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公開番号2025167905
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072922
出願日2024-04-26
発明の名称プログラム、情報処理装置の制御方法、情報処理装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20251030BHJP(電気通信技術)
要約【課題】セキュリティ設定を行う際の利便性を向上させること。
【解決手段】情報処理装置のコンピュータを、前記情報処理装置に設定されている、前記情報処理装置及び通信装置と異なる外部装置とのアクセスに用いられるセキュリティ設定に関する第1の情報を取得する第1の取得手段、前記通信装置がサポートするセキュリティ設定に関する第2の情報を取得する第2の取得手段、前記第1の取得手段により取得された前記第1の情報と、前記第2の取得手段により取得された前記第2の情報とを比較する比較手段、前記比較手段による前記第1の情報と前記第2の情報との比較結果に基づいて、前記第1の情報に含まれる第1のセキュリティ設定値を前記通信装置に送信するよう制御する送信制御手段、として機能させるプログラム。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置のコンピュータを、
前記情報処理装置に設定されている、前記情報処理装置及び通信装置と異なる外部装置とのアクセスに用いられるセキュリティ設定に関する第１の情報を取得する第１の取得手段、
前記通信装置がサポートするセキュリティ設定に関する第２の情報を取得する第２の取得手段、
前記第１の取得手段により取得された前記第１の情報と、前記第２の取得手段により取得された前記第２の情報とを比較する比較手段、
前記比較手段による前記第１の情報と前記第２の情報との比較結果に基づいて、前記第１の情報に含まれる第１のセキュリティ設定値を前記通信装置に送信するよう制御する送信制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記第１の情報は、
前記情報処理装置で有効な第１のセキュリティ設定方法と、当該第１のセキュリティ設定方法に含まれる第１の設定項目と、当該第１の設定項目に対応する前記第１のセキュリティ設定値とを含む、
ことを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記第２の情報は、
前記通信装置がサポートする第２のセキュリティ設定方法と、当該第２のセキュリティ設定方法に含まれる第２の設定項目と、当該第２の設定項目に対応する第２のセキュリティ設定値とを含む、
ことを特徴とする請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記送信制御手段は、
前記比較結果が条件を満たす場合に、前記第１の情報に含まれる第１のセキュリティ設定値を前記通信装置に送信するように制御する、
ことを特徴とする請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記条件は、
前記第１のセキュリティ設定方法と、前記第２のセキュリティ設定方法とが一致することを含む、
ことを特徴とする請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
前記第２のセキュリティ設定方法と、前記第１のセキュリティ設定方法とを紐付けた紐づけ情報を記憶する第１の記憶手段、としてさらに機能させ、
前記比較手段は、
前記紐づけ情報に基づいて、前記第１のセキュリティ設定方法と、前記第２のセキュリティ設定方法とを比較する、
ことを特徴とする請求項５に記載のプログラム。
【請求項７】
前記条件は、
前記第１の設定項目と、前記第２の設定項目とが一致することを含む、
ことを特徴とする請求項４に記載のプログラム。
【請求項８】
前記条件は、
前記第２のセキュリティ設定方法が、手動設定が必要な設定方法でないことを含む、
ことを特徴とする請求項４に記載のプログラム。
【請求項９】
前記比較結果が、前記条件を満たさない場合に、前記第２の情報に対応する設定値を受け付ける受付け手段、
前記送信制御手段は、
前記受付け手段により受け付けた前記第２の情報に対応する設定値を前記通信装置に送信するよう制御する、
ことを特徴とする請求項４に記載のプログラム。
【請求項１０】
外部のアクセスポイントが形成するネットワークを介さず、前記通信装置とダイレクトに通信する第１の通信手段、としてさらに機能させ、
前記第１の取得手段は、
前記第１の通信手段により前記通信装置とダイレクトに通信した場合に、前記第１の情報を取得する、
ことを特徴とする請求項１に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム、情報処理装置の制御方法、情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
昨今、通信装置をインターネットに接続することによって、様々なサービスが提供されている。しかし、ネットワーク環境によっては、通信装置がインターネットへアクセスするために、追加のセキュリティ設定が必要となる場合がある。セキュリティ設定としては、例えば、ＩＥＥＥ８０２．１Ｘの規格に準じたセキュリティ設定を行う必要がある。
【０００３】
セキュリティ設定方法としては、セキュリティ認証のためのユーザ名とパスワードなどのセキュリティ設定に関する情報を通信装置の操作パネルから入力する方法がある。特許文献１には、セキュリティ設定が必要とされる対となるデバイス間で、一方に行われたセキュリティ設定をもう一方の対となるデバイスに送信して設定を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００６－２９３９７１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、セキュリティ認証のためのユーザ名及びパスワードなどのセキュリティ設定に関する情報を、ユーザが通信装置の操作パネルへ手動で入力する場合、誤った操作が行われると、適切にセキュリティ設定を行うことができない。また、特許文献１に開示されている技術では、ネットワーク通信を行う対となるデバイス間でしか、セキュリティ設定に関する情報の受け渡しができないという制限があった。したがって、セキュリティ設定を行う場合の利便性を向上させるための工夫が求められる。
【０００６】
本発明は、セキュリティ設定を行う際の利便性を向上するプログラム、情報処理装置の制御方法、情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、情報処理装置のコンピュータを、前記情報処理装置に設定されている、前記情報処理装置及び通信装置と異なる外部装置とのアクセスに用いられるセキュリティ設定に関する第１の情報を取得する第１の取得手段、前記通信装置がサポートするセキュリティ設定に関する第２の情報を取得する第２の取得手段、前記第１の取得手段により取得された前記第１の情報と、前記第２の取得手段により取得された前記第２の情報とを比較する比較手段、前記比較手段による前記第１の情報と前記第２の情報との比較結果に基づいて、前記第１の情報に含まれる第１のセキュリティ設定値を前記通信装置に送信するよう制御する送信制御手段、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、セキュリティ設定を行う際の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
システム構成例を示す図である。
セキュリティ設定に関する処理を説明するシーケンス図である。
セットアッププログラムにより実行される処理を示すフローチャートである。
セキュリティ設定に関する情報を説明する図である。
セキュリティ設定に関する情報を説明する図である。
セキュリティ設定に関する情報の対応関係を説明する図である。
セットアッププログラムにより表示される画面を示す図である。
セキュリティ設定に関する処理を説明するシーケンス図である。
セットアッププログラムにより表示される画面を示す図である。
セキュリティ設定に関する処理を説明するシーケンス図である。
セキュリティ設定に関する処理を説明するシーケンス図である。
機能フラグを説明する図である。
システム構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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