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公開番号2025168681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2022161800
出願日2022-10-06
発明の名称レドックスフロー電池用電極、レドックスフロー電池セル、およびレドックスフロー電池システム
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 4/96 20060101AFI20251105BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】反応抵抗が小さいレドックスフロー電池用電極を提供する。
【解決手段】炭素繊維を含む繊維集合体を備え、前記炭素繊維は、前記炭素繊維の長さに沿って設けられている複数の溝部と、前記溝部の間にあって前記溝部よりも相対的に突出している畝部と、前記炭素繊維の周長が仮想円の周長よりも大きい横断面と、を備え、前記横断面は、前記炭素繊維を前記炭素繊維の長さと直交する平面で切断した断面であり、前記仮想円は、前記横断面の面積に等しい面積を有する真円である、レドックスフロー電池用電極。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
炭素繊維を含む繊維集合体を備え、
前記炭素繊維は、
前記炭素繊維の長さに沿って設けられている複数の溝部と、
前記溝部の間にあって前記溝部よりも相対的に突出している畝部と、
前記炭素繊維の周長が仮想円の周長よりも大きい横断面と、を備え、
前記横断面は、前記炭素繊維を前記炭素繊維の長さと直交する平面で切断した断面であり、
前記仮想円は、前記横断面の面積に等しい面積を有する真円である、
レドックスフロー電池用電極。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記複数の溝部の少なくとも一つは、前記溝部の幅および深さの双方と直交する長さが前記仮想円の直径の5倍以上である、請求項1に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項3】
前記複数の溝部の少なくとも一つは、前記溝部の底部の丸み半径が2μm以下である、請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項4】
前記炭素繊維は、疑似扁平率が0.15以上である、請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項5】
前記炭素繊維は、疑似扁平率の標準偏差が0.1以上である、請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項6】
前記仮想円の直径が1μm以上50μm以下である、請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項7】
前記繊維集合体は、不織布または織布である、請求項1または請求項2に記載のレドックスフロー電池用電極。
【請求項8】
請求項1に記載のレドックスフロー電池用電極を備える、
レドックスフロー電池セル。
【請求項9】
請求項8に記載のレドックスフロー電池セルを備える、
レドックスフロー電池システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レドックスフロー電池用電極、レドックスフロー電池セル、およびレドックスフロー電池システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の炭素繊維を含む炭素繊維集合体で形成されたレドックスフロー電池用電極を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/167283号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レドックスフロー電池用電極の反応抵抗を低減することが望まれている。特許文献1の技術では、反応抵抗の低減に関して、更なる改善の余地がある。
【0005】
本開示は、反応抵抗が小さいレドックスフロー電池用電極を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のレドックスフロー電池用電極は、炭素繊維を含む繊維集合体を備え、前記炭素繊維は、前記炭素繊維の長さに沿って設けられている複数の溝部と、前記溝部の間にあって前記溝部よりも相対的に突出している畝部と、前記炭素繊維の周長が仮想円の周長よりも大きい横断面と、を備え、前記横断面は、前記炭素繊維を前記炭素繊維の長さと直交する平面で切断した断面であり、前記仮想円は、前記横断面の面積に等しい面積を有する真円である。
【発明の効果】
【0007】
本開示のレドックスフロー電池用電極は、反応抵抗が小さい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のレドックスフロー電池用電極を示す概略斜視図である。
図2は、実施形態のレドックスフロー電池用電極に含まれる炭素繊維の横断面の一例を示す概略断面図である。
図3は、実施形態のレドックスフロー電池用電極に含まれる炭素繊維の一例を示す概略側面図である。
図4は、実施形態のレドックスフロー電池用電極に含まれる炭素繊維の別の一例を示す概略側面図である。
図5は、実施形態のレドックスフロー電池用電極に含まれる炭素繊維の別の一例を示す概略側面図である。
図6は、実施形態のレドックスフロー電池用電極に含まれる炭素繊維の別の一例を示す概略側面図である。
図7は、実施形態のレドックスフロー電池システムの概略構成図である。
図8は、実施形態のレドックスフロー電池システムに備わるセルスタックの概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)本開示の実施形態に係るレドックスフロー電池用電極は、炭素繊維を含む繊維集合体を備え、前記炭素繊維は、前記炭素繊維の長さに沿って設けられている複数の溝部と、前記溝部の間にあって前記溝部よりも相対的に突出している畝部と、前記炭素繊維の周長が仮想円の周長よりも大きい横断面と、を備え、前記横断面は、前記炭素繊維を前記炭素繊維の長さと直交する平面で切断した断面であり、前記仮想円は、前記横断面の面積に等しい面積を有する真円である。
(【0011】以降は省略されています)

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