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公開番号2025167991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024073063
出願日2024-04-26
発明の名称送電装置、送電装置が行う方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02J 50/80 20160101AFI20251030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 複数のコイルを有する送電装置において、コイルの周波数やその他の制御について適切に行う。
【解決手段】 送電装置100は、第一送電コイル303と、第二送電コイル303の内側に配置される第二送電コイル307と、少なくとも第一送電コイル303を使用して第一周波数の電力信号を印加し、第二送電コイル307を使用して第二周波数の電力信号を印加する送電部302と、を有する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
第一コイルと、
前記第一コイルの内側に配置される第二コイルと、
少なくとも前記第一コイルを使用して第一周波数の電力信号を印加し、前記第二コイルを使用して、前記第一周波数よりも高い第二周波数の電力信号を印加する送電手段と、を有する送電装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第一周波数の電力信号は、前記第一コイルと前記第二コイルを使用して印加され、
前記第二周波数の電力信号は、前記第二コイルのみを使用して印加される請求項1に記載の送電装置。
【請求項3】
前記第一周波数の電力信号は、前記第一コイルのみを使用して印加され、
前記第二周波数の電力信号は、前記第二コイルのみを使用して印加される請求項1に記載の送電装置。
【請求項4】
第一コイルと第二コイルは略同心円状に配置される請求項1に記載の送電装置。
【請求項5】
前記送電手段は、前記第一周波数及び前記第二周波数それぞれで受電装置を起動する電力信号を印加し、
前記第一周波数及び前記第二周波数それぞれで印加される、前記受電装置を起動する電力信号のいずれに対しても、前記受電装置から特定の応答がない場合には、異物があると判断する判断手段をさらに有する請求項1に記載の送電装置。
【請求項6】
前記特定の応答は、Signal Strengthデータパケットである請求項5に記載の送電装置。
【請求項7】
前記送電手段は、前記第一周波数及び前記第二周波数の少なくとも一方で受電装置を起動する電力信号を印加し、
前記送電手段は、前記受電装置を起動する電力信号に対して前記受電装置から特定の応答があった場合、前記受電装置から特定の応答があったほうの周波数で、前記受電装置に対して送電を行う請求項1に記載の送電装置。
【請求項8】
前記送電手段は、前記第一周波数及び前記第二周波数の少なくとも一方で受電装置を起動する電力信号を印加し、
前記送電手段は、前記受電装置を起動する電力信号に対して前記受電装置から特定の応答があった場合、前記受電装置から特定の応答があった周波数で、前記受電装置に対して送電を行い、他方の周波数について物体を検出する電力信号を印加しないように制御する請求項3に記載の送電装置。
【請求項9】
送電装置が行う方法であって、
第一周波数で受電装置を起動する電力信号を印加し
前記第一周波数よりも高い第二周波数で受電装置を起動する電力信号を印加し、
前記第一周波数及び前記第二周波数それぞれで印加される、前記受電装置を起動する電力信号のいずれに対しても、前記受電装置から特定の応答がない場合には、異物があると判断する方法。
【請求項10】
コンピュータに、請求項9に記載の方法を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線電力伝送に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
無線電力伝送システムの技術開発が広く行われており、標準化団体Wireless Power Consortium(WPC)が無線充電規格として策定した規格(WPC規格)が広く知られている。また、特許文献1には、送電装置に第一コイルと第一コイルよりも小さい第二コイルを実装する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-93174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大きさが異なる複数のコイルを実装した送電装置において、コイルの周波数やその他の制御について適切な構成は提案されていない。
【0005】
本開示は、複数のコイルを有する送電装置において、コイルの周波数やその他の制御について適切に行う技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様である送電装置は、第一コイルと、前記第一コイルの内側に配置される第二コイルと、少なくとも前記第一コイルを使用して第一周波数の電力信号を印加し、前記第二コイルを使用して、前記第一周波数よりも高い第二周波数の電力信号を印加する送電手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、複数のコイルを有する送電装置において、コイルの周波数やその他の制御について適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
受電装置の構成例を示す図である。
送電装置の構成例を示す図である。
送電装置の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態における送電装置と受電装置の動作を説明するシーケンス図である。
送電装置の別の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(システムの構成)
本実施形態による無線電力伝送システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る無線電力伝送システムの構成例を示す。本無線電力伝送システムは、一例において、送電装置100と受電装置101を含んで構成される。送電装置100と受電装置101は、WPC(Wireless Power Consortium)が策定する規格(以下、WPC規格という)に準拠しているものとする。送電装置100は、例えば自装置上に載置された受電装置101に対して無線で送電する電子機器である。送電装置100は、送電コイルを介して受電装置101へ無線で電力を送る。受電装置101は、例えば、送電装置100から受電して内蔵バッテリに充電を行う電子機器である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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