TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025163083
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2025125344,2024537099
出願日
2025-07-28,2023-10-20
発明の名称
ガラス化溶融炉発熱体装入装置
出願人
コリア ハイドロ アンド ニュークリアー パワー カンパニー リミテッド
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
G21F
9/30 20060101AFI20251021BHJP(核物理;核工学)
要約
【課題】放射性廃棄物をガラス化させるためのガラス化溶融炉の非常停止時、ガラス化溶融炉の再稼働のために、ガラス溶融物を加熱するための発熱体を装入する装置を提供する。
【解決手段】ガラス化溶融炉発熱体装入装置は、放射性廃棄物をガラス化するガラス溶融炉内に発熱体を装入するものであり、メインフレームと、前記メインフレームの一端に位置するユニバーサルジョイントと、前記ユニバーサルジョイントと連結されて回動する少なくとも一つの発熱体結着部と、前記発熱体結着部の末端に位置し、前記発熱体を把持するグリッパを含み得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
放射性廃棄物をガラス化するガラス溶融炉内に発熱体を装入する装置において、
メインフレーム;
前記メインフレームの一端に位置するユニバーサルジョイント;
前記ユニバーサルジョイントと連結されて回動する少なくとも一つの発熱体結着部;
前記発熱体結着部の末端に位置し、前記発熱体を把持するグリッパ;および
前記メインフレーム上にスライディングされるように位置し、前記発熱体結着部の挙動を調節する基準部を含み、
前記グリッパは支持部と前記支持部と連結される把持部を含み、
前記基準部が前記メインフレームの前記一端方向にスライディングされる場合、
前記発熱体結着部は前記メインフレームから遠くなるように回動される、ガラス化溶融炉発熱体装入装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記把持部は第1フィンガ部と、前記第1フィンガ部と結合される第2フィンガ部と、前記第1フィンガ部と前記第2フィンガ部を結合する第1ジョイントと、前記第1フィンガ部と前記第2フィンガ部それぞれを前記支持部に結合させる第2ジョイントを含む、請求項1に記載のガラス化溶融炉発熱体装入装置。
【請求項3】
前記第1ジョイントと連結され、前記第1フィンガ部と前記第2フィンガ部の動きを調節して前記第1フィンガ部と前記第2フィンガ部が前記発熱体を把持するか、前記発熱体の把持を解除するようにする調節ワイヤをさらに含む、請求項2に記載のガラス化溶融炉発熱体装入装置。
【請求項4】
前記調節ワイヤの緩めと固定を調節し、前記メインフレームの他端に位置する調節部をさらに含む、請求項3に記載のガラス化溶融炉発熱体装入装置。
【請求項5】
前記基準部が前記メインフレームの前記一端と反対になる方向にスライディングされる場合、
前記発熱体結着部は前記メインフレームと近接するように回動される、請求項1に記載のガラス化溶融炉発熱体装入装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射性廃棄物をガラス化するためのガラス化溶融炉の非常停止時に、ガラス化溶融炉の再稼働のために、ガラス溶融物(Glass Melt)を加熱するための発熱体を装入する装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
原子力発電所や放射線同位元素利用機関などで発生している放射性廃棄物は、安全に廃棄しなければならない。放射性廃棄物は、放射能の強度によって中・低レベル廃棄物(Low and Intermediate-level Waste)と高レベル廃棄物(High-level Waste)に区分する。中・低レベル放射性廃棄物は、原子力発電所の運転過程で発生する廃棄物、例えば、ろ材、イオン交換樹脂、廃液蒸発器の濃縮残渣、そして放射線作業者が使用した作業服、工具、紙くずなど雑固体がほとんどである。
【0003】
このような中・低レベル放射性廃棄物は、固化材、例えばセメントやパラフィンなどを混合して廃棄物ドラム内に封入した後、固化させるか圧縮して廃棄物ドラム内に封入して廃棄物管理施設など安全な場所に保管しているが、廃棄物管理施設の設備と維持には相当な人力とコストがかかるだけでなく、社会的忌避現象により設備に多くの困難が伴い、深刻な社会問題となっているのが現状である。
【0004】
なお、中・低レベル放射性廃棄物の処理技術として廃棄物を焼却(Combustion)、熱分解(Pyrolysis)した後、ガラスとともに高温溶融させるガラス化技術によってガラス固化体で処理している。このような中・低レベル放射性廃棄物のガラス化技術によっては廃棄物の量を画期的に減量できるだけでなく、放射能の漏出を永久的に遮断することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
放射性廃棄物のガラス化のためのガラス化溶融炉のガラス化初期には発熱体を装入するために、別途の装置なしで作業者が直接装入したが、非常時の放射性廃棄物がある環境では作業者の近接作業が難しかった。
【0006】
ガラス化溶融炉の非常停止時に、ガラス溶融物内部のガラスを完全に除去してガラス化過程を再開するため、ガラス除去時の作業者の被ばくや事故発生の危険性があった。
【0007】
ガラス化工程で初期ガラス溶融物の形成のために、内部に発熱体(Ti-ring)が装入されて発熱後に酸化される。放射性廃棄物を処理する過程中に、不時停止が発生すると、内部の溶湯が冷めた状態になり、溶融炉の再稼働のためには発熱体を追加で装入しなければならない。
【0008】
そこで、本発明は上述した問題を解決するために、発熱体を装入する装置を活用して非定常停止時にガラス除去作業を行うことなく内部のガラスが固まった状態で再稼働作業を遂行できるガラス溶融物を加熱するための発熱体を装入する装置を提供することにある。
【0009】
本発明の課題は以上で言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は以下の記載から当業者に明確に理解されるものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記課題を達成するための本発明の実施形態によるガラス化溶融炉発熱体装入装置は、放射性廃棄物をガラス化するガラス溶融炉内に発熱体を装入するものであり、メインフレームと、前記メインフレームの一端に位置するユニバーサルジョイントと、前記ユニバーサルジョイントと連結されて回動する少なくとも一つの発熱体結着部と、前記発熱体結着部の末端に位置し、前記発熱体を把持するグリッパを含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
常温核融合装置
7か月前
個人
常温核融合装置
7か月前
個人
常温核融合装置
7か月前
個人
常温核融合装置
22日前
個人
原子力プラント
1か月前
個人
超音波振動子の利用
1か月前
個人
トリチウムの除去装置
8か月前
個人
廃炉方法及び固化材
2か月前
個人
元素変換用固体核融合工程
6か月前
個人
安山岩を利用した放射線消去装置
5か月前
個人
安山岩を利用した放射線消去装置
6か月前
パテントフレア株式会社
核融合反応促進法
7か月前
個人
はんれい岩を利用した放射線消去装置
5か月前
個人
金属製軽水炉使用済核燃料増殖原子炉
8か月前
合同会社日本レプトン
電子発生部材
28日前
個人
コンクリート船に乗せた、原子力発電
9か月前
パテントフレア株式会社
核融合反応促進法
7か月前
個人
装置、加速器、減速器、核変換システム
7か月前
中国電力株式会社
燃料集合体移動装置
20日前
合同会社日本レプトン
電子発生ペースト
2か月前
株式会社エー・アンド・デイ
X線検査装置
7か月前
株式会社エー・アンド・デイ
X線検査装置
7か月前
個人
ホウ素を用いるミューオン触媒核融合システム
8か月前
合同会社日本レプトン
電子発生部材の製造方法
28日前
PDRファーマ株式会社
遮蔽容器
7か月前
栗田工業株式会社
放射性廃液の処理方法
2か月前
個人
核変換システム、加工装置、除去装置、切除装置
7か月前
個人
過剰熱発生方法
9か月前
住友重機械工業株式会社
搬送システム
5か月前
個人
加速器屋が考えたTEMモード同軸共鳴器型核融合炉
1か月前
株式会社シェルタージャパン
放射線遮蔽構造
9か月前
国立大学法人大阪大学
原子力発電装置
6か月前
三菱重工業株式会社
原子炉
28日前
浜松ホトニクス株式会社
電子線照射装置
7か月前
浜松ホトニクス株式会社
電子線照射装置
7か月前
三菱重工業株式会社
原子炉
6日前
続きを見る
他の特許を見る