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公開番号2025173396
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078964
出願日2024-05-14
発明の名称作業者端末、情報処理方法、およびプログラム
出願人サントリーホールディングス株式会社
代理人個人
主分類G07F 7/02 20060101AFI20251119BHJP(チェック装置)
要約【課題】従来、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組を容易にサーバに送信できなかった。
【解決手段】自動販売機2における商品の販売情報をサーバ5に送信する通信端末3のコードを読み取り、コードに埋め込まれた通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得部131と、自動販売機2において決済のために用いられる決済端末4のコードを読み取り、コードに埋め込まれた決済端末識別子を取得する決済端末識別子取得部132と、自動販売機2のコードを読み取り、コードに埋め込まれた自販機識別子を取得する自販機識別子取得部133と、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子とをサーバ5に送信する送信部14とを具備する作業者端末1により、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組を容易にサーバに送信できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
自動販売機における商品の販売情報をサーバに送信する通信端末を識別する通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得部と、
前記自動販売機において決済のために用いられる決済端末を識別する決済端末識別子を取得する決済端末識別子取得部と、
前記自動販売機を識別する自販機識別子を取得する自販機識別子取得部と、
前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子とを前記サーバに送信する送信部とを具備する作業者端末。
続きを表示（約 1,800 文字）【請求項２】
前記通信端末識別子取得部は、
前記通信端末のコードを読み取り、当該コードに埋め込まれた前記通信端末識別子を取得し、
前記自販機識別子取得部は、
前記自動販売機のコードを読み取り、当該コードに埋め込まれた前記自販機識別子を取得する請求項１記載の作業者端末。
【請求項３】
前記送信部は、
前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子とが取得された場合に、自動的に前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子とを前記サーバに送信する請求項１記載の作業者端末。
【請求項４】
前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子の３つの識別子が取得される順序が決まっており、当該順序に従って識別子が取得されたか否かを判断する判断部と、
前記判断部が前記順序に従って識別子が取得されていないと判断した場合にエラー情報を出力するエラー出力部とを具備する請求項１から請求項３いずれか一項に記載の作業者端末。
【請求項５】
前記判断部は、
前記通信端末識別子取得部が取得した情報が通信端末識別子であるか否かを判断し、当該情報が通信端末識別子でない場合には、エラー情報を取得し、その後に、前記決済端末識別子取得部が取得した情報が決済端末識別子であるか否かを判断し、当該情報が決済端末識別子でない場合には、エラー情報を取得し、その後に、前記自販機識別子取得部が取得した情報が自販機識別子であるか否かを判断し、当該情報が自販機識別子でない場合には、エラー情報を取得し、
前記エラー出力部は、
前記判断部がエラー情報を取得した場合に、当該エラー情報を出力する請求項４記載の作業者端末。
【請求項６】
作業者端末を識別する作業者識別子が格納される格納部をさらに具備し、
前記送信部は、
前記作業者識別子と前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子とを前記サーバに送信する請求項１記載の作業者端末。
【請求項７】
位置を特定する位置情報を取得する位置情報取得部をさらに具備し、
前記送信部は、前記位置情報をも前記サーバに送信する請求項１記載の作業者端末。
【請求項８】
自動販売機における商品の販売情報をサーバに送信する通信端末を識別する通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得部と、
前記自動販売機の機材に関する情報を含む自販機管理情報を前記自動販売機から取得する管理情報取得部と、
前記通信端末識別子と前記自販機管理情報とを前記サーバに送信する送信部とを具備する作業者端末。
【請求項９】
通信端末識別子取得部と、決済端末識別子取得部と、自販機識別子取得部と、送信部とを具備する作業端末における情報処理方法であって、
前記通信端末識別子取得部が、自動販売機における商品の販売情報をサーバに送信する通信端末を識別する通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得ステップと、
前記決済端末識別子取得部が、前記自動販売機において決済のために用いられる決済端末を識別する決済端末識別子を取得する決済端末識別子取得ステップと、
前記自販機識別子取得部が、前記自動販売機を識別する自販機識別子を取得する自販機識別子取得ステップと、
前記送信部が、前記通信端末識別子と前記決済端末識別子と前記自販機識別子とを前記サーバに送信する送信ステップとを具備する情報処理方法。
【請求項１０】
通信端末識別子取得部と、管理情報取得部と、送信部とを具備する作業端末における情報処理方法であって、
前記通信端末識別子取得部が、自動販売機における商品の販売情報をサーバに送信する通信端末を識別する通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得ステップと、
前記管理情報取得部が、前記自動販売機の機材に関する情報を含む自販機管理情報を前記自動販売機から取得する自販機管理情報取得ステップと、
前記送信部が、前記通信端末識別子と前記自販機管理情報とを前記サーバに送信する送信ステップとを具備する情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、自動販売機に関する作業者が使用する作業者端末等に関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、自動販売機に決済端末を取り付ける場合、管理者が予め自動販売機に取り付ける決済端末を確定し、作業者が設置されている自動販売機に訪問し、自動販売機の管理番号と取り付けを行う決済端末の端末識別子を目視で照合し、設置することが行われていた。
【０００３】
また、従来、自動販売機と決済サーバとが通信することにより、決済処理を行える自動販売機システムがあった（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－８５９５３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、従来、自動販売機からの情報を送信する通信端末の識別子と自動販売機に設置される決済端末の識別子と自動販売機の識別子との組をサーバにおいて容易に管理するための仕組みがなかった。
【０００６】
また、従来、通信端末の識別子と自動販売機に記録されている自販機管理情報とを、誤りなく対応付けて管理することは容易ではなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本第一の発明の作業者端末は、自動販売機における商品の販売情報をサーバに送信する通信端末を識別する通信端末識別子を取得する通信端末識別子取得部と、自動販売機において決済のために用いられる決済端末を識別する決済端末識別子を取得する決済端末識別子取得部と、自動販売機を識別する自販機識別子を取得する自販機識別子取得部と、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子とをサーバに送信する送信部とを具備する作業者端末である。
【０００８】
かかる構成により、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組を容易にサーバに送信できる。その結果、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組をサーバにおいて、誤りなく管理できる。
【０００９】
また、本第二の発明の作業者端末は、第一の発明に対して、通信端末識別子取得部は、通信端末のコードを読み取り、当該コードに埋め込まれた通信端末識別子を取得し、自販機識別子取得部は、自動販売機のコードを読み取り、当該コードに埋め込まれた自販機識別子を取得する作業者端末である。
【００１０】
かかる構成により、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組を容易にサーバに送信できる。その結果、通信端末識別子と決済端末識別子と自販機識別子との組をサーバにおいて、誤りなく管理できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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