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公開番号2025166540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070632
出願日2024-04-24
発明の名称酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤
出願人コニシ株式会社
代理人個人
主分類C09J 131/04 20060101AFI20251029BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】 撥水紙に対して良好な接着性を示す酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤を提供する。
【解決手段】 この水性エマルジョン接着剤は、エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマー100質量部に対して、アミノ基を有するアクリルポリマー0.3~5.0質量部と、ポリビニルアルコール5~20質量部と、トリアセチン、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3-メトキシブチルアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートよりなる群から選ばれた可塑剤10~30質量部とを含む。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマーと、アミノ基を有するアクリルポリマーと、ポリビニルアルコールと、トリアセチン、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3-メトキシブチルアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートよりなる群から選ばれた可塑剤とを含む酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマー100質量部に対して、アミノ基を有するアクリルポリマー0.3~5.0質量部と、ポリビニルアルコール5~20質量部と、トリアセチン、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3-メトキシブチルアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートよりなる群から選ばれた可塑剤10~30質量部とを含む酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。
【請求項3】
エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマー100質量部に対して、トリアセチン、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート及びジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートよりなる群から選ばれた可塑剤が少なくとも3~20質量部含まれている請求項2記載の酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。
【請求項4】
ポリビニルアルコールのケン化度が85モル%以下である請求項1又は2記載の酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。
【請求項5】
撥水紙に適用される請求項1又は2記載の酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。
【請求項6】
撥水紙が段ボールのライナーである請求項5記載の酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤に関し、特に撥水紙に好適に使用しうる水性エマルジョン接着剤に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、撥水紙に適用される水性エマルジョン接着剤として、特許文献1記載の接着剤が知られている。すなわち、エチレンを構成モノマーとして含まない酢酸ビニル系水性エマルジョンの樹脂分100重量部に対して、沸点が50~150℃の有機溶剤30~200重量部と、可塑剤3~30重量部と、ノニオン性又はアニオン性界面活性剤0.1~10重量部とを配合してなる接着剤が知られている(特許文献1、請求項1)。有機溶剤としてはキシレンやヘキサンが用いられており、可塑剤としてはジブチルフタレートが用いられている(特許文献1、実施例)。
【0003】
しかしながら、キシレンやヘキサン等の有機溶剤を用いると作業環境及び使用環境が悪化するという弊害があった。また、ジブチルフタレート等のフタル酸系可塑剤は人体に悪影響を及ぼす恐れがあり、使用規制の動きがある。
【0004】
特公平4-52311号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、作業環境や使用環境を悪化させず、人体に悪影響を及ぼす恐れの少ない酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤中に、アセチル基を持つ特定の可塑剤とアミノ基を持つ特定のアクリルポリマーを配合することにより、上記課題を解決したものである。すなわち、本発明は、エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマーと、アミノ基を有するアクリルポリマーと、ポリビニルアルコールと、トリアセチン、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、3-メトキシブチルアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートよりなる群から選ばれた可塑剤とを含む酢酸ビニル系ポリマーを主体とする水性エマルジョン接着剤に関するものである。
【0007】
本発明で用いる酢酸ビニル系ポリマーはエチレン基を構成単位として含まないものであり、一般的に酢酸ビニルモノマーに由来する構成単位のみよりなるものである。しかしながら、エチレン基を有しないものであれば、構成単位として若干量含んでいてもよい。たとえば、(メタ)アクリル酸モノマーや(メタ)アクリレートモノマーに由来する構成単位を含んでいる、酢酸ビニル系共重合体であってもよい。
【0008】
本発明で用いるポリビニルアルコールは、酢酸ビニル系ポリマーを乳化重合する際の保護コロイドとして用いられるものである。ポリビニルアルコールとしては、従来公知のものが用いられるが、本発明においてはケン化度が85モル%以下のものを用いるのが好ましい。ケン化度が85モル%を超えるポリビニルアルコールを用いると、水性エマルジョン接着剤を塗布して得られる皮膜の親水性が高く、撥水紙に対して接着性が低下する傾向が生じる。ポリビニルアルコールは、エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマー100質量部に対して、5~20質量部配合されているのが好ましい。ポリビニルアルコールの配合量が5質量部未満であると、水性エマルジョンの安定性が低下する傾向が生じる。一方、ポリビニルアルコールの配合量が20質量部を超えると、撥水紙に対する接着性が低下する傾向が生じる。
【0009】
本発明で用いるアミノ基を有するアクリルポリマーは、主鎖がポリアクリレート又はポリメタクリレート等よりなり、側鎖にアミノエチル基等のアミノアルキル基が結合されてなるものである。アミノ基を有するアクリルポリマーは、撥水紙に対する接着性を向上させるためのものである。アミノ基を有するアクリルポリマーは、水性エマルジョンの形態で市販されており、たとえば、株式会社日本触媒製の商品名「ポリメント EK-100R」や「ポリメント EK-350R」等を用いることができる。
【0010】
アミノ基を有するアクリルポリマーは、エチレン基を構成単位として含まない酢酸ビニル系ポリマー100質量部に対して、0.3~5.0質量部配合されているのが好ましい。アミノ基を有するアクリルポリマーの配合量が0.3質量部未満であると、撥水紙に対する接着性が低下する傾向が生じる。一方、アミノ基を有するアクリルポリマーの配合量が5.0質量部を超えると、水性エマルジョン接着剤の貯蔵安定性が悪化する傾向が生じる。
(【0011】以降は省略されています)

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