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公開番号
2025168447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2025144573,2022019578
出願日
2025-09-01,2022-02-10
発明の名称
ドアクローザ
出願人
リョービ株式会社
代理人
個人
主分類
E05F
3/10 20060101AFI20251030BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】必要な閉じ力を容易に確保することができるドアクローザを提供する。
【解決手段】扉の開閉動作に伴って所定方向の軸線まわりに回転する主軸11と、主軸11に設けられ、主軸11と共に回転するカム13a,13bと、主軸11の回転に伴ってラックピニオン機構により前記所定方向と直交する方向に移動するピストン12と、扉が開くときに、閉扉状態から所定の開き角度まではカム13a,13bにより弾性変形すると共に所定の開き角度を越えるとピストン12により弾性変形し、扉が閉じるときに復元して閉じ力を発生するバネ18とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
扉の開閉動作に伴って所定方向の軸線まわりに回転する主軸と、
主軸に設けられ、主軸と共に回転するカムと、
主軸の回転に伴ってラックピニオン機構により前記所定方向と直交する方向に移動するピストンと、
扉が開くときに、閉扉状態から所定の開き角度まではカムにより弾性変形すると共に所定の開き角度を越えるとピストンにより弾性変形し、扉が閉じるときに復元して閉じ力を発生するバネと、を備える、ドアクローザ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
バネを支持し、前記所定方向と直交する方向に移動可能なバネ支持部材と、
バネ支持部材とカムの間に配置され、カムの回転に伴って前記所定方向と直交する方向に移動するカムフォロアと、を備え、
扉が開くときに、閉扉状態から所定の開き角度まではカムがカムフォロアとバネ支持部材を介してバネを弾性変形させ、所定の開き角度を越えるとピストンがバネ支持部材を介してバネを弾性変形させる、請求項1記載のドアクローザ。
【請求項3】
バネ支持部材は、カムフォロアに対して前記所定方向と直交する方向に相対移動可能に設けられる、請求項2記載のドアクローザ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カムとピストンを備えたドアクローザに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人は、下記特許文献1、2所載のようにカムとピストンを備えたドアクローザを提案している。このドアクローザは、カムを備えることにより、全閉直前のトルクを大きく設定できる。また、ラックピニオン機構によってピストンを大きく移動させることができる。そのため、流量制御流路を通過する作動油の流量を多くすることができ、作動油の流量を容易に調整できる。一方、ドアクローザには更なる小型化が求められるが、ドアクローザを小型化すると、閉じ力が不足しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-193485号公報
特開2021-95764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、必要な閉じ力を容易に確保することができるドアクローザを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るドアクローザは、扉の開閉動作に伴って所定方向の軸線まわりに回転する主軸と、主軸に設けられ、主軸と共に回転するカムと、主軸の回転に伴ってラックピニオン機構により前記所定方向と直交する方向に移動するピストンと、扉が開くときに弾性変形し、扉が閉じるときに復元して閉じ力を発生する第一バネと、第一バネとは別に設けられ、扉が開くときに弾性変形し、扉が閉じるときに復元して閉じ力を発生させる第二バネと、を備え、扉が開くときに、カムが第一バネを弾性変形させ、扉が開くときに、閉扉状態から所定の開き角度まではカムが第二バネを弾性変形させ、所定の開き角度を越えるとピストンが第二バネを弾性変形させる。
【0006】
この構成によれば、扉が閉じる際に、第一バネの閉じ力がカムに作用する。更に、所定の開き角度から閉扉状態までの区間においては、カムには更に第二バネの閉じ力も合わせて作用する。そのため、特に閉じ際においてカムから主軸を介して扉に大きな閉じ力を作用させることができ、扉をしっかりと閉じることができる。
【0007】
特に、カムと第一バネの間に配置され、カムの回転に伴って前記所定方向と直交する方向に移動するカムフォロアと、カムフォロアと第二バネの間に配置され、カムフォロアに対して前記所定方向と直交する方向に相対移動可能なバネ支持部材と、を備え、閉扉状態から所定の開き角度までは、カムがカムフォロアとバネ支持部材を介して第二バネを弾性変形させ、所定の開き角度を越えると、ピストンが、バネ支持部材をカムフォロアに対して相対移動させることにより、バネ支持部材を介して第二バネを弾性変形させることが好ましい。この構成によれば、扉が開く際に第二バネを弾性変形させる部材をカムからピストンに容易に切り替えることができる。
【0008】
更に、閉扉状態ではピストンはバネ支持部材から離れており、所定の開き角度になるとピストンがバネ支持部材に当接することが好ましい。この構成によれば、閉扉状態において、ピストンとバネ支持部材との間には隙間が存在している。そして、所定の開き角度になるとピストンがバネ支持部材に当接するので、第二バネを弾性変形させる部材を所定の開き角度でカムからピストンに容易に切り替えることができる。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、第一バネに加えて第二バネの閉じ力が所定の区間においてカムに作用するので、ドアクローザを小型化しても、閉じ際における閉じ力不足が生じにくく、必要な閉じ力を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態におけるドアクローザを示す縦断面図であって、閉扉状態を示す。
図1のA-A断面図。
図1のB-B断面図。
同ドアクローザの縦断面図であって、第二の開き角度の状態を示す。
図4のC-C断面図。
同ドアクローザの縦断面図であって、第三の開き角度の状態を示す。
図6のD-D断面図。
同ドアクローザの縦断面図であって、開扉状態を示す。
図8のE-E断面図。
同ドアクローザのピストン、スライダ及びバネ支持部材を示す斜視図。
同ドアクローザのスライダを示し、(a)は平面図、(b)は(a)のF-F断面図、(c)は(b)のG-G断面図。
(a)は同ドアクローザのバネ支持部材を示す正面図、(b)及び(c)はスライダとバネ支持部材を示す図11(b)に対応した断面図。
同ドアクローザのスライダとピストンの移動量を示すグラフ。
同ドアクローザの閉じ力を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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