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公開番号2025171274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076437
出願日2024-05-09
発明の名称アンテナ装置、送信機、及びレーダー
出願人古野電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01Q 21/08 20060101AFI20251113BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】広帯域化の実現を図ることが可能なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置は、誘電体基板と、誘電体基板上に形成された導体パターンと、を備え、導体パターンは、直列に接続された複数のパッチアンテナを含むアンテナ列と、アンテナ列に給電する入出力線路と、入出力線路と、アンテナ列のうちの入出力線路と接続される端に位置する第1パッチアンテナとの間に介在し、第1パッチアンテナよりも幅が狭く、アンテナ列のうちの隣り合うパッチアンテナを接続する伝送線路よりも幅が広い、接合部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
誘電体基板と、
前記誘電体基板上に形成された導体パターンと、
を備え、
前記導体パターンは、
直列に接続された複数のパッチアンテナを含むアンテナ列と、
前記アンテナ列に給電する入出力線路と、
前記入出力線路と、前記アンテナ列のうちの前記入出力線路と接続される端に位置する第1パッチアンテナとの間に介在し、前記第1パッチアンテナよりも幅が狭く、前記アンテナ列のうちの隣り合うパッチアンテナを接続する伝送線路よりも幅が広い、接合部と、
を備える、アンテナ装置。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記接合部は、前記入出力線路よりも幅が広い、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項3】
前記導体パターンは、前記入出力線路と前記接合部との間に介在するインピーダンス変成器をさらに備える、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項4】
前記インピーダンス変成器は、基本波の1/4波長に対応する伝送方向の長さを有する、
請求項3に記載のアンテナ装置。
【請求項5】
前記導体パターンは、前記入出力線路と前記接合部との間に介在し、前記接合部に向かうに従って幅が広がるテーパー部をさらに備える、
請求項2に記載のアンテナ装置。
【請求項6】
前記接合部は、前記第1パッチアンテナに向かうに従って幅が広がるテーパー部である、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項7】
前記導体パターンは、前記入出力線路と前記接合部との間に介在し、前記接合部よりも幅が広い幅広部をさらに備える、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項8】
前記接合部は、基本波の1/4波長よりも短い又は長い伝送方向の長さを有する、
請求項1に記載のアンテナ装置。
【請求項9】
請求項1に記載のアンテナ装置を備える送信機。
【請求項10】
請求項1に記載のアンテナ装置を備えるレーダー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ装置、送信機、及びレーダーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1及び2には、複数のパッチアンテナが一方向に配列し、直列に接続された、直列給電型パッチアレイアンテナが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許第106972244号明細書
欧州特許出願公開第2950390号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、60GHz、80GHzといった周波数を用いる、車載レーダーをはじめとする電波応用技術が進んでいる。この周波数帯の利点は、広い帯域幅にある。例えば79GHzでは、帯域幅が4GHzと広く、数cmの測距精度が得られる。しかしながら、パッチアレイアンテナでは帯域幅が狭く、広帯域化が課題の1つとなっている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、広帯域化の実現を図ることが可能なアンテナ装置、送信機、及びレーダーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者による研究の結果、直列に接続された複数のパッチアンテナを含むアンテナ列の広帯域化には、パッチアンテナ自体の性能だけでなく、入出力線路と、アンテナ列のうちの入出力線路と接続される第1パッチアンテナとの電磁界的結合量の最適化が必要であることが分かった。そのためには、入出力線路と第1パッチアンテナの接合部分に低インピーダンス線路を設ける必要がある。本発明は、このような設計思想に基づいており、入出力線路と第1パッチアンテナの結合量の増大を図り、アンテナ列全体の広域化を実現するものである。
【0007】
本発明の一の態様のアンテナ装置は、誘電体基板と、前記誘電体基板上に形成された導体パターンと、を備え、前記導体パターンは、直列に接続された複数のパッチアンテナを含むアンテナ列と、前記アンテナ列に給電する入出力線路と、前記入出力線路と、前記アンテナ列のうちの前記入出力線路と接続される端に位置する第1パッチアンテナとの間に介在し、前記第1パッチアンテナよりも幅が狭く、前記アンテナ列のうちの隣り合うパッチアンテナを接続する伝送線路よりも幅が広い、接合部と、を備える。これによれば、広帯域化の実現を図ることが可能となる。
【0008】
上記態様において、前記接合部は、前記入出力線路よりも幅が広くてもよい。これによれば、入出力線路を第1パッチアンテナに直接接続するよりも、結合量の増大を図ることが可能となる。
【0009】
上記態様において、前記導体パターンは、前記入出力線路と前記接合部との間に介在するインピーダンス変成器をさらに備えてもよい。これによれば、入出力線路と接合部のインピーダンス整合を図ることが可能となる。
【0010】
上記態様において、前記インピーダンス変成器は、基本波の1/4波長に対応する伝送方向の長さを有してもよい。これによれば、入出力線路と接合部のインピーダンス整合を図ることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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