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公開番号2025167623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072442
出願日2024-04-26
発明の名称撮像装置、その制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/65 20230101AFI20251030BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 被写体を撮像するカメラと撮影者を撮像するカメラを有する撮像装置において、被写体を撮像するカメラで撮像された画像の情報だけでなく、撮影者を撮像するカメラで撮像された画像の情報を用いる場合に、撮像装置の消費電力が大きくなる。
【解決手段】 ファインダーに対する物体の接近を検知可能な接近検知手段と、第1の被写体を撮像する第1撮像手段と、前記第1撮像手段とは異なる方向の第2の被写体を撮像する第2撮像手段と、前記接近検知手段により前記物体の接近が検知されないと、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影者による操作手段への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする撮像装置。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
ファインダーに対する物体の接近を検知可能な接近検知手段と、
第1の被写体を撮像する第1撮像手段と、
前記第1撮像手段とは異なる方向の第2の被写体を撮像する第2撮像手段と、
前記接近検知手段により前記物体の接近が検知されないと、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御する制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
前記撮影者による操作手段への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記撮影者による前記操作手段への操作が行われたことにより前記第2撮像手段の駆動を停止した後、所定時間が経過すると、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記操作手段は、前記ファインダーを覗かないで操作することが想定される第1操作部材であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1操作部材は、拡大ボタン、又は再生ボタンであることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像装置は、さらに、前記ファインダーに画像を表示する表示部を有し、
前記制御手段は、前記撮影者による前記第1操作部材への操作が行われ、かつ、前記ファインダーを覗いて操作することが想定される第2操作部材への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するとともに、前記表示部を点灯させるように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第2操作部材は、シャッターボタンであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像装置は、さらに、前記撮像装置の姿勢を判定する判定手段を有し、
前記制御手段は、前記撮影者による第1操作部材への操作が行われず、かつ、前記判定手段により判定された前記撮像装置の姿勢とは異なる姿勢で操作することが想定される操作部材への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
ファインダーに対する物体の接近を検知可能な接近検知手段と、
第1の被写体を撮像する第1撮像手段と、
前記第1撮像手段とは異なる方向の第2の被写体を撮像する第2撮像手段と、
前記接近検知手段により前記物体の接近が検知されないと、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御する制御手段と、
前記撮影者により、撮像装置の姿勢に合った撮影用の操作部材が操作されているかを判定する判定手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記判定手段により、前記撮像装置の姿勢に合った前記撮影用の操作部材が操作されていると判定しない場合は、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする撮像装置。
【請求項9】
ファインダーに対する物体の接近を検知可能な接近検知ステップと、
第1撮像手段により、第1の被写体を撮像する第1撮像ステップと、
第2撮像手段により、前記第1撮像手段とは異なる方向の第2の被写体を撮像する第2撮像ステップと、
前記接近検知ステップにより前記物体の接近が検知されないと、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップは、
前記撮影者による操作手段への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータに請求項9に記載の撮像装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置では、被写体を撮像する撮像手段に加えて、撮影者を撮像する撮像手段が備わっているものがある。
【0003】
特許文献1には、被写体側のカメラ(アウトカメラ)と、アウトカメラと異なる方向に向けることができる撮影者側のカメラ(インカメラ)を備える画像処理装置が記載されている。また、特許文献1には、アウトカメラで撮像された画像から判別された、その画像のシーンの信頼度を算出する際に、インカメラで撮像された画像の輝度情報や色情報を用いる画像処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-122942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に開示された画像処理装置のように、アウトカメラで撮像された画像の情報だけでなく、インカメラで撮像された画像の情報を用いる場合、アウトカメラ、インカメラの両方を使用することとなる。これにより、画像処理装置の消費電力が大きくなってしまう場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、被写体を撮像するカメラと撮影者を撮像するカメラを有する撮像装置において、被写体を撮像するカメラだけでなく撮影者を撮像するカメラで撮像された画像の情報を用いる場合でも、撮像装置の消費電力を小さくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、ファインダーに対する物体の接近を検知可能な接近検知手段と、第1の被写体を撮像する第1撮像手段と、前記第1撮像手段とは異なる方向の第2の被写体を撮像する第2撮像手段と、前記接近検知手段により前記物体の接近が検知されないと、前記第2撮像手段を駆動状態とするように制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影者による操作手段への操作が行われると、前記第2撮像手段の駆動を停止するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、被写体を撮像するカメラと撮影者を撮像するカメラを有する撮像装置において、被写体を撮像するカメラで撮像された画像の情報だけでなく、撮影者を撮像するカメラで撮像された画像の情報を用いる場合でも、撮像装置の消費電力を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の外観図である。
本実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の有するインカメラユニット170の配置を説明する図である。
本実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の構成を説明するブロック図である。
本実施形態1に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態1に係るメニュー/再生表示制御処理を説明するためのフローチャートである。
本実施形態2に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態3に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態1]
<デジタルカメラ100の外観図>
図1は、本実施形態に係る撮像装置の一例であるデジタルカメラ100の外観図である。図1(a)は、デジタルカメラ100の正面からの外観形状を示した図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面からの外観形状を示した図である。
(【0011】以降は省略されています)

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