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公開番号2025165498
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024069566
出願日2024-04-23
発明の名称サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20251028BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者のプライバシーを保護しつつ生体認証を用いたサービスの享受が可能か否かを事前に通知可能とする、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、第1の制御手段と、第2の制御手段と、を備える。記憶手段は、複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する。第1の制御手段は、所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を所定エリアが写る画像データから取得すると共に、取得した生体情報と記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する。第2の制御手段は、第1の認証処理が成功の場合、第1の認証処理により特定された滞在者の匿名情報を用いて、第1の認証処理に成功した事実を滞在者に通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶手段と、
所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御手段と、
前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1の制御手段は、前記所定エリアが写る画像データから前記滞在者を特徴付ける人物特徴量を算出すると共に、前記算出された人物特徴量と実質的に一致する人物特徴量が新たに取得した画像データから算出された場合に、前記滞在者は前記所定エリアに滞在中であると判定する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記第1の制御手段は、前記所定エリアが写る画像データから前記滞在者の人領域を抽出し、前記抽出された人領域から前記記憶された生体情報に対応する生体情報を取得する、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記第2の制御手段は、前記所定エリアに滞在中の前記滞在者に対して前記第1の認証処理に成功した事実の通知を継続し、前記滞在者が前記所定エリアから出た場合には、前記第1の認証処理に成功した事実の通知を解除する、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記第2の制御手段は、前記滞在者が視認可能な位置に設置された表示装置に対し、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を送信する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項6】
所定のサービスを享受するために前記所定エリアを通過して所定の場所に到達した被認証者の生体情報を取得し、前記取得した被認証者の生体情報を用いて第2の認証処理を実行する、第3の制御手段をさらに備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記第3の制御手段は、前記取得した被認証者の生体情報と前記第1の認証処理に成功したと判定された前記滞在者の生体情報を用いて前記第2の認証処理を実行する、請求項6に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記匿名情報は、ニックネーム又はアバターである、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項9】
複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶工程と、
所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御工程と、
前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御工程と、
を備える、サーバ装置の制御方法。
【請求項10】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶処理と、
所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御処理と、
前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
認証結果を被認証者に通知する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、多くの人が同時に通過する特定の場所にゲートを設けなくても、特定の場所を通過する人に、適切に顔認証結果を通知できる通知装置を提供する、と記載されている。特許文献1の通知装置は、生成部と、送信部と、を備える。生成部は、通過管理エリアを撮影するカメラの画像データに基づいて得られる通過管理エリアを通過する人の顔認証結果を表し、通過管理エリアを通過する人の足元に投影される顔認証結果画像の画像データを生成する。送信部は、画像データをプロジェクターに送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-010180号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
生体認証は商品等の決済手段として用いられる。生体認証決済では顧客が会計所に現れた際、当該顧客の生体情報が取得され、事前に登録された生体情報との間で照合が行われる。ここで、何らかの原因で生体認証が失敗する場合がある。このような場合、生体認証決済を利用できると考えていた顧客は、想定外の状況に困惑することも多い。
【0006】
なお、特許文献1に開示された技術を上記問題の解決に適用することは難しい。特許文献1の技術では、他人が利用者の認証結果を知ることができる。個人のプライバシー保護に対する意識の高まりから、このような情報提供の採用は困難である。
【0007】
本発明は、利用者のプライバシーを保護しつつ生体認証を用いたサービスの享受が可能か否かを事前に通知可能とすることに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶手段と、所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御手段と、前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶工程と、所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御工程と、前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、複数の利用者それぞれの生体情報と匿名情報を対応付けて記憶する、記憶処理と、所定エリアに滞在している滞在者の生体情報を前記所定エリアが写る画像データから取得すると共に、前記取得した生体情報と前記記憶された生体情報を用いて第1の認証処理を実行する、第1の制御処理と、前記第1の認証処理が成功の場合、前記第1の認証処理により特定された前記滞在者の前記匿名情報を用いて、前記第1の認証処理に成功した事実を前記滞在者に通知する、第2の制御処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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