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公開番号
2025164325
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068194
出願日
2024-04-19
発明の名称
水硬性組成物用分散剤、水硬性組成物及び水硬性組成物硬化体
出願人
竹本油脂株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C04B
28/02 20060101AFI20251023BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】初期分散性及び流動保持性を有するとともに、起泡が抑制された(即ち、空気連行性が小さい)水硬性組成物を得ることができる水硬性組成物用分散剤を提供する。
【解決手段】分子中に、一般式(1)で示される化合物から形成される構成単位1、一般式(2)で示される化合物から形成される構成単位2、及び一般式(3)で示される化合物から形成される構成単位3を含む水溶性ビニル共重合体を含有し、前記水溶性ビニル共重合体が、前記構成単位1、前記構成単位2、及び前記構成単位3の構成割合の合計を100質量%としたとき、前記構成単位1を65~95質量%、前記構成単位2を2~30質量%、前記構成単位3を0.1~25質量%の割合で含み、質量平均分子量が5000~200000であることを特徴とする水硬性組成物用分散剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
分子中に、下記一般式(1)で示される化合物から形成される構成単位1、下記一般式(2)で示される化合物から形成される構成単位2、及び下記一般式(3)で示される化合物から形成される構成単位3を含む水溶性ビニル共重合体を含有し、
前記水溶性ビニル共重合体が、
前記構成単位1、前記構成単位2、及び前記構成単位3の構成割合の合計を100質量%としたとき、前記構成単位1を65~95質量%、前記構成単位2を2~30質量%、前記構成単位3を0.1~25質量%の割合で含み、
質量平均分子量が5000~200000であることを特徴とする水硬性組成物用分散剤。
TIFF
2025164325000012.tif
21
151
(一般式(1)において、R
1
,R
2
,R
3
は、それぞれ独立に、水素原子、又はメチル基である。R
4
は、水素原子、又は炭素数1~30の炭化水素基である。AOは、炭素数2~4のオキシアルキレン基(但し、当該オキシアルキレン基が複数存在する場合、1種単独又は2種以上とすることができる)である。nは、AOの平均付加モル数であり、2~150の数である。pは、0又は1の整数である。qは、0~2の整数である。)
TIFF
2025164325000013.tif
21
149
(一般式(2)において、R
5
,R
6
,R
7
は、それぞれ独立に、水素原子、又はメチル基である。M
1
は、水素原子、金属原子、アンモニウム基、又は有機アミン基である。)
TIFF
2025164325000014.tif
21
163
(一般式(3)において、R
8
は、水素原子、又は-COOM
2
である。R
9
は、水素原子、又は-COOM
4
(ただし、rが0であり、且つR
8
が水素原子の場合は、R
9
は-COOM
4
である)である。rは、0~2の整数である。M
2
,M
3
,M
4
は、水素原子、金属原子、アンモニウム基、有機アミン基、又は炭素数1~18の炭化水素基である。但し、-COOM
3
は、-COOM
2
又は-COOM
4
と無水物を形成してもよく、この場合には当該基においてM
3
,M
2
,M
4
は存在しない。)
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記構成単位3において、R
9
が水素原子であり、且つrが1である、請求項1に記載の水硬性組成物用分散剤。
【請求項3】
請求項1または2に記載の水硬性組成物用分散剤を含有することを特徴とする水硬性組成物。
【請求項4】
請求項3に記載の水硬性組成物の硬化物であることを特徴とする水硬性組成物硬化体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水硬性組成物用分散剤、水硬性組成物及び水硬性組成物硬化体に関する。更に詳しくは、初期分散性及び流動保持性を有するとともに、起泡が抑制された(即ち、空気連行性が小さい)水硬性組成物を得ることができる水硬性組成物用分散剤、水硬性組成物及び水硬性組成物硬化体に関する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、水硬性組成物用分散剤は、水硬性組成物の流動性を高めて水硬性組成物の水分量を減少させることによって、水硬性組成物の硬化体の強度や耐久性等を向上させる作用を発揮させる機能を有している。
【0003】
この水硬性組成物用分散剤としては、ナフタレン系化合物、ポリカルボン酸系化合物などが知られている。
【0004】
これらのうち、ポリアルキレングリコール鎖を含有するポリカルボン酸系化合物は、高い分散性能(減水作用)を発揮することから、多くの場合に採用されている。
【0005】
一方で、ポリカルボン酸系化合物は、空気連行性が大きいため、多くの場合、消泡剤が併用されている。
【0006】
しかし、消泡剤(特に消泡性能が高い消泡剤)を添加すると、この消泡剤が水中で分離を生じ易いなどの問題がある。そこで、消泡剤に代えて含窒素オキシアルキレン化合物などを併用することが報告されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平7-232945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載のセメント用添加剤組成物は、ポリカルボン酸系化合物と含窒素ポリオキシアルキレン化合物との混合物であり、ポリカルボン酸系化合物と含窒素ポリオキシアルキレン化合物の両方が必要である。つまり、ポリカルボン酸系化合物以外の化合物が必要であり、ポリカルボン酸系化合物単独では依然として空気連行性が大きくなってしまう。
【0009】
そこで、水硬性組成物における空気連行性が小さくなるポリカルボン酸系化合物の開発が望まれていた。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑み、水硬性組成物に添加することによって、初期分散性及び流動保持性を有するとともに、起泡が抑制された(即ち、空気連行性が小さい)水硬性組成物を得ることができる水硬性組成物用分散剤、水硬性組成物及び水硬性組成物硬化体を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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