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公開番号
2025166464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-06
出願番号
2024070535
出願日
2024-04-24
発明の名称
発泡層製造用組成物及び発泡ゴムローラ
出願人
SWCC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20251029BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】発泡ゴムローラの発泡層を製造するための発泡層製造用組成物と、発泡層を備える発泡ゴムローラを提供すること。
【解決手段】本発明の発泡層製造用組成物は、シリコーンゴム、水、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を備え、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする。2.5wt%≦X≦20wt% 0wt%<Y<2wt% 本発明の発泡ゴムローラは、芯材と、芯材の外周に設けた発泡層を備え、発泡層が、シリコーンゴム、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を含み、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする。2.5wt%≦X≦20wt% 0wt%<Y<2wt%
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
芯材と、前記芯材の外周に設けた発泡層を備える発泡ゴムローラにおける、発泡層製造用の組成物であって、
シリコーンゴム、水、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を備え、
前記シリコーンゴムに対する、前記吸水性ポリマーの重量比(X)と、前記界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする、
組成物。
2.5wt%≦X≦20wt%
0wt%<Y<2wt%
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に係る、発泡層製造用の組成物において、
前記シリコーンゴムに対する、前記吸水性ポリマーの重量比(X)と、前記界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする、
組成物。
5wt%≦X≦10wt%
0.25wt%≦Y≦0.75wt%
【請求項3】
芯材と、前記芯材の外周に設けた発泡層を備える発泡ゴムローラであって、
前記発泡層が、シリコーンゴム、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を含み、
前記シリコーンゴムに対する、前記吸水性ポリマーの重量比(X)と、前記界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする、
発泡ゴムローラ。
2.5wt%≦X≦20wt%
0wt%<Y<2wt%
【請求項4】
請求項3に係る、発泡ゴムローラにおいて、
前記シリコーンゴムに対する、前記吸水性ポリマーの重量比(X)と、前記界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする、
発泡ゴムローラ。
5wt%≦X≦10wt%
0.25wt%≦Y≦0.75wt%
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発泡ゴムローラの発泡層を製造するための発泡層製造用組成物と、発泡層を備える発泡ゴムローラに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、レーザビームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置において、用紙に転写した未定着トナー像を定着させる方法として、一般的に熱定着方式が採用されている。
熱定着方式では、定着と加熱を行う定着ローラと、定着ローラに圧接する加圧ローラとして、アルミや鉄等の芯材の外周面にゴム層を設け、ゴム層の表面にフッ素樹脂等の離型層を設けてなるゴムローラを使用する。特に近年では、ゴム層の表面硬度の変化や外径変化を抑制するため、連続気泡を有する発泡ゴムでゴム層を構成した発泡ゴムローラが普及している。
【0003】
一般的に、発泡ゴムを製造する方法には(1)加熱発泡剤を使用する方法、(2)中空フィラーを使用する方法、(3)溶出法等がある。この内(1)加熱型発泡剤を用いる方法では、架橋の際に発泡剤を発泡させることでゴム内に気泡を形成する。(2)中空フィラーを使用する方法では、ゴム中に中空フィラーを分散させることで気泡を形成する。(3)溶出法は、水溶性の粉末をゴム組成物内に分散してゴムを硬化させた後、水溶性粉末を溶出させることで気泡を形成する。
特許文献1には、(3)溶出法を用いた熱定着用ゴムローラの製造方法であって、シリコーンゴム組成物中にグルコースやラクトース等の糖粉末を分散して一次硬化させ、硬化後に金型を水中に浸漬して糖粉末を水中に溶出し、溶出後にシリコーンゴムを芯材ごと金型から引き抜いて二次硬化させる製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-8990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
糖粉末による溶出法は、均一で連泡率の高い発泡ゴムを形成できる反面、溶出後の水から糖が析出し、産業廃棄物として処理する必要があるため、処分コストが嵩む。更に、一次加硫と二次加硫の間に、発泡ゴムローラを水中に浸漬して糖を溶出させる工程が必要であるため、工程数が多く製造効率の面から改善の余地がある。
【0006】
本発明の目的は、以上のような問題点を解決するための発泡層製造用組成物と、当該発泡用組成物を用いて製造した発泡層を備える発泡ゴムローラであって、画像形成装置用の定着ローラ、加圧ローラ又は搬送ローラとしての品質水準を確保する発泡ゴムローラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発泡層製造用組成物は、シリコーンゴム、水、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を備え、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする。
2.5wt%≦X≦20wt% 0wt%<Y<2wt%
【0008】
本発明の発泡層製造用組成物は、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たしていてもよい。
5wt%≦X≦10wt% 0.25wt%≦Y≦0.75wt%
【0009】
本発明の発泡ゴムローラは、芯材と、芯材の外周に設けた発泡層を備え、発泡層が、シリコーンゴム、吸水性ポリマー、及び界面活性剤を含み、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たすこと特徴とする。
2.5wt%≦X≦20wt% 0wt%<Y<2wt%
【0010】
本発明の発泡ゴムローラは、シリコーンゴムに対する、吸水性ポリマーの重量比(X)と、界面活性剤の重量比(Y)が、それぞれ以下を満たしていてもよい。
5wt%≦X≦10wt% 0.25wt%≦Y≦0.75wt%
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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