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公開番号2025167198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024071591
出願日2024-04-25
発明の名称二酸化炭素排出量演算システム、該方法および該プログラム
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20251030BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、原料の量と製品の量とに差がある場合、工程ごとにCO2排出量を考慮できる二酸化炭素排出量演算システム、該方法および該プログラムを提供する。
【解決手段】本発明は、複数の工程を経て製造される製品を、複数の製品種類で製造可能な工場において、所定の期間でのCO2排出量を求めるシステムであって、前記複数の工程は、原料を前記工程の1つとみなして含み、前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1ロス物排出量を求める。この演算において、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、当該製品の当該工程の投入量と当該製品の製品量との差分量が当該製品の当該工程の第1差分量として求められ、当該製品の当該工程のCO2排出量に、当該製品の当該工程の投入量に対する当該製品の当該工程の第1差分量の割合を乗算して当該製品の当該工程の第1ロス物排出量が求められる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の工程を経て製造される製品を、複数の製品種類で製造可能な工場において、所定の期間におけるCO

排出量を求める二酸化炭素排出量演算システムであって、
前記複数の工程は、前記製品を製造するための原料を前記工程の1つとみなして含み、
前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1ロス物排出量を求める第1排出量演算部を備え、
前記第1排出量演算部は、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、当該製品の当該工程に投入される投入量と当該製品の製品量との差分量を当該製品の当該工程の第1差分量として求め、当該製品の当該工程の実施で生じるCO

排出量に、当該製品の当該工程の投入量に対する当該製品の当該工程の第1差分量の割合を乗算することによって、当該製品の当該工程の第1ロス物排出量を求める、
二酸化炭素排出量演算システム。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記第1排出量演算部で製品ごとに求めた各第1ロス物排出量を、工程種類ごとに総計することによって、複数の工程種類それぞれにおける各第1ロス物総排出量を求める第1総排出量演算部をさらに備える、
請求項1に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項3】
前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第2ロス物排出量を求める第2排出量演算部と、
前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1寄与度を求める第1寄与度演算部を備え、
前記第2排出量演算部は、
当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、
当該製品の当該工程に投入される投入量と当該製品の当該工程を通過した通過量との差分量を当該製品の当該工程の第2差分量として求め、当該製品の当該工程から上流側の上流工程ごとに、上流工程の実施で生じるCO

排出量に、上流工程の投入量に対する当該工程の第2差分量の割合を乗算した第3乗算結果を求め、前記求めた各第3乗算結果を総計することによって、
当該製品の当該工程の第2ロス物排出量を求め、
前記第1寄与度演算部は、
当該製品の製品種類における所定の第1配分率をαとした場合に、
当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、
当該工程において、前記第1排出量演算部で求めた当該製品の当該工程の第1ロス物排出量に前記αを乗算した第1A乗算結果と、前記第2排出量演算部で求めた当該製品の当該工程の第2ロス物排出量に、1から前記αを減算した減算結果を乗算した第2A乗算結果とを加算した第1加算結果を、前記第1排出量演算部で求めた当該製品の各工程の各第1ロス物排出量における第1総計量または前記第2排出量演算部で求めた当該製品の各工程の各第2ロス物排出量における第2総計量で除算することによって、
当該製品の当該工程の第1寄与度を求める、
請求項1に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項4】
前記複数の工程種類それぞれについて、当該工程種類において、前記第1寄与度演算部で製品ごとに求めた各第1寄与度を、製品の製造で生じたCO

排出量で加重平均することによって、当該工程種類の加重平均寄与度を求める加重平均寄与度演算部をさらに備える、
請求項3に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項5】
前記複数の製品種類それぞれについて、当該製品種類の製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第2ロス物排出量を求める第2排出量演算部と、
前記第1排出量演算部で製品ごとに求めた各第1ロス物排出量を、工程種類ごとに総計することによって、複数の工程種類それぞれにおける各第1ロス物総排出量を求める第1総排出量演算部と、
前記第2排出量演算部で製品ごとに求めた各第2ロス物排出量を、工程種類ごとに総計することによって、複数の工程種類それぞれにおける各第2ロス物総排出量を求める第2総排出量演算部と、
複数の工程種類ごとに、第2寄与度を求める第2寄与度演算部とを備え、
前記第2排出量演算部は、
当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、
当該製品の当該工程に投入される投入量と当該製品の当該工程を通過した通過量との差分量を当該製品の当該工程の第2差分量として求め、当該製品の当該工程から上流側の上流工程ごとに、上流工程の実施で生じるCO

排出量に、上流工程の投入量に対する当該工程の第2差分量の割合を乗算した第3乗算結果を求め、前記求めた各第3乗算結果を総計することによって、
当該製品の当該工程の第2ロス物排出量を求め、
前記第2寄与度演算部は、
前記複数の製品ごとに、当該製品において、前記第1排出量演算部で求めた当該製品の各工程の各第1ロス物排出量における当該製品の第1総計量または前記第2排出量演算部で求めた当該製品の各工程の各第2ロス物排出量における当該製品の第2総計量を求め、
前記複数の製品ごとに求めた各第1総計量をさらに総計した第3総計量、または、前記複数の製品ごとに求めた各第2総計量をさらに総計した第4総計量を求め、
所定の第2配分比をβとした場合に、前記第1総排出量演算部で求めた第1ロス物総排出量に前記βを乗算した第1B乗算結果と、前記第2総排出量演算部で求めた第2ロス物総排出量に、1から前記βを減算した減算結果を乗算した第2B乗算結果とを加算した第2加算結果を求め、前記求めた各第2加算結果を、前記第3総計量または前記第4総計量で除算することによって、
当該工程種類の第2寄与度を求める、
請求項1に記載の二酸化炭素排出量演算システム。
【請求項6】
複数の工程を経て製造される製品を、複数の製品種類で製造可能な工場において、所定の期間におけるCO

排出量を求める二酸化炭素排出量演算方法であって、
前記複数の工程は、前記製品を製造するための原料を前記工程の1つとみなして含み、
前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1ロス物排出量を求める第1排出量演算ステップを備え、
前記第1排出量演算ステップは、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、当該製品の当該工程に投入される投入量と当該製品の製品量との差分量を当該製品の当該工程の第1差分量として求め、当該製品の当該工程の実施で生じるCO

排出量に、当該製品の当該工程の投入量に対する当該製品の当該工程の第1差分量の割合を乗算することによって、当該製品の当該工程の第1ロス物排出量を求める、
二酸化炭素排出量演算方法。
【請求項7】
複数の工程を経て製造される製品を、複数の製品種類で製造可能な工場において、所定の期間におけるCO

排出量を求める二酸化炭素排出量演算プログラムであって、コンピュータを、請求項1ないし請求項5のずれか1項に記載の二酸化炭素排出量演算システムとして機能させるための二酸化炭素排出量演算プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の工程を経て製造される製品に関するCO

排出量を求める二酸化炭素排出量演算システム、二酸化炭素排出量演算方法および二酸化炭素排出量演算プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球環境の保全等の観点から、二酸化炭素の排出量に関心が寄せられている。このような二酸化炭素の排出量に関する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
この特許文献1に開示されたカーボントレーサビリティ管理システムは、外部からの受電電力、受入冷温熱量、自家発設備運転実績、冷温熱設備運転実績を記録管理するユーティリティ管理手段と、資材及び原料使用実績を記録管理する資材管理手段と、製造期間中のファシリティ設備の使用エネルギーを管理記録するファシリティ管理手段と、製品の生産実績を管理する製造実行管理手段と、前記ユーティリティ管理手段、資材管理手段、ファシリティ管理手段、製造実行管理手段に記録管理された各実績から温室効果ガス排出量を計算する排出量算出手段と、該排出量算出手段で算出した温室効果ガス排出量を製品一単位量としての製造ロットに配賦する排出量配賦手段とを有し、ボイラや受電設備、自家発電設備、水道等の一次動力設備と分類されるものに対して、前記一次動力設備からエネルギーの供給を受けて動く動力設備を二次動力設備と分類し、前記一次動力設備と二次動力設備からのエネルギーの供給を受けて動く非動力設備を三次設備と分類するものであり、前記排出量配賦手段は、三次設備の製品ロットに対応する使用状況と、二次設備の製品ロットに対応する使用状況から製品ロットの温室効果ガス排出量を配賦するものであり、前記製造ロットに対して配賦した温室効果ガス排出量を、前記製造ロットの固有データとして管理する排出量管理手段を備える。このカーボントレーサビリティ管理システムは、廃棄した製造ロットや洗浄作業に伴う温室効果ガス排出を、一定のルールに従って、製品ロットの排出量として配賦する。より具体的には、関連する洗浄作業や廃棄ロットの生産により生成された温室効果ガスの排出量は、割り当てポリシーに基づいて按分される。この割り当てポリシーでは、廃棄ロットは、どの品目の製造プロセスであっても、60時間以内に製造される同一品目も製造ロットに1/3ずつの量で按分される。また、当該時間内に同一品目の製品が3ロット以上製造されなかった場合には、当該時間が経過した時点で残っている当該廃棄ロットによる温室効果ガス排出量は、当該時間経過後、最初に実施された同一品目の製造ロットに引き当てられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5097728号公報(特開2010-191832号公報)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記特許文献1に開示されたカーボントレーサビリティ管理システムは、ロット単位でCO

排出量を管理できるが、原料の量と製品の量とに差がある場合、ロット単位ではない工程ごとのCO

排出量を考慮できない。
【0006】
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、原料の量と製品の量とに差がある場合、工程ごとにCO

排出量を考慮できる二酸化炭素排出量演算システム、二酸化炭素排出量演算方法および二酸化炭素排出量演算プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる二酸化炭素排出量演算システムは、複数の工程を経て製造される製品を、複数の製品種類で製造可能な工場において、所定の期間におけるCO

排出量を求めるシステムであって、前記複数の工程は、前記製品を製造するための原料を前記工程の1つとみなして含み、前記製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1ロス物排出量を求める第1排出量演算部を備え、前記第1排出量演算部は、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれについて、当該製品の当該工程に投入される投入量と当該製品の製品量との差分量を当該製品の当該工程の第1差分量として求め、当該製品の当該工程の実施で生じるCO

排出量に、当該製品の当該工程の投入量に対する当該製品の当該工程の第1差分量の割合を乗算することによって、当該製品の当該工程の第1ロス物排出量を求める。好ましくは、上述の二酸化炭素排出量演算システムにおいて、前記第1排出量演算部は、工程の実施で生じるCO

排出量における単位量当たりのCO

排出量を、前記工程の投入量に乗算することによって、前記工程の実施で生じるCO

排出量を求める。
【0008】
このような二酸化炭素排出量演算システムは、製品ごとに、当該製品を製造する際に経る複数の工程それぞれにおける各第1ロス物排出量を求めるので、原料の量と製品の量とに差がある場合、工程ごとにCO

排出量を考慮できる。
【0009】
他の一態様では、上述の二酸化炭素排出量演算システムにおいて、前記第1排出量演算部で製品ごとに求めた各第1ロス物排出量を、工程種類ごとに総計することによって、複数の工程種類それぞれにおける各第1ロス物総排出量を求める第1総排出量演算部をさらに備える。
【0010】
このような二酸化炭素排出量演算システムは、工程種類ごとに、所定の期間におけるCO

排出量(第1ロス物総排出量)を求めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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