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公開番号2025171391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076684
出願日2024-05-09
発明の名称フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類D06M 13/152 20060101AFI20251113BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】フェノール系抗菌剤の失活を抑制する。
【解決手段】(B)塩素捕捉剤の存在下、(A)フェノール系抗菌剤と塩素を含む水とを接触する、フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(B)塩素捕捉剤の存在下、(A)フェノール系抗菌剤と塩素を含む水とを接触する、フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記(A)成分は、ダイクロサン、トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノールから選ばれる1種以上である、請求項1記載のフェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法。
【請求項3】
前記(B)成分は、第一級アミン、第二級アミン及びそれらの塩、酸化剤、並びに還元剤から選ばれる1種以上である、請求項1又は2記載のフェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法。
【請求項4】
(A)フェノール系抗菌剤及び(B)塩素捕捉剤を含有する、抗菌剤組成物。
【請求項5】
使用時に希釈して用いられる濃縮液である、請求項4記載の抗菌剤組成物。
【請求項6】
顆粒状である、請求項4記載の抗菌剤組成物。
【請求項7】
(A)フェノール系抗菌剤及び(B)塩素捕捉剤を含有する抗菌剤組成物と塩素を含む水とを混合した処理液と、抗菌対象とを接触させる、抗菌方法。
【請求項8】
(A)フェノール系抗菌剤及び(B)塩素捕捉剤を含有する、繊維製品処理剤組成物。
【請求項9】
すすぎ水添加用繊維製品用柔軟剤組成物である、請求項8記載の繊維製品処理剤組成物。
【請求項10】
(A)フェノール系抗菌剤及び(B)塩素捕捉剤を含有する繊維製品処理剤組成物と水とを混合した処理液と、繊維製品とを接触させる、繊維製品の処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法、抗菌剤組成物、抗菌方法、繊維製品処理剤組成物、繊維製品の処理方法、及び塩素捕捉剤をフェノール系抗菌剤の失活抑制剤として用いる用途に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、衛生の意識の高まりから、盛んに殺菌剤、抗菌剤の研究が行われており、特に衣類などの繊維製品の抗菌については、洗濯物の部屋干しで発生するすえた臭いは菌の作用に由来するため、洗剤や柔軟剤に抗菌剤を使用することが盛んに行われている。
抗菌剤として第四級アンモニウム塩型抗菌剤を用いる場合、洗浄成分である陰イオン界面活性剤の影響で満足できる抗菌効果が得られないおそれがあるため、トリクロサンやダイクロサンなどのフェノール系抗菌剤が好まれて用いられている(例えば、特許文献1~3、5~6)。
【0003】
特許文献1には、(A)特定のアミン化合物、その塩及びその4級化物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物、(B)フェノール構造を有する抗菌性化合物、及び(C)ノニオン界面活性剤を特定の含有量で含む液体柔軟剤組成物が開示されている。
特許文献2には、(a)特定の3級アミン化合物又はその4級化物、(b)特定の抗菌性化合物を特定の割合で含有する柔軟剤組成物が開示されている。
特許文献3には、(A)フェノール構造を有する抗菌剤と、(B)高級脂肪酸又はその塩以外の界面活性剤と、(C)フェノール構造を有する抗菌剤の衣類への吸着を高める特定の化合物と、を含有する繊維製品用の液体洗浄剤組成物が開示されている。
一方、洗剤組成物に塩素捕捉剤を応用した技術として、例えば、特許文献4には、(a)陰イオン界面活性剤、(b)塩素捕捉剤、(c)10℃におけるα-ケラチン分解活性が0.09×10
-3
μg/mPU・min以上のプロテアーゼ、(d)10℃におけるα-ケラチン分解活性が0.09×10
-3
μg/mPU・min未満のプロテアーゼを特定の含有量で含有する、洗剤組成物が開示されている。
また、特許文献5には、(A)炭素数10~20の脂肪酸塩を除くアニオン界面活性剤と、(B)フェノール型抗菌剤と、(C)アミノカルボン酸型キレート剤とを含む衣料用洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献6には、(1)細菌及び真菌に対して表面上で3時間超持続する残効性を有する、ヨウ素を含まない殺細菌薬及び/又は殺真菌薬;並びに(2)過酸化物の組み合わせを含む、適用時に殺細菌性、殺真菌性、及び殺ウイルス性である、非染色性の組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-107590号公報
特開2001-192968号公報
特開2020-176264号公報
特開2000-328094号公報
特開2018-39864号公報
特表2011-506488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
フェノール系抗菌剤を水道水のような塩素を含む水で希釈して用いた場合、希釈時のフェノール系抗菌剤の濃度で得られるはずの抗菌性能を得られない可能性があることが判った。
本発明は、フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法、抗菌剤組成物、抗菌方法、繊維製品処理剤組成物、繊維製品の処理方法、及び塩素捕捉剤をフェノール系抗菌剤の失活抑制剤として用いる用途を提供する。
なお、特許文献4に記載の技術は、酵素の安定化を目的とした技術を開示するものであり、フェノール系抗菌剤と併用した技術は知られていない。
また、特許文献5又は6には、フェノール系抗菌剤とアルカリ剤であるアミン化合物や過酸化水素とを併用する技術が開示されているものの、これら化合物がフェノール系抗菌剤の失活を抑制する点について開示するものではなく、当該特許文献からフェノール系抗菌剤の失活を抑制することを想起することもできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、(B)塩素捕捉剤〔以下、(B)成分という〕の存在下、(A)フェノール系抗菌剤〔以下、(A)成分という〕と塩素を含む水とを接触する、フェノール系抗菌剤の失活を抑制する方法に関する。
【0007】
また、本発明は、(A)成分及び(B)成分を含有する、抗菌剤組成物に関する。
【0008】
また、本発明は、(A)成分及び(B)成分を含有する抗菌剤組成物と塩素を含む水とを混合した処理液と、抗菌対象とを接触させる、抗菌方法に関する。
【0009】
また、本発明は、(A)成分及び(B)成分を含有する、繊維製品処理剤組成物に関する。
【0010】
また、本発明は、(A)成分及び(B)成分を含有する繊維製品処理剤組成物と水とを混合した処理液と、繊維製品とを接触させる、繊維製品の処理方法に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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