TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025171685
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077274
出願日2024-05-10
発明の名称乾燥装置、及び乾燥装置における熱源ユニットの交換方法
出願人フルタ電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F26B 9/06 20060101AFI20251113BHJP(乾燥)
要約【課題】乾燥対象の種類に応じた適切な熱源を装置本体に容易に取り付けることができる乾燥装置、及び乾燥装置における熱源ユニットの交換方法を提供する。
【解決手段】乾燥装置1は、装置本体10と、熱源ユニット20とを備える。装置本体10は、例えば、食品等の乾燥対象が収容される乾燥対象収容室11が形成されている。熱源ユニット20は、乾燥対象収容室11に収容される乾燥対象を加熱するための熱源21を有すると共に、装置本体10に脱着可能に設けられているユニットとして形成されている。熱源ユニット20は、熱源21とは異なる別の熱源21を有する別の熱源ユニット20-2、20-3、20-4、20-5と交換可能に装置本体10に取り付けられている。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
乾燥対象が収容される乾燥対象収容室が形成されている装置本体と、
前記乾燥対象収容室に収容される前記乾燥対象を加熱するための熱源を有すると共に、前記装置本体に脱着可能に設けられているユニットとして形成されている熱源ユニットと、を備え、
前記熱源ユニットは、前記熱源とは異なる別の熱源を有する別の熱源ユニットと交換可能に前記装置本体に取り付けられており、
前記熱源ユニットの前記熱源は、電気が流れることで発熱する電気ヒータ、気体燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させるガスバーナ、液体燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させるオイルバーナ、及び、固形燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させる木質ペレットバーナのいずれかであり、
前記装置本体から前記熱源ユニットと取り替えられる前記別の熱源ユニットは、前記乾燥対象の種類に対応した前記電気ヒータ、前記ガスバーナ、前記オイルバーナ、及び、前記木質ペレットバーナのいずれかである、乾燥装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
乾燥対象が収容される乾燥対象収容室が形成されている装置本体と、
前記乾燥対象収容室に収容される前記乾燥対象を加熱するための熱源を有すると共に、前記装置本体に脱着可能に設けられているユニットとして形成されている熱源ユニットと、を備え、
前記熱源ユニットは、前記熱源とは異なる別の熱源を有する別の熱源ユニットと交換可能に前記装置本体に取り付けられており、
前記熱源ユニットの前記熱源は、固形燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させる木質ペレットバーナである、乾燥装置。
【請求項3】
前記熱源ユニットは、ガス供給空間が内部形成されている熱交換器を有し、
前記木質ペレットバーナは、前記熱交換器の内部の前記ガス供給空間に前記燃焼ガスを供給することで、前記熱交換器の周囲との気体と熱交換させる、請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記熱交換器は、防錆性を有するステンレスから形成されている、請求項3に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記装置本体は、
前記乾燥対象収容室に前記乾燥対象を出し入れするための開口を開閉可能に覆う扉と、
前記装置本体に取り付けられた前記熱源ユニットを外部から覆うと共に、取り外し可能に設けられている熱源ユニット用カバーと、
前記装置本体に取り付けられた前記熱源ユニットから、前記乾燥対象収容室を隔てると共に、取り外し可能に設けられている天板と、
を有する、請求項1または2に記載の乾燥装置。
【請求項6】
前記熱源ユニットは、前記熱源から生じる熱量を制御する制御部を有する、請求項1または2に記載の乾燥装置。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか一項に記載の乾燥装置における熱源ユニットの交換方法であって、
前記装置本体が有する扉を開くことと、
前記装置本体が有し、前記熱源ユニットから前記乾燥対象収容室を隔てる天板を取り外すことと、
前記装置本体が有し、前記装置本体に取り付けられた前記熱源ユニットを外部から覆う熱源ユニット用カバーを取り外すことと、
前記装置本体から前記熱源ユニットを取り外すことと、
を含む、乾燥装置における熱源ユニットの交換方法。
【請求項8】
前記装置本体に対して、取り外された前記熱源ユニットとは別の前記熱源ユニットを取り付けて交換することと、
前記装置本体に前記天板及び前記熱源ユニット用カバーを取り付けることと、
を含む、請求項7に記載の乾燥装置における熱源ユニットの交換方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥装置、及び乾燥装置における熱源ユニットの交換方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたドラム式乾燥装置は、乾燥対象を加熱するための熱源を有するヒータユニットを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5702957号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたドラム式乾燥装置では、乾燥対象の種類に応じた適切な熱源を装置本体に容易に取り付けることが困難である。
【0005】
本発明は、上述の事情の下になされたもので、乾燥対象の種類に応じた適切な熱源を装置本体に容易に取り付けることができる乾燥装置、及び乾燥装置における熱源ユニットの交換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る乾燥装置は、
乾燥対象が収容される乾燥対象収容室が形成されている装置本体と、
前記乾燥対象収容室に収容される前記乾燥対象を加熱するための熱源を有すると共に、前記装置本体に脱着可能に設けられているユニットとして形成されている熱源ユニットと、を備え、
前記熱源ユニットは、前記熱源とは異なる別の熱源を有する別の熱源ユニットと交換可能に前記装置本体に取り付けられており、
前記熱源ユニットの前記熱源は、電気が流れることで発熱する電気ヒータ、気体燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させるガスバーナ、液体燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させるオイルバーナ、及び、固形燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させる木質ペレットバーナのいずれかであり、
前記装置本体から前記熱源ユニットと取り替えられる前記別の熱源ユニットは、前記乾燥対象の種類に対応した前記電気ヒータ、前記ガスバーナ、前記オイルバーナ、及び、前記木質ペレットバーナのいずれかである。
【0007】
本発明の他の乾燥装置は、
乾燥対象が収容される乾燥対象収容室が形成されている装置本体と、
前記乾燥対象収容室に収容される前記乾燥対象を加熱するための熱源を有すると共に、前記装置本体に脱着可能に設けられているユニットとして形成されている熱源ユニットと、を備え、
前記熱源ユニットは、前記熱源とは異なる別の熱源を有する別の熱源ユニットと交換可能に前記装置本体に取り付けられており、
前記熱源ユニットの前記熱源は、固形燃料を燃焼させることで燃焼ガスを発生させる木質ペレットバーナである。
【0008】
前記熱源ユニットは、ガス供給空間が内部形成されている熱交換器を有し、
前記木質ペレットバーナは、前記熱交換器の内部の前記ガス供給空間に前記燃焼ガスを供給することで、前記熱交換器の周囲との気体と熱交換させてもよい。
【0009】
前記熱交換器は、防錆性を有するステンレスから形成されていてもよい。
【0010】
前記装置本体は、
前記乾燥対象収容室に前記乾燥対象を出し入れするための開口を開閉可能に覆う扉と、
前記装置本体に取り付けられた前記熱源ユニットを外部から覆うと共に、取り外し可能に設けられている熱源ユニット用カバーと、
前記装置本体に取り付けられた前記熱源ユニットから、前記乾燥対象収容室を隔てると共に、取り外し可能に設けられている天板と、
を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

フルタ電機株式会社
炭酸ガス供給装置
1か月前
フルタ電機株式会社
乾燥装置、及び乾燥装置における熱源ユニットの交換方法
13日前
個人
ハンディ傘乾燥丸め器
2か月前
株式会社サタケ
循環式穀物乾燥機
2か月前
株式会社サタケ
粒状物の乾燥装置
1か月前
株式会社チノー
乾燥システム
4か月前
株式会社ダイソー
乾熱減容処理装置
3か月前
株式会社クレブ
ブーツ乾燥装置
9か月前
株式会社カワタ
粉粒体処理装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
1か月前
東レ株式会社
塗膜付きシートの加熱装置
6か月前
東レエンジニアリング株式会社
乾燥装置
3か月前
エイ・エス・デイ株式会社
乾燥装置
3か月前
株式会社ヨシカワ
乾燥装置
3か月前
株式会社サタケ
穀物乾燥機
3か月前
大東電子株式会社
傘水滴除去装置
10か月前
株式会社ヒメジ理化イノテック
乾燥装置
28日前
クリーン・テクノロジー株式会社
乾燥装置
26日前
クリーン・テクノロジー株式会社
乾燥装置
9か月前
クリーン・テクノロジー株式会社
乾燥装置
10か月前
アントム株式会社
搬送式乾燥炉
7か月前
高砂工業株式会社
凍結乾燥装置
8か月前
株式会社ワカミヤ商会
乾燥装置
5か月前
セイコーエプソン株式会社
乾燥機
6か月前
株式会社カワタ
粉粒体処理装置および乾燥方法
1か月前
株式会社カワタ
粉粒体処理容器および乾燥装置
1か月前
株式会社マクニカ
乾熱減容処理装置
3か月前
クリーン・テクノロジー株式会社
熱風式乾燥装置
9か月前
株式会社大川原製作所
乾燥システム
8か月前
株式会社大川原製作所
乾燥システム
8か月前
個人
常服乾燥装置
2か月前
特殊電極株式会社
塗装乾燥装置および塗装乾燥方法
8か月前
株式会社アサヒテクノ
乾燥装置及び乾燥方法
6か月前
トヨタ自動車株式会社
乾燥装置
1か月前
カワサキ機工株式会社
ネット型乾燥装置
5か月前
株式会社ワコーシステムコントロール
乾燥装置
1か月前
続きを見る