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公開番号
2025165080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2024068953
出願日
2024-04-22
発明の名称
ロボットの保護カバーの挟み込み防止構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B25J
19/00 20060101AFI20251027BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】ロボットの関節を覆う保護カバーの挟み込みを防止する。
【解決手段】本開示に係るロボットの保護カバーの挟み込み防止構造は、第1面から第2面に向かって縮径する略椀型の本体と、本体の外側面から突出するように、外側面の周縁に沿って設けられた、第1リンクと第2リンクとを連結する関節を覆う保護カバーが取り付けられる取付部と、を含む一対の挟み込み防止部材を備える。取付部は、少なくとも関節の動作方向に対応する位置に設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面から第2面に向かって縮径する略椀型の本体と、
前記本体の外側面から突出するように、当該外側面の周縁に沿って設けられた、第1リンクと第2リンクとを連結する関節を覆う保護カバーが取り付けられる取付部と、
を含む一対の挟み込み防止部材を備える、
ロボットの保護カバーの挟み込み防止構造。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
一対の前記挟み込み防止部材は、前記第1リンクに取り付けられる第1部材と、前記第2リンクに取り付けられる第2部材であり、
前記第1部材の第1面と前記第2部材の第1面とは、対向するように配置される、
請求項1に記載の挟み込み防止構造。
【請求項3】
一対の前記挟み込み防止部材は、第2面にそれぞれ開口部が設けられた第1部材と第2部材であり、
前記第1リンクが前記第1部材の開口部内を通ることで、前記第1部材が前記第1リンクの周囲に配置され、
前記第2リンクが前記第2部材の開口部内を通ることで、前記第2部材が前記第2リンクの周囲に配置され、
前記第1部材の第1面と前記第2部材の第1面とは、対向するように配置される、
請求項1に記載の挟み込み防止構造。
【請求項4】
前記第1部材及び前記第2部材は、前記保護カバーに取り付けられている、
請求項3に記載の挟み込み防止構造。
【請求項5】
前記取付部は、少なくとも前記関節の動作方向に対応する位置に設けられる、
請求項1に記載の挟み込み防止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボットの保護カバーの挟み込み防止構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
関節により連結されたリンクを備え、鉄板やプラスチック成形物の表面に塗料を吹き付けるコーティング塗装を行う塗装作業ロボットが広く用いられている。このような塗装作業ロボットにおいて、塗料の飛沫やほこり等の汚染物が関節に蓄積すると発火の原因となることが知られている。特許文献1では、塗装作業ロボットへの汚染物の付着を防ぐ保護カバーが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4659786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の保護カバーは、合成繊維糸を使用した丸編ニットで円筒状に構成されており、塗装作業ロボットの全体を覆い、関節の大きな動きにも伸縮して対応する。しかしながら、塗装作業ロボットの外形形状にフィットした保護カバーの場合、関節の動作時に保護カバーを関節で挟み込んでしまう可能性がある。
【0005】
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ロボットの関節を覆う保護カバーの挟み込みを防止する構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るロボットの保護カバーの挟み込み防止構造は、第1面から第2面に向かって縮径する略椀型の本体と、前記本体の外側面から突出するように、当該外側面の周縁に沿って設けられた、第1リンクと第2リンクとを連結する関節を覆う保護カバーが取り付けられる取付部と、を含む一対の挟み込み防止部材を備える。
【0007】
本開示に係る挟み込み防止構造において、一対の前記挟み込み防止部材は、前記第1リンクに取り付けられる第1部材と、前記第2リンクに取り付けられる第2部材であり、前記第1部材の第1面と前記第2部材の第1面とは、対向するように配置される。
【0008】
本開示に係る挟み込み防止構造において、一対の前記挟み込み防止部材は、第2面にそれぞれ開口部が設けられた第1部材と第2部材であり、前記第1リンクが前記第1部材の開口部内を通ることで、前記第1部材が前記第1リンクの周囲に配置され、前記第2リンクが前記第2部材の開口部内を通ることで、前記第2部材が前記第2リンクの周囲に配置され、前記第1部材の第1面と前記第2部材の第1面とは、対向するように配置される。
【0009】
また、前記第1部材及び前記第2部材は、前記保護カバーに取り付けられている。
【0010】
前記取付部は、少なくとも前記関節の動作方向に対応する位置に設けられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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