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公開番号2025173778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079531
出願日2024-05-15
発明の名称エサ箱
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A01K 97/04 20060101AFI20251120BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣り用のバッカンの縁部に安定して取り付けることができ、縁部のコーナーにも取り付けることができるエサ箱を提供すること。
【解決手段】釣り用のエサ箱であって、下方に形成された底面と底面を囲む側面と側面の上端に形成された開口とを有する箱状の本体部と、側面に設けられた掛止部と、を備え、掛止部は、側面から垂直方向に離間して上下方向に延びており、上下方向および水平方向に離間している一対の第1爪部と、側面から垂直方向に離間して上下方向に延びており、一対の第1爪部の間に設けられて、第1爪部と水平方向に離間している第2爪部と、を有しており、第1爪部と第2爪部との間の水平方向の長さは、側面と第1爪部との間の垂直方向の長さより大きい、エサ箱。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
釣り用のエサ箱であって、
下方に形成された底面と前記底面を囲む側面と前記側面の上端に形成された開口とを有する箱状の本体部と、
前記側面に設けられた掛止部と、
を備え、
前記掛止部は、
前記側面から前記側面に対する垂直方向に離間して上下方向に延びており、前記上下方向および前記垂直方向と交差する水平方向に離間している一対の第１爪部と、
前記側面から前記垂直方向に離間して前記上下方向に延びており、前記一対の第１爪部の間に設けられて、前記第１爪部と前記水平方向に離間している第２爪部と、
を有しており、
前記第１爪部と前記第２爪部との間の前記水平方向の長さは、前記側面と前記第１爪部との間の前記垂直方向の長さより大きい、
エサ箱。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記第１爪部および前記第２爪部のうち少なくとも一方の前記上下方向の長さは、前記側面の前記上下方向の長さより小さい、
請求項１に記載のエサ箱。
【請求項３】
前記第１爪部は、下端に前記側面から離れる方向に突出する第１凸部を有する、
請求項１または請求項２に記載のエサ箱。
【請求項４】
前記第１凸部は、側部から前記第２爪部に向けて突出する第２凸部を有する、
請求項３に記載のエサ箱。
【請求項５】
前記第２凸部は、前記第２爪部の側に前記側面に向けて傾斜する傾斜面を有する、
請求項４に記載のエサ箱。
【請求項６】
前記側面は、表面から前記第１爪部に向けて突出する第３凸部を有する、
請求項１または請求項２に記載のエサ箱。
【請求項７】
前記本体部は、前記開口を開閉する蓋部を有する。
請求項１または請求項２に記載のエサ箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、釣り用のエサ箱に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、釣り用のエサ箱として、ベルトに取り付けるための掛止部を有するエサ箱が知られている（例えば、特許文献１、特許文献２参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平８－１３１０３６号公報
実用新案登録第２５３７９０４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
一方で、エサ箱は釣り用のバッカンの縁部に取り付けて使用されることが多く、縁部のコーナーに取り付けて使用されることもある。ベルトに取り付けるための掛止部によってエサ箱がバッカンの縁部に取り付けられるとき、不安定になってしまうという問題がある。エサ箱が縁部のコーナーに取り付けられるときは、特に安定性が悪く、掛止部にも負荷がかかる。
【０００５】
本発明は、釣り用のバッカンの縁部に安定して取り付けることができ、縁部のコーナーにも取り付けることができるエサ箱を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
（１）本発明に係るエサ箱の態様１は、釣り用のエサ箱であって、下方に形成された底面と前記底面を囲む側面と前記側面の上端に形成された開口とを有する箱状の本体部と、前記側面に設けられた掛止部と、を備え、前記掛止部は、前記側面から前記側面に対する垂直方向に離間して上下方向に延びており、前記上下方向および前記垂直方向と交差する水平方向に離間している一対の第１爪部と、前記側面から前記垂直方向に離間して前記上下方向に延びており、前記一対の第１爪部の間に設けられて、前記第１爪部と前記水平方向に離間している第２爪部と、を有しており、前記第１爪部と前記第２爪部との間の前記水平方向の長さは、前記側面と前記第１爪部との間の前記垂直方向の長さより大きいことを特徴としている。
【０００７】
本発明に係るエサ箱の態様１によれば、本体部の側面に掛止部が設けられているため、箱状部材の縁部に安定して取り付けることができる。例えば、釣り用のバッカンの縁部にも安定して取り付けることができる。さらに、掛止部は、本体部の側面と第１爪部との間に挿入可能な大きさの部材を、掛止部の第１爪部と第２爪部との間にも挿入可能な構造になっている。そのため、第１爪部と第２爪部との間にバッカンの縁部を通し、第１爪部の前面と第２爪部の後面を挟持部とすることで、エサ箱をバッカンのコーナーにも取り付けることができる。なお、垂直方向のうち本体部の側面から掛止部に向かう方向を前方向とし、垂直方向のうち前方向と逆の方向を後方向とする。
【０００８】
（２）本発明に係るエサ箱の態様２は、態様１のエサ箱において、前記第１爪部および前記第２爪部のうち少なくとも一方の前記上下方向の長さは、前記側面の前記上下方向の長さより小さいことを特徴としている。
【０００９】
本発明に係るエサ箱の態様２によれば、第１爪部および第２爪部のうち少なくとも一方の上下方向の長さが本体部の側面の長さより小さい構造を有する。そのため、本体部の側面の長さよりも上下方向の長さが大きい枠に対してエサ箱を取り付けるときに、掛止部の下端が取り付ける枠の下端よりも下方にはみ出さない。例えば、エサ箱を取り付けるバッカンの縁の上下方向の長さが本体部の側面の長さよりも大きいとき、本体部がバッカンの内側に配置される向きで、エサ箱をバッカンに取り付けることができる。
【００１０】
（３）本発明に係るエサ箱の態様３は、態様１または態様２のエサ箱において、前記第１爪部は、下端に前記側面から離れる方向に突出する第１凸部を有することを特徴としている。
（【００１１】以降は省略されています）

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