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公開番号2025173322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078864
出願日2024-05-14
発明の名称医療用ガーゼ
出願人国立大学法人東京科学大学,第一工業製薬株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類A61L 15/22 20060101AFI20251119BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】細菌の付着量を向上することができる医療用ガーゼを提供する。
【解決手段】実施形態に係る医療用ガーゼは、ガーゼ本体と、アミノ基を含む置換基を還元末端のアノマー位に有し前記ガーゼ本体に固定化されたセロオリゴ糖と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ガーゼ本体と、アミノ基を含む置換基を還元末端のアノマー位に有し前記ガーゼ本体に固定化されたセロオリゴ糖と、を含む、医療用ガーゼ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記セロオリゴ糖が下記一般式(1)で表され、
JPEG
2025173322000005.jpg
32
129
式中のnは平均重合度であって5~20の数を表し、Aは炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す、
請求項1に記載の医療用ガーゼ。
【請求項3】
前記セロオリゴ糖が前記ガーゼ本体の存在下で析出させることにより前記ガーゼ本体に固定化された、請求項1又は2に記載の医療用ガーゼ。
【請求項4】
創傷面を被覆するために用いられる、請求項1又は2に記載の医療用ガーゼ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用ガーゼに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
医療用ガーゼは、出血の抑制、体液の吸収、外傷からの保護などのために、創傷の治療や手術などに用いられている。ここで、ガーゼとしては、一般に目があらく柔らかい綿布が用いられているが、これに限定されるものではなく、例えば不織布ガーゼのような織物以外のガーゼであってもよい。
【0003】
ところで、結晶性のセルロースを人工的に合成できることが知られている。人工合成で得られるセルロースは一般にオリゴマーであり、セロオリゴ糖と称される。特許文献1には、セロオリゴ糖の還元末端のアノマー位にアミノ基を含む置換基が導入されたものが開示されており、当該セロオリゴ糖の集合体を、例えば動物細胞を生育させる細胞培養用の足場材、フィルム、電池セパレータなどに用いることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-174871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは、上記セロオリゴ糖の新たな用途を検討していくなかで、ガーゼにセロオリゴ糖を固定化させることにより、細菌の付着量が増加することを見出した。
【0006】
本発明の実施形態は、以上の点に鑑みてなされたものであり、細菌の付着量を増加させることができる医療用ガーゼを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下に示される実施形態を含む。
[1] ガーゼ本体と、アミノ基を含む置換基を還元末端のアノマー位に有し前記ガーゼ本体に固定化されたセロオリゴ糖と、を含む、医療用ガーゼ。
[2] 前記セロオリゴ糖が下記一般式(1)で表され、
JPEG
2025173322000002.jpg
32
129
式中のnは平均重合度であって5~20の数を表し、Aは炭素数1~20の2価の炭化水素基を表す、[1]に記載の医療用ガーゼ。
[3] 前記セロオリゴ糖が前記ガーゼ本体の存在下で析出させることにより前記ガーゼ本体に固定化された、[1]又は[2]に記載の医療用ガーゼ。
[4] 創傷面を被覆するために用いられる、[1]~[3]のいずれか1項に記載の医療用ガーゼ。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、アミノ基を含む置換基をもつセロオリゴ糖をガーゼ本体に固定化させることにより、細菌の付着量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
セロオリゴ糖集合体の断面概念図。
セロオリゴ糖集合体の一例であるセルロースナノシートの概念図。
試験例1における細菌付着性の結果を示す蛍光顕微鏡観察の画像であり、(A)は実施例1に係るCEL-NH

複合化ガーゼ(リン酸析出固定化)についての細菌付着状態を示す画像、(B)は実施例2に係るCEL-NH

複合化ガーゼ(中和誘起析出固定化)についての細菌付着状態を示す画像、(C)は未複合化ガーゼについての細菌付着状態を示す画像である。
実施例1のCEL-C6複合化ガーゼの走査型電子顕微鏡(SEM)画像。
実施例2のCEL-C6複合化ガーゼの走査型電子顕微鏡(SEM)画像。
試験例2における細菌付着量の定量結果を示すグラフであり、(A)は実施例3に係るCEL-NH

複合化ガーゼ(リン酸析出固定化)についての結果を示すグラフ、(B)は実施例4に係るCEL-NH

複合化ガーゼ(中和誘起析出固定化)についての結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態に係る医療用ガーゼ(以下、単に「ガーゼ」ともいう。)は、ガーゼ本体と、アミノ基を含む置換基を還元末端のアノマー位に有し前記ガーゼ本体に固定化されたセロオリゴ糖と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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