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公開番号2025167906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072923
出願日2024-04-26
発明の名称液体攪拌装置、システム及び制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/175 20060101AFI20251030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体をより効率よく撹拌する技術を提供すること。
【解決手段】液体攪拌装置は、液体を収容する収容手段と、前記収容手段を回動する回動動作を行う駆動手段と、を備える。前記回動動作は、複数の停止位置で前記収容手段の回動を停止する停止動作を含み、前記複数の停止位置は、停止時間が第一の時間である第一の停止位置と、停止時間が前記第一の時間と異なる第二の時間である第二の停止位置と、を含む。
【選択図】図30
特許請求の範囲【請求項1】
液体を収容する収容手段と、
前記収容手段を回動する回動動作を行う駆動手段と、
を備え、
前記回動動作は、複数の停止位置で前記収容手段の回動を停止する停止動作を含み、
前記複数の停止位置は、
停止時間が第一の時間である第一の停止位置と、
停止時間が前記第一の時間と異なる第二の時間である第二の停止位置と、を含む、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体攪拌装置であって、
前記第二の停止位置での前記収容手段の姿勢は、前記第一の停止位置での前記収容手段の姿勢よりも前記収容手段に収容された液体の液深が深い姿勢であり、
前記第二の時間は前記第一の時間よりも短い、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体攪拌装置であって、
前記複数の停止位置は、
停止時間が前記第一の時間と異なる第三の時間である第三の停止位置を含み、
前記収容手段の回動方向で、前記第一の停止位置は、前記第二の停止位置と前記第三の停止位置との間の位置である、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項4】
請求項3に記載の液体攪拌装置であって、
前記回動動作は、
前記第二の停止位置と前記第三の停止位置との間で前記収容手段を複数回、回動した後、前記第一の停止位置で前記収容手段を停止する動作を繰り返す動作である、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項5】
請求項1に記載の液体攪拌装置であって、
前記収容手段は、液体が収容された収容器を収容し、
前記第一の停止位置において、前記収容器は水平姿勢であり、
前記第二の停止位置において、前記収容器は傾斜姿勢である、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項6】
請求項1に記載の液体攪拌装置であって、
前記停止時間を設定する設定手段を備える、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項7】
請求項6に記載の液体攪拌装置であって、
前記収容手段の液体の残量の情報を取得する取得手段を備え、
前記設定手段は、前記残量の情報に基づいて前記停止時間を設定する、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項8】
請求項7に記載の液体攪拌装置であって、
前記設定手段は、残量が少ない場合は多い場合よりも前記第二の時間を長く設定する、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項9】
請求項7に記載の液体攪拌装置であって、
前記収容手段は、複数の液体収容器を収容し、
前記設定手段は、前記複数の液体収容器のうち、残量が最も少ない液体収容器の残量を基準として前記停止時間を設定する、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
【請求項10】
請求項6に記載の液体攪拌装置であって、
前記収容手段は、液体収容器を交換可能に収容し、
前記液体収容器が交換された場合、前記駆動手段により前記回動動作として第一の回動動作が行われた後に第二の回動動作が行われ、
前記第一の回動動作は、前記設定手段によって前記第一の時間及び前記第二の時間の少なくともいずれか一方が、前記第二の回動動作よりも短く設定される動作である、
ことを特徴とする液体攪拌装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は液体の攪拌技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
沈降性を有する物質を含む液体は、使用に際して攪拌し、沈殿物を分散させる必要がある場合がある。例えば、液体インクを記録媒体に吐出して記録を行う記録装置では、顔料インクやメタリックインクといったインクを使用する場合、沈殿物を分散させるためにその攪拌が必要となる場合がある。特許文献1及び2には、インクの収容部を回動させることでインクを攪拌する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-338195号公報
特許第6567186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、液体の収容部を単に回動させるだけでは、効率よく液体を攪拌することができない場合がある。
【0005】
本発明は液体をより効率よく撹拌する技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
液体を収容する収容手段と、
前記収容手段を回動する回動動作を行う駆動手段と、を備え、
前記回動動作は、複数の停止位置で前記収容手段の回動を停止する停止動作を含み、
前記複数の停止位置は、
停止時間が第一の時間である第一の停止位置と、
停止時間が前記第一の時間と異なる第二の時間である第二の停止位置と、を含む、
ことを特徴とする液体攪拌装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体をより効率よく撹拌する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るシステムの斜視図。
図1のシステムの正面図。
液体吐出装置の内部構造の説明図。
格納部の正面図。
液体収容器と容器支持ユニットの斜視図。
格納部に対する容器支持ユニットの装着態様を示す説明図。
ハンドルの動作説明図。
液体攪拌装置の斜視図。
液体攪拌装置の斜視図。
収容空間の正面図。
容器支持ユニットの収容態様を示す図。
液体攪拌装置の正面図。
液体攪拌装置の後部の斜視図。
攪拌動作の例を示す図。
回動規制ユニットの説明図。
回動規制態様を示す図。
回動規制態様を示す図。
位置検知動作の説明図。
流路形成部材及び弁ユニットの説明図。
回動時の流路形成部材の姿勢の変化の例を示す図。
可動側及び固定側のチューブ固定部材の配置の説明図。
保持部材の説明図。
回動時のチューブ等の形態の変化の例を示す図。
図1のシステムの制御回路のブロック図。
制御例の説明図。
制御例の説明図。
別の例の説明図。
別の例の説明図。
別の例の説明図。
別の攪拌動作の例を示す図。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
別の攪拌動作の例を示す図。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
停止時間の設定テーブルの例を示す図。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
制御ユニットの処理例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
図1は本発明の一実施形態に係るシステムAの斜視図、図2はシステムAの正面図である。各図において、矢印X、Y、Zは互いに交差する方向を示し、本実施形態の場合、直交している。システムAを水平な面に設置した場合の左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向とする。X方向及びY方向は横方向とも呼ぶことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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