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公開番号2025174961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2025113283,2021573441
出願日2025-07-03,2020-06-18
発明の名称筋ジストロフィーを治療する方法
出願人サレプタ セラピューティクス, インコーポレイテッド
代理人個人,個人
主分類A61K 31/711 20060101AFI20251120BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】筋ジストロフィーを治療する方法の提供。
【解決手段】約80~約300mg/kgアンチセンスオリゴマー、またはその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することによる、筋ジストロフィーを治療する方法が記載される。一実施形態では、組成物は、既存の治療方法で生じるより低い頻度で投与される。デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、重篤な、進行性に衰弱する、最終的に致死性のX連鎖神経筋疾患である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2019年6月19日に出願された米国仮特許出願第62/863,456号の利益を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
EFS-WEBを介して電子的に提出された配列表への言及
【0003】
電子的に提出された配列表(名称:4140_032PC01_Seqlisting_ST25;サイズ:12,950バイトおよび作成日:2020年6月17日)の内容は、その全体が参照により本明細書に取り込まれる。
【0004】
本開示は、ヒト対象における筋ジストロフィーを治療する方法に関する。
【背景技術】
【0005】
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、重篤な、進行性に衰弱する、最終的に致死性のX連鎖神経筋疾患である。DMDは、細胞外基質の筋線維の細胞骨格アクチンを結合するタンパク質複合体の決定的に重要な部分である、ジストロフィンの欠如をもたらす、機能性ジストロフィンタンパク質の不存在、またはほぼ不存在によって特徴付けられるジストロフィン遺伝子の変異によって引き起こされる。ジストロフィンの不存在下で、DMDを有する患者は、予測可能な疾患経過をたどる。罹患した患者、典型的には男児は、生後数年で筋力低下を発症し、小児期に歩行能力を失い、通常、10代後半に呼吸補助を必要とする。機能性能力の喪失は、自立の喪失および介護者の負担の増加につながる。一度失われると、これらの能力は、回復することができない。グルココルチコイドの使用などの、標準治療の改善にもかかわらず、DMDは、最終的に致死性の疾患であり、患者は、20代半ばから後半に呼吸不全または心不全で死亡する。
【0006】
DMDにおける筋肉組織および機能の進行性の喪失は、筋細胞の構造および機能において重要な役割を果たすタンパク質である機能性ジストロフィンの不存在またはほぼ不存在によって引き起こされる。DMDの治療の可能性のある治療アプローチは、軽度のジストロフィン異常症であるベッカー型筋ジストロフィー(BMD)によって示唆される。両方のジストロフィン異常症は、DMD遺伝子の変異によって引き起こされる。DMDにおいて、「アウトオブフレーム」変異として言及される、プレmRNA読み枠を破壊する変異は、機能性ジストロフィンの産生を妨げる。BMDにおいて、「インフレーム」変異は、読み枠を破壊せず、内部で短縮された機能性ジストロフィンタンパク質の産生をもたらす。
【0007】
これらの「アウトオブフレーム」変異を回復させる重要なアプローチは、アンチセンスオリゴヌクレオチドを利用して、DMD遺伝子(ジストロフィン遺伝子)の分子変異を除外するか、またはスキップすることである。DMDまたはジストロフィン遺伝子は、ヒトの体内で最大の遺伝子の一つであり、79のエクソンからなる。アンチセンスオリゴヌクレオチド(AON)は、DMD遺伝子の変異のスキッピングを誘導するために、プレmRNA、典型的には、エクソンの特定の領域を標的とし、それにより、これらのアウトオブフレーム変異をインフレームで回復させて、内部で短縮されたが機能性ジストロフィンタンパク質の産生を可能にするように特別に設計されている。
【0008】
Exondys 51(登録商標)(エテプリルセン)は、エクソン51スキッピングが、読み枠を回復させ、ジストロフィンタンパク質の機能性短縮形態を産生するのに適している、DMDを有する患者においてヒトジストロフィン遺伝子のエクソン51をスキップするよう設計されたホスホロジアミデートモルホリノオリゴマー(PMO)である。米国食品医薬品局(FDA)は、2016年に、エクソン51スキッピングに適しているDMD遺伝子の確認された変異を有する患者におけるデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の治療のためのEXONDYS 51(登録商標)(エテプリルセン、配列番号1)を承認した。EXONDYS 51(登録商標)の推奨用量は、35~60分間の静脈内注入として週1回投与される30mg/kgである。
【0009】
しかしながら、患者においてDMDおよびBMDなどの筋ジストロフィーを治療する改善された方法が依然として必要である。
【発明の概要】
【0010】
本開示は、ヒト対象に、アンチセンスオリゴマー(例えば、エテプリルセン)、またはその医薬的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含む、エクソンスキッピングに適しているDMD遺伝子の変異を有するヒト対象におけるDMDを治療する方法を提供し、アンチセンスオリゴマー、またはその医薬的に許容される塩は、約80~約300mg/kgの用量で投与される。方法の一実施形態では、エテプリルセン、ゴロディルセン、またはカシメルセンは、約80~約300mg/kgの用量で投与される。方法の一実施形態では、エテプリルセンは、約80~約300mg/kgの用量で投与される。方法の一実施形態では、ゴロディルセンは、約80~約300mg/kgの用量で投与される。方法の一実施形態では、カシメルセンは、約80~約300mg/kgの用量で投与される。
(【0011】以降は省略されています)

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