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公開番号2025163638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-29
出願番号2024067111
出願日2024-04-17
発明の名称院内用書込装置及び受付端末装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G16H 40/00 20180101AFI20251022BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】案内端末20が接続するネットワークを設定するという作業を不要とすること。
【解決手段】一実施形態に係る受付端末装置1は、患者が病院内で利用する近距離無線通信機能を有する案内端末20を発行する発行部11と、案内端末20が接続するネットワークの設定情報を記憶する記憶部12と、案内端末20と近距離無線通信する通信部13と、発行部11から案内端末20を発行する際、ネットワークの設定情報を読み出し、近距離無線通信を利用して、発行する案内端末20にネットワークの設定情報を送信する制御部14とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
患者が利用する近距離無線通信機能を有する案内端末に情報を書き込む院内用書込装置であって、
前記案内端末が接続するネットワークの設定情報を記憶する記憶部と、
前記案内端末と近距離無線通信する通信部と、
前記ネットワークの設定情報を読み出し、前記近距離無線通信を利用して、発行する前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を送信する制御部と、を備える、院内用書込装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
病院で利用する患者用の受付端末装置であって、
前記患者が前記病院内で利用する近距離無線通信機能を有する案内端末を発行する発行部と、
前記案内端末が接続するネットワークの設定情報を記憶する記憶部と、
前記案内端末と近距離無線通信する通信部と、
前記発行部から前記案内端末を発行する際、前記ネットワークの設定情報を読み出し、前記近距離無線通信を利用して、発行する前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を送信する制御部と、を備える、受付端末装置。
【請求項3】
前記通信部は、NFCリーダライタによって構成されており、
前記NFCリーダライタは、前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を書き込む、請求項2に記載の受付端末装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記近距離無線通信を利用して、前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を送信する際に、前記案内端末の無線機能を起動させる、請求項2に記載の受付端末装置。
【請求項5】
前記ネットワークの設定情報の少なくとも一部は、外部データベースから取得される、請求項2に記載の受付端末装置。
【請求項6】
前記NFCリーダライタは、前記案内端末が発行される際に通過する経路上に配置される、請求項3に記載の受付端末装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、院内用書込装置及び受付端末装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、病院内で患者が利用する近距離無線通信機能を有する案内端末が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7034466号
特許第7001261号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、現状では、かかる案内端末の導入時或いは交換時に、かかる案内端末が接続するネットワークを手動で設定するという作業が必要であり、かかる作業に費やす時間が長く手間取るという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、案内端末が接続するネットワークを設定するという作業を不要とすることができる院内用書込装置及び受付端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る院内用書込装置は、患者が利用する近距離無線通信機能を有する案内端末に情報を書き込む院内用書込装置であって、前記案内端末が接続するネットワークの設定情報を記憶する記憶部と、前記案内端末と近距離無線通信する通信部と、前記ネットワークの設定情報を読み出し、前記近距離無線通信を利用して、発行する前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を送信する制御部と、を備えることを要旨とする。
【0007】
一実施形態に係る受付端末装置は、病院で利用する患者用の受付端末装置であって、前記患者が前記病院内で利用する近距離無線通信機能を有する案内端末を発行する発行部と、前記案内端末が接続するネットワークの設定情報を記憶する記憶部と、前記案内端末と近距離無線通信する通信部と、前記発行部から前記案内端末を発行する際、前記ネットワークの設定情報を読み出し、前記近距離無線通信を利用して、発行する前記案内端末に前記ネットワークの設定情報を送信する制御部と、を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、案内端末が接続するネットワークを設定するという作業を不要とすることができる院内用書込装置及び受付端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る受付端末装置(院内用書込装置)1の全体構成の一例を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る受付端末装置1の機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る受付端末装置1において案内端末20を発行する処理の一例を説明するための図である。
図4は、第1実施形態に係る受付端末装置1の発行部11の充電部11Aの一例を説明するための図である。
図5は、第1実施形態に係る受付端末装置1の発行部11の取出部11Bの一例を説明するための図である。
図6は、第1実施形態に係る受付端末装置1の発行部11の搬出部11Cの一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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