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公開番号
2025164881
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2025141629,2022576603
出願日
2025-08-27,2022-01-07
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20251023BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】駆動信号の発振を抑制することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置A5は、各々が第1駆動信号に応じてオンオフ制御される複数の第1半導体素子1と、各々が第2駆動信号に応じてオンオフ制御される複数の第2半導体素子2と、搭載面31aに複数の第1半導体素子1が搭載された導電板31と、搭載面32aに複数の第2半導体素子2が搭載された導電板32と、第1駆動信号が入力される制御端子61と、第2駆動信号が入力される制御端子62と、第1駆動信号が伝送される配線部521と、第2駆動信号が伝送される配線部531と、各第1半導体素子1と配線部521とを接続する複数の接続部材723と、各第2半導体素子2と配線部531とを接続する複数の接続部材733とを備える。配線部521と導電板31とは、y方向に導電板32を挟んで互いに反対側に位置する。複数の接続部材723は、z方向に見て導電板32に重なる。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
各々が第1駆動信号に応じてオンオフ制御される複数の第1半導体素子と、
各々が第2駆動信号に応じてオンオフ制御される複数の第2半導体素子と、
厚さ方向の一方を向く第1搭載面を有し、前記第1搭載面に前記複数の第1半導体素子が搭載された第1搭載部と、
前記厚さ方向において前記第1搭載面と同じ方向を向く第2搭載面を有し、前記第2搭載面に前記複数の第2半導体素子が搭載された第2搭載部と、
前記第1駆動信号が入力される第1制御端子と、
前記第2駆動信号が入力される第2制御端子と、
前記第1制御端子が接続され、前記第1駆動信号が伝送される第1配線部と、
前記第2制御端子が接続され、前記第2駆動信号が伝送される第2配線部と、
前記複数の第1半導体素子の各々と前記第1配線部とを接続する複数の第1接続部材と、
前記複数の第2半導体素子の各々と前記第2配線部とを接続する複数の第2接続部材と、
を備えており、
前記第1配線部と前記第1搭載部とは、前記厚さ方向に直交する第1方向に前記第2搭載部を挟んで互いに反対側に位置し、
前記複数の第1接続部材は、前記厚さ方向に見て前記第2搭載部に重なる、半導体装置。
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【請求項2】
前記複数の第1半導体素子の各々は、第1電極、第2電極および第3電極を有し、前記第3電極に入力される前記第1駆動信号に応じて、前記第1電極および前記第2電極間がオンオフ制御され、
前記複数の第1接続部材は、前記複数の第1半導体素子の前記第3電極にそれぞれ個別に接続される、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記複数の第1半導体素子の各々の導通状態を示す第1検出信号を出力する第1検出端子と、
前記第1検出端子が接続され、前記第1検出信号が伝送される第3配線部と、
前記複数の第1半導体素子の前記第2電極と、前記第3配線部とを接続する複数の第3接続部材と、
をさらに備える、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第3配線部は、前記第1方向において、前記第2搭載部を基準に、前記第1配線部と同じ側に位置し、
前記複数の第3接続部材は、前記厚さ方向に見て、前記第2搭載部に重なる、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1配線部は、前記第1制御端子が接合される第1パッド部、および、前記複数の第1接続部材が接合される第1帯状部を含み、
前記第1帯状部は、前記厚さ方向に見て、前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向に沿って延びる、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第3配線部は、前記第1検出端子が接合される第2パッド部、および、前記複数の第2接続部材が接合される第2帯状部を含み、
前記第2帯状部は、前記厚さ方向に見て、前記第2方向に沿って延びる、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1帯状部と前記第2帯状部とは、前記厚さ方向に見て、平行である、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1配線部は、前記複数の第1半導体素子よりも前記複数の第2半導体素子の近くに位置する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記複数の第1半導体素子において、前記第1電極同士が電気的に接続され、前記第2電極同士が電気的に接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2配線部と前記第2搭載部とは、前記第1方向に前記第1搭載部を挟んで互いに反対側に位置し、
前記複数の第2接続部材は、前記厚さ方向に見て前記第1搭載部に重なる、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの電力用半導体素子を備える半導体装置が知られている。このような半導体装置において、半導体装置の許容電流を確保するために、複数の電力用半導体素子を並列に接続した構成が知られている(たとえば特許文献1)。特許文献1に記載のパワーモジュールは、複数の第1半導体素子、複数の第1接続配線、配線層および信号端子を備える。複数の第1半導体素子は、たとえばMOSFETからなる。各第1半導体素子は、ゲート端子に入力された駆動信号に応じてオン・オフ駆動する。複数の第1接続配線は、たとえばワイヤであり、複数の第1半導体素子のゲート端子と配線層とを接続する。配線層は、信号端子が接続されている。信号端子は、配線層および各第1接続配線を介して、各第1半導体素子のゲート端子に接続される。信号端子は、各第1半導体素子を駆動するための駆動信号を、各第1半導体素子のゲート端子に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-225493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高速でスイッチング動作する電力用半導体素子では、駆動信号(たとえばゲート電圧)に予期せぬ発振が発生する場合がある。駆動信号に発振が発生すると、電力用半導体素子を含む回路(たとえば半導体装置)に誤動作をもたらす虞がある。
【0005】
上記事情に鑑み、本開示は、駆動信号の発振を抑制することが可能な半導体装置を提供することを一の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の半導体装置は、各々が、第1電極、第2電極および第3電極を有し、前記第3電極に入力される第1駆動信号に応じて、前記第1電極および前記第2電極間がオンオフ制御される複数の第1半導体素子と、前記第1駆動信号が入力される第1制御端子と、前記第1制御端子が電気的に接続された第1配線部と、前記第1配線部から離間する第2配線部と、各々が前記第1配線部および前記第2配線部から離間する複数の第3配線部と、前記第1配線部と前記第2配線部とを導通させる第1接続部材と、前記第2配線部と前記複数の第3配線部の各々とをそれぞれ導通させる第2接続部材と、前記複数の第3配線部の各々と、前記複数の第1半導体素子の各々の前記第3電極とをそれぞれ導通させる複数の第3接続部材と、を備える。前記複数の第1半導体素子それぞれの第1電極同士は、互いに電気的に接続されている。また、前記複数の第1半導体素子それぞれの第2電極同は、互いに電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、半導体装置における駆動信号の発振を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態にかかる半導体装置を示す斜視図である。
図1の斜視図において、封止部材を省略した図である。
図2の一部を拡大した部分拡大図である。
図2の一部を拡大した部分拡大図である。
第1実施形態にかかる半導体装置を示す平面図であって、封止部材を想像線で示した図である。
図5の平面図において、複数の端子、複数の接続部材および封止部材を省略した図である。
図6の平面図において、一部の配線部を省略した図である。
図7の平面図において、絶縁基板を省略した図である。
図5のIX-IX線に沿う断面図である。
図5のX-X線に沿う断面図である。
図5のXI-XI線に沿う断面図である。
図5のXII-XII線に沿う断面図である。
図12の一部を拡大した部分拡大図である。
図12の一部を拡大した部分拡大図である。
第2実施形態にかかる半導体装置を示す斜視図である。
第2実施形態にかかる半導体装置を示す平面図であって、ケースの一部を省略した図である。
図16のXVII-XVII線に沿う断面図であって、ケースの一部を想像線で示した図である。
第3実施形態にかかる半導体装置を示す平面図であって、封止部材を想像線で示した図である。
第4実施形態にかかる半導体装置を示す平面図であって、封止部材を想像線で示した図である。
第4実施形態にかかる半導体装置の一部を示す分解斜視図である。
図19のXXI-XXI線に沿う断面図である。
第5実施形態にかかる半導体装置を示す平面図であって、封止部材を想像線で示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の半導体装置の好ましい実施の形態について、図面を参照して、以下に説明する。以下の説明について、同一あるいは類似の要素については、同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
【0010】
図1~図13は、第1実施形態にかかる半導体装置A1を示している。半導体装置A1は、複数の第1半導体素子1、複数の第2半導体素子2、支持部材3、複数の絶縁基板41、複数の配線部511~514,521~523,531~533,541~543,551~553,561,571,572、複数の金属部材58,59、一対の制御端子61,62、複数の検出端子63~65、複数の接続部材7、および、封止部材8を備えている。複数の接続部材7は、図3および図4に示すように、複数の接続部材711,712,721~723,731~733,741~743,751~753を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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