TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025171200
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076287
出願日
2024-05-09
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人中部国際特許事務所
主分類
F01L
3/24 20060101AFI20251113BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】部品の寿命を判定し、部品のメンテナンスを促すことが可能な車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】車両の制御装置70は、内燃機関100を構成する部品の寿命を判定し、判定した寿命に基づいて部品のメンテナンスを促すことが可能である。そして、制御装置70は、内燃機関100の作動時に検出可能な機関回転速度NE、トルクT、空燃比A/F、及び、吸入空気量GAに基づいて、内燃機関100の燃焼室30を開閉する機関バルブである吸気バルブ40及び排気バルブ50と、吸気バルブ40及び排気バルブ50の各々を案内するバルブガイドである第一バルブガイド34及び第二バルブガイド35との少なくとも一方の寿命を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関を構成する部品の寿命を判定し、判定した前記寿命に基づいて前記部品のメンテナンスを促すことが可能な車両の制御装置であって、
前記内燃機関の作動時に検出可能な回転速度、トルク、空燃比、及び、吸入空気量に基づいて、前記内燃機関の燃焼室を開閉する機関バルブ及び前記機関バルブを前記燃焼室に向けて案内するバルブガイドのうちの少なくとも一方の前記寿命を判定する寿命判定部を有する、車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1に開示された車両管理システムが知られている。従来の車両管理システムは、車両に設けられたセンサによる検出値に基づいて部品のダメージを計算すると共にダメージの履歴を記憶しておき、車両の走行距離及びダメージの履歴に基づいて、将来のダメージが所定の閾値以上となる走行距離を予測するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-157455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の部品、特に、内燃機関を構成する部品は、例えば、レース走行等の通常走行よりも高負荷の状況下で作動した場合、過大な入力が生じる可能性があり、寿命が短くなる虞がある。このため、部品の寿命を判定し、判定した寿命に基づく適切なタイミングで部品交換等のメンテナンスが行われることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、部品の寿命を判定し、部品のメンテナンスを促すことが可能な車両の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両の制御装置は、内燃機関を構成する部品の寿命を判定し、判定した寿命に基づいて部品のメンテナンスを促すことが可能な車両の制御装置であって、内燃機関の作動時に検出可能な回転速度、トルク、空燃比、及び、吸入空気量に基づいて、内燃機関の燃焼室を開閉する機関バルブ及び機関バルブを燃焼室に向けて案内するバルブガイドのうちの少なくとも一方の寿命を判定する寿命判定部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の車両の制御装置によれば、寿命判定部が判定した機関バルブ及びバルブガイドの少なくとも一方の寿命に基づいてメンテナンスを促すことができ、その結果、適切なタイミングにより部品交換が可能になって内燃機関の破損等を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の内燃機関の概略的な断面構成図である。
車両の制御装置のブロック図である。
車両の制御装置の作動を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態の車両の制御装置70(以下、単に、「制御装置70」と称呼する。)は、図1に示すように、寿命判定部90を有している。寿命判定部90は、内燃機関100を構成する部品、特に、第一バルブガイド34と吸気バルブ40、及び、第二バルブガイド35と排気バルブ50、の寿命を判定し、メンテナンスを促す制御を行うことができる。
【0010】
内燃機関100は、シリンダブロック10を備えており、シリンダブロック10には、往復動可能にピストン11を収容した気筒10Aが形成されている。シリンダブロック10の上端には、シリンダヘッド20が連結されている。これにより、内燃機関100においては、気筒10A、ピストン11及びシリンダヘッド20によって燃焼室30が形成される。シリンダヘッド20には、燃焼室30に連通している吸気ポート21及び排気ポート22が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る