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公開番号
2025169575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2024074385
出願日
2024-05-01
発明の名称
ホルダー、および、ディスペンサー
出願人
株式会社フジシール
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
77/06 20060101AFI20251107BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】樹脂の使用量を削減でき、且つ、スパウト付きパウチへの吐出装置の装着の邪魔にならず、吐出装置が装着された状態のスパウト付きパウチに対して容易に着脱することができるホルダーを提供すること。
【解決手段】本発明のホルダーは、吐出装置が装着された袋容器を立位状態で支持するためのホルダーである。前記袋容器は、パウチ本体と、該パウチ本体に装着されたスパウトと、を含む。前記吐出装置は、前記袋容器の前記スパウトに装着される。前記吐出装置を支持可能な部材に、下方に開口を有する差込口が設けられている。前記ホルダーは、シート状材料を用いて形成される。前記ホルダーは、上方に開口を有する筒状の本体部と、前記本体部の上端の周縁部の少なくとも一部に連設された天側フラップ部を備える。前記天側フラップ部は、前記差込口に差し込まれて、前記吐出装置を支持する差込片を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
吐出装置が装着された袋容器を立位状態で支持するためのホルダーであって、
前記袋容器は、パウチ本体と、該パウチ本体に装着されたスパウトと、を含み、
前記吐出装置は、前記袋容器の前記スパウトに装着され、
前記吐出装置を支持可能な部材に、下方に開口を有する差込口が設けられており、
前記ホルダーは、シート状材料を用いて形成され、
前記ホルダーは、上方に開口を有する筒状の本体部と、前記本体部の上端の周縁部の少なくとも一部に連設された天側フラップ部を備え、
前記天側フラップ部は、前記差込口に差し込まれて、前記吐出装置を支持する差込片を有する、ホルダー。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
さらに、前記吐出装置を把持して持ち上げた際に前記ホルダーが抜け落ちることを防止するための抜け防止機構を備える、請求項1に記載のホルダー。
【請求項3】
前記ホルダーは、前記天側フラップ部を複数備え、
複数の前記天側フラップ部の間に、隣り合う前記天側フラップ部の少なくとも一部を連結する連結片が設けられており、
前記連結片は、内側に折り込み可能とするための谷折り線を有し、
前記抜け防止機構は、前記連結片を内側に折り込むことにより、前記連結片の下端が前記パウチ本体の天面に向くように突出させる機構である、請求項2に記載のホルダー。
【請求項4】
前記スパウトはフランジを有し、
前記ホルダーは、前記本体部の上端の周縁部の少なくとも一部に連設された複数の天側フラップ部を備え、
前記複数の天側フラップ部は、前記差込片を有する第1天側フラップ部と、前記フランジの下方に係止するための機構を有する第2天側フラップ部と、を含み、
前記抜け防止機構は、前記第2天側フラップ部を前記フランジの下方に係止する機構である、請求項2に記載のホルダー。
【請求項5】
請求項1に記載のホルダーに前記吐出装置が装着された前記袋容器の少なくとも一部が収納され、前記ホルダーの前記差込片によって前記吐出装置が支持されている、ディスペンサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホルダー、および、ディスペンサーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
液状の内容物を収容するフィルム製の袋容器が広く普及している。袋容器に収容された内容液は、口部にポンプ式、トリガー式等の吐出装置を装着した硬質の吐出容器(ディスペンサー)に詰め替えて使用されることが多かった。
近年では、環境に配慮した樹脂の使用量削減の観点や、粘性の高いコンディショナー等の内容液の詰め替えが難しいことなどから、袋容器(パウチ)の注出口(スパウト)に吐出装置を取り付けて、袋容器から直接、内容液を吐出して使用することが提案されている。なお、吐出装置は、袋容器を交換すれば繰り返し使用できる。
【0003】
しかし、上記の袋容器は変形し易く、自立状態を保持し難い。特に、内容液が減容すると、パウチが萎んでさらに自立し難くなる。このため、袋容器を立位状態で支持する外装容器(例えば、特許文献1、2参照)や、吊り下げて使用するための吊具などが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特6463315号公報
特開2022-66861号公報
特開2022-63807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、袋容器の直接使用のために、外装容器や吊具などの耐久性のある硬質の樹脂部品等が別途必要であり、樹脂の使用量削減という目的に対して矛盾が生じていた。
【0006】
なお、特許文献3には、袋容器を直立状体で支持するための薄いシート材を折り曲げて形成されたホルダーも提案されている。この場合、薄いシート材を用いることで、硬質部品よりも樹脂の使用量を削減できる。
しかし、特許文献3のホルダーは、吐出装置の装着前に袋容器に装着しておく必要があるところ、スパウトに吐出装置を螺合等により着脱する際、通常はスパウトの根元部分の周囲を把持して装着が行われるが、ホルダーが邪魔になって吐出装置を着脱し難いという問題がある。
また、ホルダーの複数のフラップに形成された孔のそれぞれに袋容器のスパウトを挿通する必要があり、操作が煩雑であった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、樹脂の使用量を削減でき、且つ、スパウト付きパウチへの吐出装置の装着の邪魔にならず、吐出装置が装着された状態のスパウト付きパウチに対して容易に着脱することができるホルダーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のホルダーは、吐出装置が装着された袋容器を立位状態で支持するためのホルダーである。
前記袋容器は、パウチ本体と、該パウチ本体に装着されたスパウトと、を含む。
前記吐出装置は、前記袋容器の前記スパウトに装着される。
前記吐出装置を支持可能な部材に、下方に開口を有する差込口が設けられている。
前記ホルダーは、シート状材料を用いて形成される。
前記ホルダーは、上方に開口を有する筒状の本体部と、前記本体部の上端の周縁部の少なくとも一部に連設された天側フラップ部を備える。
前記天側フラップ部は、前記差込口に差し込まれて、前記吐出装置を支持する差込片を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、樹脂の使用量を削減でき、且つ、スパウト付きパウチへの吐出装置の装着の邪魔にならず、吐出装置が装着された状態のスパウト付きパウチに対して容易に着脱することができるホルダーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
袋容器(スパウト付きパウチ)の一例を示す斜視図である。
図1に示す袋容器のA-A面における断面図である。
袋容器とアダプターを示す斜視図である。
アダプターが装着された袋容器と(ポンプ式)吐出装置を示す斜視図である。
アダプターを介して吐出装置が装着された袋容器を示す斜視図である。
アダプターを介して吐出装置が装着された袋容器と、それを支持するホルダーを示す斜視図である。
ホルダーの展開図である。
吐出装置が装着された袋容器と、それを支持するホルダーを示す縦断面図である。
アダプターを介さずに吐出装置(変形例)が装着された袋容器と、それを支持するホルダーを示す斜視図である。
ホルダーの変形例1を示す斜視図である。
ホルダーの変形例1を示す展開図である。
ホルダーの変形例2を示す斜視図である。
ホルダーの変形例2を示す展開図である。
ホルダーの変形例2の作用を説明するための模式図である。
ホルダーの変形例3を示す斜視図である。
ホルダーの変形例3を示す別の斜視図である。
ホルダーの変形例3を示す展開図である。
ホルダーの変形例3を示す縦断面図である。
ホルダーの変形例4を示す展開図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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