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公開番号2025171676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024077259
出願日2024-05-10
発明の名称捲縮糸の製造方法及び装置
出願人日本カーペット工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D02G 1/14 20060101AFI20251113BHJP(糸;糸またはロープの機械的な仕上げ;整経またはビーム巻き取り)
要約【課題】編地を解編することによってクリンプの大小が混在した肌ざわりの良い捲縮糸を得る方法及び装置を提供することである。
【解決手段】コイル状ニット原反10を巻き戻しながら、対向する歯車21、22の間を通過させて、歯車21、22の歯21a、22aによって加圧し細かいクリンプを形成し型付けした後、解編して大小のクリンプが混在した捲縮糸13を得る。前記歯車21、22は対向して配置され、歯車21、22の歯21a、22a間には、ニット原反10が通過可能な間隙が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ニット原反をさらに型付けした後に解編して捲縮糸を製造する方法であって、
帯状のニット原反を型付けのために送り込む過程と、
ニット原反を対向する歯車によって挟持しかつ歯車の歯によって部分的に圧迫して加熱しながら型付けし、ニット原反から生じるクリンプよりも細かいクリンプをニット原反の繊維糸に型付けする過程と、
型付けされたニット原反を解編する過程と、
より成る捲縮糸の製造方法。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
ニット原反をさらに型付けした後に解編して捲縮糸を製造する装置であって、
コイル状に巻回された帯状ニット原反を巻き戻して供給する機構と、
帯状ニット原反を挟持する対向配置された歯車であって、ニット原反を加熱しながらニット原反から生じるクリンプよりも細かいクリンプを生じるようにニット原反を型付けする歯を有する歯車機構と、
前記歯車機構によって型付けされたニット原反の解編機構と、
より成る捲縮糸の製造装置。
【請求項3】
前記対向配置された歯車の歯の外周面と、その歯が嵌り込む歯溝の内周面との間に間隙が形成されている請求項2に記載の捲縮糸の製造装置。
【請求項4】
前記歯車の歯の形状が略二等辺三角形または半楕円形のいずれかである請求項2に記載の捲縮糸の製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、カーペットや人工芝のパイルなどに用いられるクリンプを付した捲縮糸の製造方法とその装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に合成繊維の捲縮加工には、特許文献1及び2に示すように、繊維糸を直接加工して捲縮させる方法がある。この方法では、複雑な形状、大きさの屈曲を形成することが難しく特に嵩高性や膨らみ等を与えることは困難である。そこで、特許文献3に開示されているような所謂ニットデニット法を用いると、捲縮糸に上記のような嵩高性などを付与することができる。
【0003】
ところが、近年カーペット等の高級化に伴って、より細い糸を用い感触の優れたパイル敷物が求められ、パイル用捲縮糸にも相応の加工が要求される傾向にある。そこで、特許文献4に開示されているような、解編糸を対向するネジの間を通過させる方法がある。しかしながら、この方法によると、解編された単糸に強い撚りが加わり、そのような要求がある場合以外は一般的でない。特に人工芝のようにモノフィラメントを用いる場合は使用することができない。
【0004】
特許文献5に示すように、編地をさらに押込箱に押し込んで賦形する方法も採られている。この方法では編地の押し込みによって編地が重なり合い、得られた捲縮糸に「角が立つ」(尖ったクリンプ(crimp)が現れる)欠点がある。また均一な細かいクリンプを形成するのも難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭48-1441号公報
特開昭48-63047号公報
特許第5930814号公報
特許第5264144号公報
特開昭49-54658公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明の課題は、上記の欠点を解決し、編地を解編して大小混在した円滑な曲線のクリンプを有し捲縮糸の太細に応じて肌ざわりを高めたり、ブラッシング(brushing)性能を高めた捲縮糸を生産性良く得ようとすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、この発明は、ニット原反をさらに型付けした後に解編して捲縮糸を製造する方法であって、帯状のニット原反を型付けのために送り込む過程と、前記ニット原反を対向する歯車によって挟持しかつ歯車の歯によって部分的に圧迫し加熱しながら型付けし、ニット原反から生じるクリンプよりも細かいクリンプをニット原反の繊維糸に型付けする過程と、型付けされたニット原反を解編する過程より成る。
【0008】
この発明の製造装置は、コイル状に巻回した帯状ニット原反を巻き戻して供給する機構と、帯状ニット原反を挟持する対向配置された歯車であって、ニット原反を加熱しながらニット原反から生じるクリンプよりも細かいクリンプを生じるようにニット原反を型付けする歯車機構と、前記歯車機構によって型付けされたニット原反を解編する機構より成る。
【0009】
前記対向配置された歯車の歯の外周面と、その歯が嵌り込む歯溝の内周面との間に間隙が形成されている。また、前記歯車の歯の形状は、二等辺三角形、半楕円形、その他の異形を採ることができる。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、以上のように、編成されたニット原反をさらに歯車によって型付けを行なうので、細かいクリンプを確実にかつ生産性良く形成することができ、細い捲縮糸の場合は手ざわりや風合が向上し、太いモノフィラメントなどでは弾力性が向上してブラッシング性に優れた捲縮糸を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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