得部は、前記岩石の視覚的情報をさらに取得し、前記推定部は、前記触覚的情報と前記視覚的情報とに基づき前記岩石の特性を推定してもよい。
【0008】
本発明の態様3に係る岩石推定システムでは、上記態様1または2において、前記推定部は、前記岩石の特性として、前記岩石の種類を推定してもよい。
【0009】
本発明の態様4に係る岩石推定システムは、上記態様1から3において、前記推定された岩石の種類あるいは前記岩石の種類の推定率を表示する表示部をさらに備えてもよい。
【0010】
本発明の態様5に係る岩石推定システムでは、上記態様1から4において、前記推定部は、前記岩石の特性として、前記岩石の状態を推定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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