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公開番号2025173822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079617
出願日2024-05-15
発明の名称2アーム式オートテンショナ用ストッパ、それを備えた2アーム式オートテンショナ、及び2アーム式オートテンショナ用ストッパの成形方法
出願人バンドー化学株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F16H 7/12 20060101AFI20251120BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】2アーム式オートテンショナにおける、運転モード切替時の衝突音を低減すると共に、耐久性を向上させる。
【解決手段】2アーム式オートテンショナにおける、一対のアーム及びテンショナ本体の少なくとも一方のストッパ収容凹部に嵌め込まれ、前記一対のアーム及び前記テンショナ本体の他方に衝突して前記アームの挙動を止めるアーム式オートテンショナ用ストッパは、熱可塑性樹脂成分又は熱硬化性樹脂成分よりなる連続相とゴム成分よりなる分散相とを備える海島構造を形成している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
2アーム式オートテンショナにおける、一対のアーム及びテンショナ本体の少なくとも一方のストッパ収容凹部に嵌め込まれ、前記一対のアーム及び前記テンショナ本体の他方に衝突して前記アームの挙動を止める2アーム式オートテンショナ用ストッパであって、
熱可塑性樹脂成分又は熱硬化性樹脂成分よりなる連続相とゴム成分よりなる分散相とを備える海島構造を形成している
ことを特徴とする2アーム式オートテンショナ用ストッパ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
圧縮弾性率が室温で145MPa以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の2アーム式オートテンショナ用ストッパ。
【請求項3】
圧縮弾性率が120℃で20MPa以上である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の2アーム式オートテンショナ用ストッパ。
【請求項4】
前記ゴム成分のガラス転移温度が-49℃以下である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の2アーム式オートテンショナ用ストッパ。
【請求項5】
前記テンショナ本体と、
前記テンショナ本体に揺動可能に連結される前記一対のアームと、
請求項1又は2に記載のストッパとを備えている
ことを特徴とする2アーム式オートテンショナ。
【請求項6】
流動性のある熱可塑性樹脂材料又は熱硬化性樹脂材料と、粒子状のゴム成分とを混練機で混練する混練工程と、
前記混練機で混練した材料を射出成形機に投入して溶融した後、金型に射出し、ストッパを形成する射出成形工程とを含む
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の、2アーム式オートテンショナ用ストッパの成形方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2アーム式オートテンショナ用ストッパ、それを備えた2アーム式オートテンショナ、及び2アーム式オートテンショナ用ストッパの成形方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、テンショナアームに取り付けられ、基部の膨出部と衝突することで、テンショナアームの挙動を抑えるようにした熱可塑性ポリエステルエラストマーのストッパを有する2アーム式オートテンショナは知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/20596号
特表2019-525098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び2の2アーム式オートテンショナでは、高温下での衝突に対する耐久性を重視した熱可塑性ポリエステルエラストマーよりなるストッパであるため、硬すぎて運転モード切替時の衝突音が大きいという問題がある。
【0005】
一方で、衝突音の低減には、ストッパの材質の圧縮弾性率を低くすることが有効であることが知られている。しかしながら、圧縮弾性率が低下することで、高温下高荷重繰り返し圧縮による変形及びそれに伴う永久ひずみの増大が問題となる。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2アーム式オートテンショナにおける、運転モード切替時の衝突音を低減すると共に、耐久性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、この発明では、樹脂成分とゴム成分とを分散させた状態で含むストッパを用いるようにした。
【0008】
具体的には、第1の発明では、2アーム式オートテンショナにおける、一対のアーム及びテンショナ本体の少なくとも一方のストッパ収容凹部に嵌め込まれ、前記一対のアーム及び前記テンショナ本体の他方に衝突して前記アームの挙動を止める2アーム式オートテンショナ用ストッパを対象とし、
前記2アーム式オートテンショナ用ストッパは、
熱可塑性樹脂成分又は熱硬化性樹脂成分よりなる連続相とゴム成分よりなる分散相とを備える海島構造を形成している。
【0009】
上記の構成によると、2アーム式オートテンショナ用ストッパにおける熱可塑性樹脂成分又は熱硬化性樹脂成分よりなる基材の内部に粒子状のゴム成分が互いに距離を保った状態で分散しているので、ストッパに応力が加わると、ゴム成分の周囲の分子膜がフィブリル化することで、衝突エネルギーが吸収されると共に、応力により、ゴム成分周囲の樹脂中にずれ(剪断バンド)が生じることで、衝突エネルギーが吸収される。これにより、樹脂単体でストッパを構成する場合に比べ、材料の圧縮弾性率に対する衝突音の低減効果が大きくなる。また、樹脂単体でストッパを構成する場合よりも高い圧縮弾性率で十分な音圧低減効果を得られるので、耐久性との両立が可能となる。なお、「連続相」は、異なる2つ以上の相が存在する場合に、全てがつながっている相のことであり、「分散相」は、異なる2つ以上の相が存在する場合に、滴状に分散している相のことである。「海島構造」により、ゴム成分で耐衝撃性が向上し、樹脂成分で耐久性保持の機能分離が可能となる。
【0010】
第2の発明では、第1の発明において、
圧縮弾性率が室温で145MPa以下である構成とする。
(【0011】以降は省略されています)

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