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公開番号
2025170491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075097
出願日
2024-05-07
発明の名称
液体吐出装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20251112BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体吐出装置において、必要な量の蒸気が供給される可能性を高める。
【解決手段】空気を加湿する加湿器66が、配管43,44を介して加湿空気送出管61,62に接続されている。加湿空気送出管61,62の先端の送出ポート61A,62Aから筐体8内の吐出領域B2に位置するヘッド30のノズル面に向けて加湿空気が送出される。筐体8内に、送出ポート61A,62Aから送出された加湿空気に含まれる蒸気を検出する光学センサ91,92が設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ノズルが配置されたノズル面と、
蒸気を生成する加湿器と、
前記加湿器と接続され、前記加湿器で生成された蒸気を前記ノズル面に向けて送出する送出ポートと、
前記送出ポートから送出された蒸気を検出するセンサと、を備えていることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記センサが、
光を照射する発光部と、
前記発光部から照射された光を受信する受光部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
制御装置、を備え、
前記制御装置は、前記受光部が受信した光の強度が所定値よりも高いときに、前記送出ポートからの蒸気の送出に異常があることを示す異常信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記発光部と前記受光部とを結ぶ線分が、前記送出ポートのいずれかの部分と前記ノズル面のいずれかの部分とを結ぶ線分と交差することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
有機酸を含む処理液を被吐出媒体に塗布する処理液塗布装置と、
前記ノズル面を、前記ノズルから被吐出媒体に向けて液体を吐出する吐出位置と、前記吐出位置から離れた退避位置とに移動させる移動機構と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記センサの検出結果が前記送出ポートからの蒸気の送出に異常があることに対応する所定条件を満たすときに、前記移動機構を制御して前記ノズル面を前記退避位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
キャップ、を備え、
前記退避位置は、前記ノズル面が前記キャップと対向する位置であることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記キャップを、前記退避位置に位置している前記ノズル面を覆うキャップ位置と、前記退避位置に位置している前記ノズル面から離れたアンキャップ位置とに変位させるキャップ変位機構、を備え、
前記センサの検出結果が前記所定条件を満たすときに、前記制御装置が前記移動機構を制御して前記ノズル面を前記退避位置に移動させ、且つ、前記キャップ変位機構が前記キャップを前記キャップ位置に変位させることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記ノズル内の液体に圧力を付与して前記ノズルから液体を排出させるためのポンプ、を備え、
前記センサの検出結果が前記所定条件を満たすときに、前記制御装置が前記移動機構を制御して前記ノズル面を前記退避位置に移動させ、且つ、前記キャップ変位機構が前記キャップを前記キャップ位置に変位させてから、前記制御装置が前記ポンプを駆動させて前記ノズルから前記キャップに液体を排出させることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルから液体を吐出する液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ノズルから液体を吐出する液体吐出装置の一例として、特許文献1にはノズルからインクを吐出して用紙に記録を行うインクジェット記録装置が記載されている。特許文献1のインクジェット記録装置は、温湿度センサにより、インクジェットヘッドのノズル面と、ノズル面を覆うキャップとの間の空間の温度および湿度が測定され、測定された温度および湿度に基づいてノズル面の相対湿度を取得する。そして、取得した相対湿度に基づいて、温湿度調整機構を制御して加湿処理および除湿処理を実行して、ノズル面の相対湿度を37%以上65%未満に維持することによって、ノズル面の乾燥に起因する吐出不良の発生と、結露に起因する吐出不良の発生の両方を防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-165033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1のインクジェット記録装置では、経年劣化または故障により温湿度調整機構による加湿処理において供給される蒸気の量が少なくなり、必要な量の蒸気が供給されなくなることがある。一方で、一般に湿度センサは応答速度が遅いため、湿度センサの検出結果に基づいて加湿処理を行っても、必要な量の蒸気が供給されない可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、必要な量の蒸気が供給される可能性を高めることが可能な液体吐出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の液体吐出装置は、ノズルが配置されたノズル面と、蒸気を生成する加湿器と、前記加湿器と接続され、前記加湿器で生成された蒸気を前記ノズル面に向けて送出する送出ポートと、前記送出ポートから送出された蒸気を検出するセンサと、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、送出ポートからノズル面に向けて送出される蒸気をセンサによって直接検出する。これにより、上記センサの検出結果を用いればに基づいて、送出ポートから必要な量の蒸気が送出されているか否かを示すものとなる。したがって、センサの検出結果を用いて送出ポートから必要な量の蒸気が送出される可能性を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る印刷装置の概略斜視図である。
図1に示す印刷装置の内部構造を示す平面図である。
図1に示す印刷装置の内部構造を示す正面図である。
図3に示すIV-IV線に沿った断面図である。
キャリッジとヘッドとを上方から見たときの模式図である。
(a)は吸引機構の正面図であり、(b)は吸引機構の側面図である。
キャップを上方から見たときの模式図である。
図1に示す印刷装置の電気的構成を示すブロック図である。
印刷開始指令が入力されたときの処理の流れを示すフローチャートである。
蒸気の供給状況に応じた処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の印刷装置1を、図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、印刷装置1が使用可能に設置された図1に示す状態を基準として上下方向および前後方向が定義され、印刷装置1を前方から見て左右方向が定義される。以下の説明では、左右方向を主走査方向、前後方向を副走査方向と称することもある。なお、本実施形態では、印刷装置1が、本発明の「液体吐出装置」に相当する。
【0010】
図1に示す印刷装置1はインクジェットプリンタであり、印刷媒体にインクを吐出して印刷を行う。印刷装置1は、白、黒、イエロー、シアン、およびマゼンタの5色のインクを用いて、印刷媒体にカラー画像を印刷できる。印刷媒体は、インクを吐出して画像を形成することが可能であれば特に限定するものではなく、例えば、布帛、紙等である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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