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公開番号
2025167766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024072664
出願日
2024-04-26
発明の名称
印刷装置、及び印刷装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
2/19 20060101AFI20251030BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷装置のメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】交換可能なインク容器を装着する装着部と、前記インク容器から補給されたインクを貯留する貯留手段と、前記貯留手段から供給されるインクを使用して印刷を行う印刷手段と、前記装着部から前記インク容器が取り外されたことを検知可能な検知手段と、前記インク容器から前記貯留手段にインクを補給する補給処理中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されたことに基づいて、前記装着部から前記印刷手段までのインクの流路上の少なくとも一部における気泡を排出するための特定の処理を実行するように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
交換可能なインク容器を装着する装着部と、
前記インク容器から補給されたインクを貯留する貯留手段と、
前記貯留手段から供給されるインクを使用して印刷を行う印刷手段と、
前記装着部から前記インク容器が取り外されたことを検知可能な検知手段と、
前記インク容器から前記貯留手段にインクを補給する補給処理中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されたことに基づいて、前記装着部から前記印刷手段までのインクの流路上の少なくとも一部における気泡を排出するための特定の処理を実行するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記補給処理中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されても、前記インク容器が装着されていない状態では前記特定の処理を開始せず、前記装着部に新たなインク容器が装着された後に前記補給処理の続きが行われ、当該補給処理が完了した後に、前記特定の処理を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記補給処理中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されたことに応じて所定の情報を記憶手段に記憶させするように制御する記憶制御手段を更に有し、
前記制御手段は、前記補給処理が完了した際に前記記憶手段に前記所定の情報が記憶されていることに基づいて前記特定の処理を行うように制御することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記装着部から前記インク容器が取り外せないようにする物理的なロック機構を有さないことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御手段は、印刷ジョブを実行中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されても、前記インク容器が装着されていない状態では前記特定の処理を開始せず、前記装着部に新たなインク容器が装着されて実行中の前記印刷ジョブが完了した後に、前記特定の処理を実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記特定の処理は、前記貯留手段からインクを吸引して前記印刷手段で用いる印刷ヘッドから吐出する処理であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記特定の処理は、前記装着部から前記印刷手段までのインクの流路上に、フィルムにより仕切られた空間を設け、当該空間の内部に気泡を集める処理であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記装着部における前記インク容器のカバーが開かれたことを検知可能な検知手段を更に有し、
前記制御手段は、
前記貯留手段の内部を負圧にすることで前記インク容器から前記貯留手段にインクを補給し、
前記補給処理中に前記カバーが開かれたことが検知された場合に前記カバーが開かれた時刻を表す第1の時刻を記録すると共に、前記カバーが開かれたことが検知された時点から前記貯留手段の負圧を停止する制御を開始し、
前記カバーが開かれたことが検知された後に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知された場合に前記インク容器が取り外された時刻を表す第2の時刻を記録して、
前記第1の時刻から前記第2の時刻までの経過時間に応じて、前記特定の処理を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記経過時間に応じて、第1の処理と第2の処理と第3の処理の少なくとも何れかを実行し、
前記第1の処理は、前記貯留手段からインクを吸引して前記印刷手段で用いる印刷ヘッドから吐出する処理であり、
前記第2の処理は、前記第1の処理よりもインク吸引量を増やした処理であり、
前記第3の処理は、前記装着部から前記印刷手段までのインクの流路上に、フィルムにより仕切られた空間を設けて、当該空間の内部に気泡を集める処理である
ことを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記印刷手段は、インクジェット方式によることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置の制御に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット式の印刷装置において、インクタンクから記録ヘッドまでインク供給する経路中に気泡が混入すると、吐出不良などが発生する。経路中に混入した気泡は、インク吐出処理を伴うクリーニングを実行することで取り除かれる。特許文献1では、インクタンクがインクを貯留するサブタンクと接続され、サブタンクが記録ヘッドと接続されており、サブタンク中にインクと大気を遮断する手段を設けることで、インク供給などで生じる気泡をサブタンク内で抜くことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-226025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インクタンクが装着部から取り外されることで経路中に気泡が混入してしまうことがある。インクタンクの着脱を防止する機構や、特許文献1に記載のような気泡を取り除く機構を追加しても、気泡を排出するためのメンテナンスが必要になる場合がある。
【0005】
そこで本発明は、印刷装置のメンテナンス性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の印刷装置は、交換可能なインク容器を装着する装着部と、前記インク容器から補給されたインクを貯留する貯留手段と、前記貯留手段から供給されるインクを使用して印刷を行う印刷手段と、前記装着部から前記インク容器が取り外されたことを検知可能な検知手段と、前記インク容器から前記貯留手段にインクを補給する補給処理中に前記インク容器が前記装着部から取り外されたことが検知されたことに基づいて、前記装着部から前記印刷手段までのインクの流路上の少なくとも一部における気泡を排出するための特定の処理を実行するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、印刷装置のメンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
インク供給機構の構成を示す概略図である。
実施形態1に係る処理を示すフローチャートである。
実施形態2に係る処理を示すフローチャートである。
実施形態3に係る処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
[実施形態1]
図1は、印刷装置のハードウェア構成を示すブロック図である。印刷装置1は、プリント部としてのプリントエンジンユニット200と、スキャナ部としてのスキャナエンジンユニット300と、印刷装置1全体を制御するコントローラユニット100を有する。図1に示す印刷装置1は、インクジェット方式のプリント部を備えている。また、本実施形態では、プリント部の他に、スキャナ部を更に備えているが、スキャナ部を備えていなくてもよく、ファクシミリなど他の機能部を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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