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公開番号
2025171475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076856
出願日
2024-05-10
発明の名称
画像形成装置、その制御方法、及び印刷システム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20251113BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷が中断された場合に印刷データを一時的に退避するとともに、印刷ジョブを容易に再実行できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷データが付加された印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行部と、前記印刷ジョブ実行部が前記印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合、前記印刷データを転送先に転送し、前記印刷データを削除し、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合、前記転送先から前記印刷データを取得し、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる印刷ジョブ管理部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷データが付加された印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、
前記印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行部と、
前記印刷ジョブ実行部が前記印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合、前記印刷データを転送先に転送し、前記印刷データを削除し、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合、前記転送先から前記印刷データを取得し、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる印刷ジョブ管理部と、
を備える
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記印刷ジョブ管理部は、前記エラーが解消された後に前記印刷データが前記転送先に記憶されている場合、前記印刷ジョブを実行することが中断されていることを報知するための処理を実行する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記印刷ジョブ実行部は、前記印刷ジョブ管理部が前記印刷データを前記転送先に転送し、前記印刷データを削除した後に、新たな印刷ジョブを実行可能である
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷ジョブにはユーザ情報がさらに付加されており、
前記印刷ジョブ管理部は、前記印刷ジョブ実行部が前記印刷ジョブを実行中に、前記エラーが発生した場合、前記印刷データを前記ユーザ情報に紐づけて前記転送先に転送する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ユーザ情報を認証する認証部
をさらに備え、
前記印刷ジョブ管理部は、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合に前記認証部により前記ユーザ情報が認証された場合、前記ユーザ情報が紐付けられた印刷データを前記転送先から取得し、前記ユーザ情報が紐づけられた印刷ジョブを実行させる
請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記印刷ジョブ管理部は、前記エラーが発生してから第1閾値を超える時間が経過した後に前記印刷データを前記転送先に転送し、前記印刷データを削除する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記印刷ジョブ管理部は、前記エラーが発生してから前記時間が経過する前に、前記印刷データを前記転送先に転送する操作が受け付けられた場合、前記印刷データを前記転送先に前記エラーが発生してから前記時間が経過する前に転送する
請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記印刷ジョブ実行部は、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合に、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる操作が受け付けられた場合、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記印刷ジョブ実行部は、前記転送先に転送された印刷データを前記転送先において削除する操作が受け付けられた場合、前記転送先に転送された印刷データを前記転送先に削除させる
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
記憶部
をさらに備え、
前記印刷ジョブ管理部は、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合に前記印刷データを前記記憶部に記憶可能である場合、前記転送先から前記印刷データを取得する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置、その制御方法、及び印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、情報処理装置から送信された印刷ジョブを印刷実行中に、印刷が中断されたとき、印刷ジョブを削除する手段と、印刷の中断が解除されたとき、情報処理装置から先に印刷が中断された印刷ジョブを再度受信する手段とを備える印刷システムを開示する。さらに、特許文献1に開示される印刷システムにおいては、情報処理装置が、ユーザの操作に基づいて、印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合に印刷を保留する保留要求を画像形成装置に送信する手段を備える。
【0003】
特許文献2は、画像管理装置が、ユーザ端末から送信された印刷データと、印刷データの保存日時とを含む印刷受信情報を記憶し、印刷データの保存期間が、所定の保存設定期間を経過した場合に、ユーザの使用状況に応じた画像形成装置に印刷データを転送する技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-094721号公報
特開2022-167099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される印刷システムにおいては、印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合に、ユーザの操作に基づいて保留要求が情報処理装置から画像形成装置に送信されていない場合、発生したエラーが解消されたとき、ユーザが印刷ジョブを再登録する操作を行う必要がある。また、特許文献2を利用して、画像管理装置が、所定の保存設定期間、ユーザ端末から送信された印刷データを記憶する場合、印刷データのデータサイズが大きいほど画像管理装置の記憶領域が圧迫されるおそれがある。そこで、本開示の一態様は、印刷が中断された場合に印刷データを一時的に退避するとともに、印刷ジョブを容易に再実行できる画像形成装置、その制御方法、及び印刷システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態に係る画像形成装置は、印刷データが付加された印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行部と、前記印刷ジョブ実行部が前記印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合、前記印刷データを転送先に転送し、前記印刷データを削除し、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合、前記転送先から前記印刷データを取得し、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる印刷ジョブ管理部と、を備える。
【0007】
本開示の一形態に係る印刷システムは、画像形成装置と、管理装置と、を含む。前記画像形成装置は、印刷データが付加された印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得部と、前記印刷ジョブを実行する印刷ジョブ実行部と、前記印刷ジョブ実行部が前記印刷ジョブを実行中にエラーが発生した場合、前記印刷データを転送先に転送し、前記印刷データを削除し、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合、前記転送先から前記印刷データを取得し、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させる印刷ジョブ管理部と、を備える。前記転送先は、前記管理装置である。前記管理装置は、前記印刷データを前記画像形成装置から受信した場合、前記印刷データを記憶する記憶部と、前記画像形成装置からの要求に応じて、前記記憶部に記憶される印刷データを前記画像形成装置に送信する印刷データ管理部と、を備える。
【0008】
本開示の一形態に係る画像形成装置の制御方法は、印刷データが付加された印刷ジョブを取得する工程と、前記印刷ジョブを実行する工程と、前記印刷ジョブが実行中にエラーが発生した場合、前記印刷データを転送先に転送し、前記印刷データを削除する工程と、前記印刷データを削除した後に前記エラーが解消された場合、前記転送先から前記印刷データを取得し、前記印刷ジョブを前記印刷ジョブ実行部に再実行させることを可能にする工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システムの全体構成の一例を示す図である。
印刷ジョブの一例を示す図である。
第一実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
第二実施形態に係る管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
印刷ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。
第一実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
削除報知画面の一例を示す図である。
図6に続く画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
再実行選択画面の一例を示す図である。
再実行報知画面の一例を示す図である。
第二実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
第二実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図13に続く画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
認証画面の一例を示す図である。
図15に続く画像形成装置の構成の一例を示すフローチャートである。
第三実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
転送選択画面の一例を示す図である。
第三実施形態に係る管理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図19に続く管理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
再実行選択画面の一例を示す図である。
削除報知画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第一実施形態)
図1~図10を参照して、第一実施形態について説明する。なお、図面については、同一又は同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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