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公開番号2025172436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024077938
出願日2024-05-13
発明の名称情報処理装置
出願人シーアンドアールエム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251118BHJP(計算;計数)
要約【課題】
予約の申し出が行われたものの、空きが無く失注していたロストビジネスに関する情報に基づいて、経営管理に役立つ情報を生成する。
【解決手段】
一の日に関し、該一の日と属性が類似する他の日の予約実績に基づいて、一の日より所定日数前の日以降の日毎の予約数の予測値を生成する需要予測手段と、他の日に関し、所定日数前の日以降の日毎に、予約の申し出に対し空きが無いと判定されるエラー応答の件数及び予約の申し出の件数のうち予約が成立する件数の割合に基づいて、潜在的な需要の大きさを表す潜在予約数を算出する潜在需要予測手段と、一の日に関し、一の日より所定日数前の日以降の日毎に、予約数の予測値に、潜在予約数を加算することによって、予約数の修正予測値を生成する需要予測修正手段と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
部屋又は席の予約の申し出に対し、前記部屋又は席の満空情報に基づき空きが無いと判定されるエラー応答に関する情報を日毎の時系列情報として記憶するエラー応答記憶手段と、
前記部屋又は席の予約の申し出の件数のうち予約が成立する件数の割合に関する情報を日毎の時系列情報として記憶する予約関連情報記憶手段と、
一の日に関し、該一の日と属性が類似する他の日の予約実績に基づいて、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎の予約数の予測値を生成する需要予測手段と、
前記他の日に関し、前記所定日数前の日以降の日毎に、前記エラー応答の件数及び前記割合に基づいて、潜在的な需要の大きさを表す潜在予約数を算出する潜在需要予測手段と、
前記一の日に関し、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎に、前記予約数の予測値に、前記潜在予約数を加算することによって、前記予約数の予測値を修正する修正予測値を生成する需要予測修正手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記潜在需要予測手段が、前記他の日に関し、前記所定日数前の日以降の日毎に、前記エラー応答の件数に前記割合を乗じることによって、前記潜在予約数を算出することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記需要予測手段、潜在需要予測手段及び需要予測修正手段が、予約を希望する部屋又は席の型毎に処理を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記部屋又は席の予約の申し出を受け付ける予約受付手段と、
前記部屋又は席の満空情報に基づいて、前記予約の申し出に対し空きの有無に関する判定を行う予約可否判定手段と、を有することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
部屋又は席の予約の申し出に対し、前記部屋又は席の満空情報に基づき空きが無いと判定されるエラー応答に関する情報を日毎の時系列情報として記憶するエラー応答記憶手段と、前記部屋又は席の予約の申し出の件数のうち予約が成立する件数の割合に関する情報を日毎の時系列情報として記憶する予約関連情報記憶手段と、を備える情報処理装置における情報処理方法であって、
需要予測手段が、一の日に関し、該一の日と属性が類似する他の日の予約実績に基づいて、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎の予約数の予測値を生成するステップと、
潜在需要予測手段が、前記他の日に関し、前記所定日数前の日以降の日毎に、前記エラー応答の件数及び前記割合に基づいて、潜在的な需要の大きさを表す潜在予約数を算出するステップと、
需要予測修正手段が、前記一の日に関し、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎に、前記予約数の予測値に、前記潜在予約数を加算することによって、前記予約数の予測値を修正する修正予測値を生成するステップと、を含む情報処理方法。
【請求項６】
前記潜在需要予測手段が、前記他の日に関し、前記所定日数前の日以降の日毎に、前記エラー応答の件数に前記割合を乗じることによって、前記潜在予約数を算出することを特徴とする請求項５に記載の情報処理方法。
【請求項７】
前記需要予測手段、潜在需要予測手段及び需要予測修正手段が、予約を希望する部屋又は席の型毎に処理を行うことを特徴とする請求項５に記載の情報処理方法。
【請求項８】
予約受付手段が、前記部屋又は席の予約の申し出を受け付けるステップと、
予約可否判定手段が、前記部屋又は席の満空情報に基づいて、前記予約の申し出に対し空きの有無に関する判定を行うステップと、を含む請求項５に記載の情報処理方法。
【請求項９】
コンピューターに、請求項５乃至８の何れか一に記載の方法を実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
受入可能な顧客数に制限のある業態における経営管理のための技術に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
宿泊業や飲食業は、受け入れ可能な顧客数に制約がある業態である。施設や店舗のキャパシティには限りがあり、その枠内でサービスを提供する必要がある。
【０００３】
一方これらの業態では、受け入れ可能な顧客数の余裕度に応じて価格を変動させ、収益の最大化を図ることが一般的である。需要と供給の調整を行いながら、効果的な経営戦略を展開するのである。
【０００４】
他方、価格変動による収益最大化を目指す場合、顧客による需要の大きさを考慮する必要があり、市場の動向や消費者の嗜好に敏感に対応し、バランスを取りながら経営を展開する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
そこで、本発明では、予約の申し出が行われたものの、空きが無く失注していたロストビジネスに関する情報に基づいて、経営管理に役立つ情報を生成する情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
開示する情報処理装置の一形態は、部屋又は席の予約の申し出に対し、前記部屋又は席の満空情報に基づき空きが無いと判定されるエラー応答に関する情報を日毎の時系列情報として記憶するエラー応答記憶手段と、前記部屋又は席の予約の申し出の件数のうち予約が成立する件数の割合に関する情報を日毎の時系列情報として記憶する予約関連情報記憶手段と、一の日に関し、該一の日と属性が類似する他の日の予約実績に基づいて、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎の予約数の予測値を生成する需要予測手段と、前記他の日に関し、前記所定日数前の日以降の日毎に、前記エラー応答の件数及び前記割合に基づいて、潜在的な需要の大きさを表す潜在予約数を算出する潜在需要予測手段と、前記一の日に関し、前記一の日より所定日数前の日以降の日毎に、前記予約数の予測値に、前記潜在予約数を加算することによって、前記予約数の予測値を修正する修正予測値を生成する需要予測修正手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
開示する情報処理装置は、予約の申し出が行われたものの、空きが無く失注していたロストビジネスに関する情報に基づいて、経営管理に役立つ情報を生成する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施の形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る情報処理装置による処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る情報処理装置による処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る情報処理装置による処理を説明するための図である。
本実施の形態に係る情報処理装置のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理装置による予約時処理例の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態に係る情報処理装置による需要予測時処理例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
（本実施の形態に係る情報処理装置の動作原理）
【００１０】
図１乃至５を用いて、本実施の形態に係る情報処理装置（以下、単に「本装置」という。）１００の動作原理について説明する。図１は、本装置１００と他装置との接続関係を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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