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公開番号2025174586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024081057
出願日2024-05-17
発明の名称クラッタ抑制装置及びクラッタ抑制プログラム
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01S 7/32 20060101AFI20251120BHJP(測定;試験)
要約【課題】本開示は、レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識するにあたり、スイープデータについてのクラッタ抑制処理のパラメータを、熟練の感覚の有無によらず手動ツマミを用いず完全自動で設定することを目的とする。
【解決手段】本開示は、レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識するクラッタ抑制装置2であって、「クラッタ抑制前」のスイープデータについて、レーダー送受信装置1の位置を起点とするクラッタの「分布長さ」が長い/短いほど、クラッタ抑制効果がそれぞれ高く/低くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを設定するパラメータ設定部21と、「クラッタ抑制前」のスイープデータについて、パラメータ設定部21が設定したクラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制し、物標を認識するクラッタ抑制部22と、を備えることを特徴とするクラッタ抑制装置2である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識するクラッタ抑制装置であって、
クラッタ抑制前のスイープデータについて、前記レーダーの位置を起点とするクラッタの分布長さが長い/短いほど、クラッタ抑制効果がそれぞれ高く/低くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを設定するパラメータ設定部と、
クラッタ抑制前のスイープデータについて、前記パラメータ設定部が設定したクラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制するクラッタ抑制部と、
を備えることを特徴とするクラッタ抑制装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記パラメータ設定部は、クラッタ抑制前の各方向毎のスイープデータについて、各スイープ方向毎のクラッタ抑制処理のパラメータを設定し、
前記クラッタ抑制部は、クラッタ抑制前の各方向毎のスイープデータについて、各スイープ方向毎のクラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制する
ことを特徴とする、請求項1に記載のクラッタ抑制装置。
【請求項3】
前記パラメータ設定部は、前記レーダーの運用の常時において、第1系統のクラッタ抑制前のスイープデータについて、クラッタ抑制処理のパラメータを設定し、
前記クラッタ抑制部は、前記レーダーの運用の常時において、前記第1系統のクラッタ抑制前のスイープデータと別個の、第2系統のクラッタ抑制前のスイープデータについて、クラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクラッタ抑制装置。
【請求項4】
前記パラメータ設定部は、前記レーダーの運用の初期において、第1系統のクラッタ抑制前のスイープデータについて、クラッタ抑制処理のパラメータを設定し、
前記クラッタ抑制部は、前記レーダーの運用の常時において、前記第1系統のクラッタ抑制前のスイープデータについて、前記レーダーの運用の初期において設定されたパラメータと同一の、クラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクラッタ抑制装置。
【請求項5】
前記パラメータ設定部は、クラッタ抑制前のスイープデータについて、クラッタ抑制処理のパラメータとして、注目セルの周辺の参照セルのうちの何番目の強度を抽出するか、当該強度への乗算係数、及び、当該強度と当該係数との乗算値に対する上限値を設定し、
前記クラッタ抑制部は、(1)前記乗算値が前記上限値と比べて大きいときに、前記注目セルが有する強度が前記上限値と比べて大きい/小さいならば、前記注目セルが有する強度をそのまま維持し/クラッタとして抑制し、(2)前記乗算値が前記上限値と比べて小さいときに、前記注目セルが有する強度が前記乗算値と比べて大きい/小さいならば、前記注目セルが有する強度をそのまま維持する/クラッタとして抑制する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクラッタ抑制装置。
【請求項6】
前記パラメータ設定部は、クラッタ抑制前のスイープデータについて、クラッタ抑制処理のパラメータとして、注目セルの周辺の参照セルが有する強度の平均値へのオフセット値、及び、前記平均値と前記オフセット値との加算値への乗算係数を設定し、
前記クラッタ抑制部は、(1)前記注目セルが有する強度が、前記加算値と前記乗算係数との乗算値と比べて大きいときに、前記注目セルが有する強度をそのまま維持し、(2)前記注目セルが有する強度が、前記加算値と前記乗算係数との前記乗算値と比べて小さいときに、前記注目セルが有する強度をクラッタとして抑制する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のクラッタ抑制装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のクラッタ抑制装置が備える各処理部が実行する各処理ステップを、順にコンピュータに実行させるためのクラッタ抑制プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
船舶又は航空機等に搭載されるレーダーを用いて、海面クラッタ又は雨雪クラッタ等のクラッタを抑制し、船舶又は航空機等の物標を認識する技術が、特許文献1等に開示されている。特許文献1では、OS-CFAR(Order Statistic-Constant False Alarm Rate)又はCA-CFAR(Cell-Averaging-Constant False Alarm Rate)を実行する。
【0003】
ここで、海面の波が高い又は雨雪が強い状況では、クラッタ抑制効果が高くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを自動で設定し、クラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制し、物標を認識する。一方で、海面の波が低い又は雨雪が弱い状況では、クラッタ抑制効果が低くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを自動で設定し、クラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制し、物標を認識する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-170287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術のクラッタ抑制処理の課題を図1に示す。図1において、レーダー映像Rについて、スイープ方向によらないクラッタ抑制処理のパラメータを自動で設定する。
【0006】
すると、図1の左欄において、海面の波が高い又は雨雪が強い状況では、あるスイープ方向のクラッタ抑制効果が低くなり過ぎて、クラッタの消え残りが生じることがある。一方で、図1の右欄において、海面の波が低い又は雨雪が弱い状況では、あるスイープ方向のクラッタ抑制効果が高くなり過ぎて、物標の消え過ぎが生じることがある。
【0007】
よって、レーダー映像Rについて、各スイープ方向毎のクラッタ抑制処理のパラメータを、熟練の感覚をもって手動ツマミを用いて半自動で設定する必要があり、熟練の感覚がなければ手動ツマミを用いて半自動で設定することは難しく、いずれにしても完全自動で設定することができない。
【0008】
そこで、前記課題を解決するために、本開示は、レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識するにあたり、スイープデータについてのクラッタ抑制処理のパラメータを、熟練の感覚の有無によらず手動ツマミを用いず完全自動で設定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、海面の波が高い/低い又は雨雪が強い/弱い状況では、「クラッタ抑制前」のスイープデータについて、クラッタの「分布長さ」がそれぞれ長い/短いことに着目した。そこで、「クラッタ抑制前」のスイープデータについて、クラッタの「分布長さ」が長い/短いほど、クラッタ抑制効果がそれぞれ高く/低くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを設定し、クラッタを抑制し、物標を認識する。
【0010】
具体的には、本開示は、レーダーを用いて、クラッタを抑制し、物標を認識するクラッタ抑制装置であって、クラッタ抑制前のスイープデータについて、前記レーダーの位置を起点とするクラッタの分布長さが長い/短いほど、クラッタ抑制効果がそれぞれ高く/低くなるように、クラッタ抑制処理のパラメータを設定するパラメータ設定部と、クラッタ抑制前のスイープデータについて、前記パラメータ設定部が設定したクラッタ抑制処理のパラメータに基づいて、クラッタを抑制するクラッタ抑制部と、を備えることを特徴とするクラッタ抑制装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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