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公開番号
2025170010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025141232,2024153983
出願日
2025-08-27,2020-06-11
発明の名称
COTモジュレーター及びその使用方法
出願人
ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
31/4725 20060101AFI20251107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 疾患を処置する方法を提供すること
【解決手段】 本開示は概して一般式(I)のCot(大阪型甲状腺癌)のモジュレーター並びにその使用方法及び製造方法に関する。本開示は、Cotの発現又は活性を調節する化合物を提供する。本開示はまた、医薬組成物を含む組成物、化合物を含むキット並びに化合物を使用する(又は投与する)方法及び化合物を生成する方法も提供する。本明細書で提供される化合物は、Cotが介在する疾患、障害又は状態を処置する上で有用であり得る。本開示はまた療法において使用するための化合物も提供する。本開示は更にCotが介在する疾患、障害又は状態を処置する方法における使用のための化合物を提供する。その上本開示はCotが介在する(又はCotが少なくとも部分的に介在する)疾患、障害又は状態の処置のための薬剤の製造における化合物の使用を提供する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
大阪型甲状腺癌が介在する疾患又は状態
。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年6月14日に出願された米国特許仮出願第62/861,390号の利益を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
本開示は、概して、Cot(大阪型甲状腺癌(cancer Osaka thyroid))のモジュレーター並びにその使用方法及び製造方法に関する。
【背景技術】
【0003】
Cot(大阪型甲状腺癌)タンパク質は、MAPキナーゼキナーゼキナーゼ(MAP3K)ファミリーのメンバーであるセリン/トレオニンキナーゼである。Cotタンパク質は、「TPL2」(腫瘍進行遺伝子座)、「MAP3K8」(有糸分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼ8)又は「EST」(ユーイング肉腫形質転換体)としても公知である。Cotは、細胞におけるその腫瘍原性形質転換活性によって同定されており、腫瘍原性経路及び炎症性経路を調節することがすでに示されている。
【0004】
Cotは、MEK-ERK経路において上流にあることが公知であり、腫瘍壊死因子-α(TNF-α)のLPS誘導性産生に不可欠である。Cotは、TNFαの産生及びシグナル伝達のいずれにも関与することがすでに示されている。TNFαは、炎症誘発性サイトカインであり、関節リウマチ(RA)、多発性硬化症(MS)、炎症性腸疾患(IBD)、糖尿病、敗血症、乾癬、TNFα発現の誤調節、及び移植片拒絶反応などの炎症性疾患において重要な役割を担っている。
【0005】
それゆえ、Cotの発現又は活性を調節する作用薬及び方法は、このような疾患を予防又は処置するのに有用であり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、Cotの発現又は活性を調節する化合物を提供する。本開示はまた、医薬組成物を含む組成物、化合物を含むキット、並びに化合物を使用する(又は投与する)方法、及び化合物を生成する方法も提供する。本明細書で提供される化合物は、Cotが介在する疾患、障害、又は状態を処置する上で有用であり得る。本開示はまた、療法において使用するための化合物も提供する。本開示は更に、Cotが介在する疾患、障害、又は状態を処置する方法における使用のための化合物を提供する。その上、本開示は、Cotが介在する(又はCotが少なくとも部分的に介在する)疾患、障害、又は状態の処置のための薬剤の製造における化合物の使用を提供する。
【0007】
一態様では、式I:
JPEG
2025170010000002.jpg
41
128
の構造を有する化合物であって、式中、
R
1
が、水素、-O-R
7
、-N(R
8
)(R
9
)、-C(O)-R
7
、-S(O)
2
-R
7
、-C
1~9
アルキル、C
2~6
アルケニル、C
2~6
アルキニル、C
3~15
シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、若しくはヘテロアリールであり、
この中で、C
1~9
アルキル、C
2~6
アルケニル、C
2~6
アルキニル、C
3~15
シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、及びヘテロアリールが各々、場合により1~4個のZ
1
で置換されてもよく、
R
2
が、水素、-C(O)-R
7
、-C(O)O-R
7
、-C(O)N(R
7
)
2
、C
1~9
アルキル、C
2~6
アルケニル、C
2~6
アルキニル、C
1~6
ハロアルキル、C
3~15
シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、若しくはヘテロアリールであり、
この中で、C
1~9
アルキル、C
2~6
アルケニル、C
2~6
アルキニル、C
1~6
ハロアルキル、C
3~15
シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールが各々、場合により1~4個のZ
2
で置換されてもよく、
又はR
1
及びR
2
が、それらの結合している窒素と一緒になって、ヘテロシクリル若しくはヘテロアリールを形成し、この中で、各ヘテロシクリル若しくは各ヘテロアリールは、場合により1~4個のZ
2
で置換されており、
R
3
が、ヘテロシクリル又はヘテロアリールであり、この中で、各ヘテロシクリル又は各ヘテロアリールが、場合により1~4個のZ
3
で置換されており、
R
4
が、アリール、ヘテロシクリル又はヘテロアリールであり、この中で、各アリール、各ヘテロシクリル、又は各ヘテロアリールが、場合により1~4個のZ
4
で置換されており、
R
5
が、水素、ハロ、-CN、-NO
【0008】
ある特定の実施形態では、本開示は、治療有効量の本開示の化合物(例えば、全体を通して説明されている式I又は追加の式の化合物)と、少なくとも1つの医薬として許容され得る賦形剤とを含む医薬組成物を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
イヌへの化合物Aの経口投与と比較した、化合物Bの経口投与後の化合物Aの経時的な血漿濃度を経時的に図示する。
イヌへの化合物Cの経口投与後の、化合物A及び化合物Dの経時的な血漿濃度を経時的に図示する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、Cot又はTPL2阻害剤に関する。本開示はまた、TPL2の阻害剤に関する組成物及び方法、並びにTPL2の結合を経た疾患及び状態に関するこのような化合物を用いた処置及び予防のための当該化合物の使用にも関する。本開示はまた、1つ以上の追加の治療薬と組み合わせて、TPL2阻害剤を含む癌、糖尿病、炎症性疾患、又は肝疾患を処置及び予防するための組成物及び方法にも関する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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