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公開番号2025162313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065524
出願日2024-04-15
発明の名称線材リール
出願人Faraday Factory Japan合同会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B65H 75/14 20060101AFI20251020BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】組立て作業を容易に行うことができると共に部品点数を削減することができる線材リールを提供する。
【解決手段】本発明は、超電導線材Lを巻回する巻き胴21と、巻き胴21の軸方向端部に配設された右鍔板22及び左鍔板23と、右鍔板22と巻き胴21の半部を成す第1巻き胴形成部24とを一体形成して成る第1部材11と、左鍔板23と巻き胴21の半部を成す第2巻き胴形成部25とを一体形成して成る第2部材12と、を備える線材リール1に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超電導線材(L)を巻回する巻き胴(21)と、
前記巻き胴(21)の軸方向端部に配設された第1鍔板(22)及び第2鍔板(23)と、
前記第1鍔板(22)と前記巻き胴(21)の一方の半部を成す第1巻き胴形成部(24)とを一体形成して成る第1部材(11)と、
前記第2鍔板(23)と前記巻き胴(21)の他方の半部を成す第2巻き胴形成部(25)とを一体形成して成る第2部材(12)と、
を備えたことを特徴とする線材リール(1)。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記第1部材(11)及び前記第2部材(12)は、同一の形状を有している、請求項1に記載の線材リール(1)。
【請求項3】
前記巻き胴(21)は、前記超電導線材(L)の端部を取り付けるスリット(27)を含み、前記第1鍔板(22)及び前記第2鍔板(23)の少なくとも一方は、前記スリット(27)に臨む操作孔(33、53)を含む、請求項1又は2に記載の線材リール(1)。
【請求項4】
前記第1巻き胴形成部(24)及び前記第2巻き胴形成部(25)の一方は、係合凸部(42、62)を含み、前記第1巻き胴形成部(24)及び前記第2巻き胴形成部(25)の他方は、前記係合凸部(42、62)と係合する係合凹部(43、63)を含む、請求項1又は2に記載の線材リール(1)。
【請求項5】
前記第1鍔板(22)及び前記第2鍔板(23)の各々は、前記巻き胴(21)とは反対側の面から突出するスペーサ(32、52)を含む、請求項1又は2に記載の線材リール(1)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、線材リールに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
超電導線材を巻回する線材リールとして、超電導線材を巻回する巻芯と、巻芯の軸方向両端部に接合された一対の側板と、を備えたものがある(特許文献1参照)。この線材リールでは、一対の側板を備えたことで、巻芯に巻回した超電導線材が巻芯から外れてしまうのを防止する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-11375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この種の線材リールでは、巻芯及び一対の側板が個別に形成されており、それらを相互に締結して線材リールを組み立てる構成であるため、組立て作業が煩雑であると共に、部品点数が多くなってしまうという問題があった。さらに、線材リールを製造するための金型もそれぞれの部品に応じて準備する必要があり、製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の一つの目的は、組立て作業を容易に行うことができると共に部品点数を削減することができる線材リールを提供することである。また、本発明の他の目的は、線材リールを製造するための金型の数を削減することができる線材リールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態による線材リールは、超電導線材を巻回する巻き胴と、前記巻き胴の軸方向端部に配設された第1鍔板及び第2鍔板と、前記第1鍔板と前記巻き胴の一方の半部を成す第1巻き胴形成部とを一体形成して成る第1部材と、前記第2鍔板と前記巻き胴の他方の半部を成す第2巻き胴形成部とを一体形成して成る第2部材と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、組立て作業を容易に行うことができると共に部品点数を削減することができる線材リールを提供することができる。さらに、本発明の一実施形態によれば、線材リールを製造するための金型の数を削減することができる線材リールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る線材リールを示した斜視図である。
線材リールを示した正面図である。
線材リールを示した側面図である。
線材リールを示した分解斜視図である。
第1部材を示した正面図である。
第1部材を示した右側面図である。
第1部材を示した左側面図である。
線材リールを示す、図3のA‐A´線に沿って切断された断面図である。
線材リールを示す、図3のB‐B´線に沿って切断された断面図である。
第2部材を示した正面図である。
第2部材を示した右側面図である。
第2部材を示した左側面図である。
線材リールの組立て方法を示した説明図の第1図である。
線材リールの組立て方法を示した説明図の第2図である。
線材リールの組立て方法を示した説明図の第3図である。
線材リールに対する超電導線材の巻回方法を示した説明図の第1図である。
線材リールに対する超電導線材の巻回方法を示した説明図の第2図である。
線材リールに対する超電導線材の巻回方法を示した説明図の第3図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る線材リールについて説明する。この線材リールは、テープ状の超電導線材を繰出し可能に巻回するものである。特に、本線材リールは、2部材で構成されることで、組立性を向上しつつ部品点数を削減したものである。なお、以下、各図に示す通り、左右(X1,X2)、前後(Y1,Y2)、上下(Z1,Z2)を規定して説明する。
【0010】
(線材リールの構成)
図1乃至図4に示すように、線材リール1は、超電導線材Lを巻回する巻き胴21と、巻き胴21の軸方向両端部に配設された右鍔板22及び左鍔板23と、から成るリール部材であり、右鍔板22と巻き胴21の一方の半部を成す第1巻き胴形成部24とを一体形成して成る右側の第1部材11と、左鍔板23と巻き胴21の他方の半部を成す第2巻き胴形成部25とを一体形成して成る左側の第2部材12と、を備えている。すなわち、線材リール1は、第1部材11と第2部材12との2部材のみから構成されている。なお、右鍔板22は、第1鍔板の一例であり、左鍔板23は、第2鍔板の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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