TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025165841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024079007
出願日
2024-04-23
発明の名称
竹粉による平茸菌床栽培法及び平茸菌床並びに平茸
出願人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
代理人
主分類
A01G
18/20 20180101AFI20251028BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 竹粉を活用して平茸菌床を効率的に作成する平茸菌床栽培法、これにより得られた平茸菌床及び平茸を提供する。
【解決手段】 おがくずの平茸用培地に、少なくとも竹粉を混合して、平茸菌床を作成する平茸菌床栽培法で得られたものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
平茸子実体用培地の基材に竹粉末を添加して平茸子実体用菌床を用いて平茸子実体を培養することを特徴とする平茸子実体栽培方法。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記竹粉末は孟宗竹・真竹である請求項1に記載の平茸子実体の栽培方法。
【請求項3】
前記基材はおがくずであり、米糠・ふすま及び竹粉を含む場合は、米糠と竹粉の総量に対して竹粉が10%以上90%未満である。
【請求項4】
請求項1からの3のいずれか記載の平茸菌床栽培法によって作成されたことを特徴とする子実体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、竹粉による平茸菌床栽培法及び平茸菌床並びに平茸、これによって得られた平茸菌床及び平茸に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
竹は長年にわたり様々な用途で利用されてきたが、最近の生活様式の変化によって、安価な製品の輸入等により竹林・竹材利用の激減、管理者の高齢化や後継者不足に伴い管理されていない放置竹林が急増し、大きな社会問題となっている。2017年の日本の竹林面積は16.7万haで侵入竹林を含めると42haに達し、これは長崎県の面積に匹敵する。そして、最近の30年間で約1割増加していることも報告され、現在も手つかずに放置されているのが現状である。
その現状を少しでも改善し、有効活用することができれば、放置竹林困窮農家や平茸菌床生産者の有効な手法となる。そこで、その竹粉を平茸菌床製造時の材料として利用できないかと考えた。
【0003】
従来より、竹の粉粒物を主体とする培養基を使用することを特徴とする茸の人工栽培法(特開平5-153853号公報)、竹を主体とする堆肥を用いて、食用あるいは薬用キノコ類の菌の成長を著しく促進させることが可能なキノコ栽培用菌床(特開平2007-97487号公報)、育成促進と育成果実の防病と緩衝保持をなし、収穫後に育成培地と防腐分解同化しえる竹粉での菌床栽培(特開2013-70686号公報)、竹材オガ粉及び竹材チップをキノコの培地基材に使用するにより広葉樹オガ粉に代用できた。(特開2017-38584号公報)などが挙げられる。一方、平茸菌床の作成に竹粉を用いることについては先行技術を発見しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-153853号公報
特開2007-97487号公報
特開平2013-70696号公報
特開2017-38584号公報
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
まず、日本の放置竹林(管理放棄された竹)は昭和61年(14.7ha)と比較して平成29年(16.7ha)の30年間で約1割増加している。この面積は長崎県全体の面積に匹敵し、毎年増加傾向にある。この現状は人工林だけでなく農地へ侵入し被害が発生している。(林野庁2004;北嶋2008)竹林の拡大被害に関して竹の繁殖力だけでなく、竹が活発に利用されていないことが原因として考えられる。竹の急激な利用拡大が期待できない現状では、今後も竹の被害が拡大していく可能性がある。
そのような竹の利用を促進するために、業者としては速やかに竹専用の粉砕機が開発されてきているが、利用用途とセットでないと利用促進は望めないと思われる。近年では竹粉末の有効な活用が急務となっている。
【0006】
この点、特許文献1には竹粉粒物を主体とする培養基で人工的にえのき、しめじ、しいたけ、マイタケを栽培する方法と記載されているものの、平茸菌床の作成に適した竹粉末の具体的な利用については開示されておらず、有効な活用を確立したものとはいえない。
【0007】
また、特許文献2には竹または筍皮の廃棄物処理した堆肥を用いたもので食用あるいは薬用キノコの菌の成長を著しく促進される菌床と記載されているものの、平茸菌床の作成に適した利用方法については開示されておらず、有効な活用を確立したものとはいえない。
【0008】
また、特許文献3には竹粉での菌床培地で、育成促進と育成果実の防病と緩衝保持をなし、収穫後に育成培地と腐食分解同化すると記載されているものの、平茸菌床の作成に適した利用方法については開示されておらず、有効な活用を確立したものとはいえない。
【0009】
また、特許文献4には広葉樹オガ粉に代えて、竹材オガ粉及び竹材チップをキノコの培地基材に使用でき、シイタケ、エノキタケ、鹿角霊芝、エリンギ、シメジ等、木材腐朽菌によるキノコ栽培であると記載されているものの、平茸菌床の作成に適した利用方法については開示されておらず、有効な活用を確立したものといえない。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みてなされてものであり、竹を活用した平茸菌床の作成に適した技術を提供することにより、竹を用いた平茸菌床栽培法、これにより得られた平茸菌床及び平茸を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
産卵床
11日前
個人
釣り用錘
29日前
個人
平板植栽
12日前
個人
果実袋
11日前
個人
蜜蜂保護装置
1か月前
個人
噴霧器ノズル
27日前
個人
養殖器具
11日前
個人
移動体草刈り機
11日前
個人
水田排水量調整器具
11日前
株式会社剛樹
釣り竿
25日前
個人
可動リップ付きルアー
1か月前
個人
ブルーカーボンシステム
1か月前
井関農機株式会社
圃場作業機
4日前
井関農機株式会社
圃場作業機
1か月前
個人
餌付き針の餌取り防止具
1か月前
株式会社ナベル
表示システム
1か月前
有限会社信英精密
括り罠
19日前
積水樹脂株式会社
シート止め具
11日前
個人
網口高さのベクトル底引き網
11日前
株式会社サワエ
害虫捕獲器
4日前
みのる産業株式会社
除草機
1か月前
みのる産業株式会社
除草機
1か月前
松山株式会社
収穫機
1か月前
個人
粘着板で挟むネズミ捕り装置
11日前
松山株式会社
収穫機
1か月前
井関農機株式会社
苗移植機
19日前
三恵技研工業株式会社
ルアー
11日前
株式会社アテックス
芝草の刈取装置
18日前
株式会社中村工務店
潅水装置
12日前
個人
自閉式「洗濯バサミ型」虫捕獲器
19日前
個人
つる状多肉植物の製造方法
8日前
株式会社シマノ
釣糸ガイド
1か月前
株式会社シマノ
釣糸ガイド
1か月前
個人
ロータリー耕うん装置
今日
株式会社クボタ
作業車
27日前
新・産業洗浄株式会社
陸上養殖装置
11日前
続きを見る
他の特許を見る