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公開番号2025174959
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2025101189,2024080417
出願日2025-06-17,2024-05-16
発明の名称マッチング装置、マッチングシステムおよびマッチングプログラム
出願人株式会社WORKPASS
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251120BHJP(計算;計数)
要約【課題】求人者と求職者との間のミスマッチをなくし、求人者と求職者との相互理解を深め、求人者と求職者とをマッチングさせるマッチング装置を提供すること。
【解決手段】求人者と、求職者とをマッチングするために用いられるマッチング装置が提供される。求人者と求職者とを正式にマッチングさせる本マッチングの意思決定情報を提供する情報提供手段と、求人者から求人者の意思決定を示す第1の意思決定情報と、求職者から求職者の意思決定を示す第2の意思決定情報とを取得する情報取得手段と、求人者の第1の意思決定情報と、求職者の第2の意思決定情報とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて、本マッチングを決定する本マッチング決定手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
求人者と、求職者とをマッチングするために用いられるマッチング装置であって、
前記求人者と前記求職者とを正式にマッチングさせる本マッチングの意思決定情報を提供する情報提供手段と、
前記求人者から前記求人者の意思決定を示す第１の意思決定情報と、前記求職者から前記求職者の意思決定を示す第２の意思決定情報とを取得する情報取得手段と、
前記求人者の前記第１の意思決定情報と、前記求職者の前記第２の意思決定情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記本マッチングを決定する本マッチング決定手段と、を有することを特徴とするマッチング装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記求職者が前記求人者に体験入社をするために、前記求人者と、前記求職者とを仮マッチングさせる仮マッチング手段をさらに有する請求項１に記載のマッチング装置。
【請求項３】
前記情報提供手段は、前記体験入社が終了した後、前記意思決定情報を前記求人者および前記求職者に提供する請求項２に記載のマッチング装置。
【請求項４】
前記仮マッチング手段は、前記求人者の求人者情報および前記求職者の求職者情報を含む仮マッチング情報を前記求人者および前記求職者に提供し、
前記情報提供手段は、前記情報取得手段が前記求人者または前記求職者から前記仮マッチング情報を取得した後、前記求人者および前記求職者に前記意思決定情報を提供する請求項３に記載のマッチング装置。
【請求項５】
前記意思決定情報は、ＷＯＲＫ、ＲＥＴＲＹ、およびＰＡＳＳの文字情報を含む請求項１に記載のマッチング装置。
【請求項６】
前記本マッチング決定手段は、前記第１の意思決定情報が前記ＷＯＲＫであり、前記第２の意思決定情報が前記ＷＯＲＫである場合、前記求人者と前記求職者との前記本マッチングを決定する請求項５に記載のマッチング装置。
【請求項７】
前記本マッチング決定手段は、前記第１の意思決定情報および／または前記第２の意思決定情報が前記ＲＥＴＲＹである場合、前記求人者と前記求職者との仮マッチングの継続を決定する請求項５に記載のマッチング装置。
【請求項８】
前記本マッチング決定手段は、前記第１の意思決定情報および前記第２の意思決定情報のいずれか一方が前記ＰＡＳＳである場合、前記求人者と前記求職者との前記本マッチングの不成立を決定する請求項５に記載のマッチング装置。
【請求項９】
前記情報提供手段は、前記求人者および前記求職者を評価するための評価項目情報を前記求人者および前記求職者に提供し、
前記求人者の前記求職者に対する評価情報と、前記求職者の前記求人者に対する評価情報とを取得し、前記求人者および前記求職者を評価する評価手段をさらに有する請求項１に記載のマッチング装置。
【請求項１０】
求人者と、求職者とをマッチングするために用いられ、マッチング装置と、前記求人者および前記求職者の端末装置とを含むマッチングシステムであって、
前記マッチング装置は、
前記求人者と前記求職者とを正式にマッチングさせる本マッチングの意思決定情報を前記端末装置に提供する情報提供手段と、
前記端末装置から、前記求人者の意思決定を示す第１の意思決定情報と、前記求職者の意思決定を示す第２の意思決定情報とを取得する情報取得手段と、
前記求人者の前記第１の意思決定情報と、前記求職者の前記第２の意思決定情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記本マッチングを決定する本マッチング決定手段と、を有することを特徴とするマッチングシステム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、マッチング装置、マッチングシステムおよびマッチングプログラムに関し、特に、仮マッチングした後に、本マッチングをするか否かを決定するマッチング装置、マッチングシステムおよびマッチングプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
企業が人材の採用活動を行う場合、求人募集、書類選考や面接などを行って、求職者を採用する。しかしながら、この採用活動には多大な時間と費用がかかるうえ、企業の特色を求職者に十分説明できていない。そのため、企業（求人者）と求職者とのミスマッチにより、当該求職者が想定していた人材とは異なるという事態が生じることがある。これは、採用活動における企業と求職者との間の相互理解に必要な時間が少ないことによるものと考えられている。
【０００３】
一方、求職者が就職活動を行う場合、インターネットや就職相談会などを利用して、企業と接触している。しかしながら、この就職活動には多大な時間と労力がかかるうえ、企業の表面上の情報しか入手することができない。そのため、企業と求職者とのミスマッチにより、約４０％以上の求職者が１月以内の早期に退職する事態が生じている。これは、採用活動における企業と求職者との間の相互理解に必要な時間が少ないことによるものと考えられている。
【０００４】
ところで、近年、日雇い労働や時間労働などを行うために、求職者と求人者との間で簡単に労働を開始することができるサービスが提供されている（例えば、特許文献１）。しかしながら、この特許文献は、求職者と求人者とをマッチングすることはできるが、上述した求人者と求職者との間のミスマッチの問題を解決できていない。そこで、この問題を改善するサービスが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特許第６６６７９１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明の目的は、求人者と求職者との間のミスマッチをなくし、求人者と求職者との相互理解を深め、求人者と求職者とをマッチングさせるマッチング装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、このマッチング装置を含むマッチングシステムおよびマッチングを行うためのマッチングプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
このような目的は、下記（１）～（１１）の本発明により達成される。
（１）求人者と、求職者とをマッチングするために用いられるマッチング装置であって、
前記求人者と前記求職者とを正式にマッチングさせる本マッチングの意思決定情報を提供する情報提供手段と、
前記求人者から前記求人者の意思決定を示す第１の意思決定情報と、前記求職者から前記求職者の意思決定を示す第２の意思決定情報とを取得する情報取得手段と、
前記求人者の前記第１の意思決定情報と、前記求職者の前記第２の意思決定情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記本マッチングを決定する本マッチング決定手段と、を有することを特徴とするマッチング装置。
【０００８】
（２）前記求職者が前記求人者に体験入社をするために、前記求人者と、前記求職者とを仮マッチングさせる仮マッチング手段をさらに有する上記（１）に記載のマッチング装置。
【０００９】
（３）前記情報提供手段は、前記体験入社が終了した後、前記意思決定情報を前記求人者および前記求職者に提供する上記（２）に記載のマッチング装置。
【００１０】
（４）前記仮マッチング手段は、前記求人者の求人者情報および前記求職者の求職者情報を含む仮マッチング情報を前記求人者および前記求職者に提供し、
前記情報提供手段は、前記情報取得手段が前記求人者または前記求職者から前記仮マッチング情報を取得した後、前記求人者および前記求職者に前記意思決定情報を提供する上記（３）に記載のマッチング装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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