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公開番号2025162303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-27
出願番号2024065503
出願日2024-04-15
発明の名称領収書処理装置、領収書処理方法、およびプログラム
出願人Miletos株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約【課題】従来、領収書情報の重複登録に対して柔軟な処理ができなかった。
【解決手段】領収書を申請する申請者が使用する第一端末から、領収書画像を受信する領収書受信部121と、領収書画像に基づく領収書情報を取得する領収書構成部131と、領収書情報が重複登録となるか否かを判断する検査部132と、領収書に関する領収書情報が格納される領収書管理部に、領収書構成部131が取得した領収書情報と検査部132の検査結果とを蓄積する蓄積部134と、領収書を承認する承認者が使用する第二端末から、領収書情報の取得指示を受信する指示受信部122と、取得指示に対応する領収書情報と検査結果とを領収書管理部から取得する領収書取得部135と、領収書取得部135が取得した領収書情報と検査結果とを第二端末に送信する領収書送信部142とを具備する領収書処理装置1により、領収書情報の重複登録に対して柔軟な処理ができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
領収書を申請する申請者が使用する第一端末から、領収書画像を受信する領収書受信部と、
前記領収書画像に基づく領収書情報を取得する領収書構成部と、
前記領収書情報が重複登録となるか否かを判断する検査部と、
領収書に関する領収書情報が格納される領収書管理部に、前記領収書構成部が取得した前記領収書情報と前記検査部が取得した検査結果とを蓄積する蓄積部と、
領収書を承認する承認者が使用する第二端末から、領収書情報の取得指示を受信する指示受信部と、
前記取得指示に対応する前記領収書情報と前記検査結果とを前記領収書管理部から取得する領収書取得部と、
前記領収書取得部が取得した前記領収書情報と前記検査結果とを前記第二端末に送信する領収書送信部とを具備する領収書処理装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
領収書の承認のルートを特定するルート情報であり、検査結果に応じた２以上のルート情報が格納されるルート管理部をさらに具備し、
前記領収書送信部は、
前記検査結果に応じたルート情報に対応する承認者の第二端末から、前記指示受信部が前記取得指示を受信した場合のみ、前記領収書情報と前記検査結果とを当該第二端末に送信する請求項１記載の領収書処理装置。
【請求項３】
前記検査部は、
前記領収書情報が重複登録となるか否かに関する第一検査を行う第一検査手段と、
前記領収書情報に対する前記第一検査以外の検査であり、当該領収書情報に対する正当性に関する検査である第二検査を行う第二検査手段とを具備し、
前記蓄積部は、
前記第一検査および前記第二検査において不当であった判断の種類を特定する種類情報を含む検査結果と、前記領収書情報とを、前記領収書管理部に蓄積する請求項１または請求項２記載の領収書処理装置。
【請求項４】
前記領収書送信部は、
前記検査結果が不当であることを示す情報を含む場合に、前記検査結果に応じて、前記領収書情報を前記第二端末に送信する場合と、送信しない場合とがある、請求項１から請求項３いずれか一項に記載の領収書処理装置。
【請求項５】
前記領収書構成部は、
前記領収書画像に対して文字認識処理を行い、文字列である２以上の要素情報を取得し、当該２以上の要素情報を有する領収書情報を取得する請求項１から請求項４いずれか一項に記載の領収書処理装置。
【請求項６】
領収書構成部と、検査部と、蓄積部と、指示受信部と、領収書取得部と、領収書送信部とにより実現される領収書処理方法であって、
前記領収書受信部が、領収書を申請する申請者が使用する第一端末から、領収書画像を受信する領収書受信ステップと、
前記領収書構成部が、前記領収書画像に基づく領収書情報を取得する領収書構成ステップと、
前記検査部が、前記領収書情報が重複登録となるか否かを判断する検査ステップと、
前記蓄積部が、領収書に関する領収書情報が格納される領収書管理部に、前記領収書構成部が取得した前記領収書情報と前記検査部が取得した検査結果とを蓄積する蓄積ステップと、
前記指示受信部が、領収書を承認する承認者が使用する第二端末から、領収書情報の取得指示を受信する指示受信ステップと、
前記領収書取得部が、前記取得指示に対応する前記領収書情報と前記検査結果とを前記領収書管理部から取得する領収書取得ステップと、
前記領収書送信部が、前記領収書取得部が取得した前記領収書情報と前記検査結果とを前記第二端末に送信する領収書送信ステップとを具備する領収書処理方法。
【請求項７】
コンピュータを、
領収書を申請する申請者が使用する第一端末から、領収書画像を受信する領収書受信部と、
前記領収書画像に基づく領収書情報を取得する領収書構成部と、
前記領収書情報が重複登録となるか否かを判断する検査部と、
領収書に関する領収書情報が格納される領収書管理部に、前記領収書構成部が取得した前記領収書情報と前記検査部が取得した検査結果とを蓄積する蓄積部と、
領収書を承認する承認者が使用する第二端末から、領収書情報の取得指示を受信する指示受信部と、
前記取得指示に対応する前記領収書情報と前記検査結果とを前記領収書管理部から取得する領収書取得部と、
前記領収書取得部が取得した前記領収書情報と前記検査結果とを前記第二端末に送信する領収書送信部として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、領収書画像を受け付け処理する領収書処理装置等に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、経費領収書を処理する方法であって、コンピュータ・プロセッサ上で前記経費領収書の電子画像を受信する工程と、前記電子画像を処理して経費データを得る工程と、電子経費報告書に前記経費データを記入する工程と、前記電子経費報告書を表示する工程とを含む方法に関する技術があった（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特表２００６－５１１８９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来技術においては、領収書情報の重複登録に対して柔軟な処理ができなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本第一の発明の領収書処理装置は、領収書を申請する申請者が使用する第一端末から、領収書画像を受信する領収書受信部と、領収書画像に基づく領収書情報を取得する領収書構成部と、領収書情報が重複登録となるか否かを判断する検査部と、領収書に関する領収書情報が格納される領収書管理部に、領収書構成部が取得した領収書情報と検査部が取得した検査結果とを蓄積する蓄積部と、領収書を承認する承認者が使用する第二端末から、領収書情報の取得指示を受信する指示受信部と、取得指示に対応する領収書情報と検査結果とを領収書管理部から取得する領収書取得部と、領収書取得部が取得した領収書情報と検査結果とを第二端末に送信する領収書送信部とを具備する領収書処理装置である。
【０００６】
かかる構成により、領収書情報の重複登録に対して柔軟な処理ができる。
【０００７】
また、本第二の発明の領収書処理装置は、第一の発明に対して、領収書の承認のルートを特定するルート情報であり、検査結果に応じた２以上のルート情報が格納されるルート管理部をさらに具備し、領収書送信部は、検査結果に応じたルート情報に対応する承認者の第二端末から、指示受信部が取得指示を受信した場合のみ、領収書情報と検査結果とを第二端末に送信する領収書処理装置である。
【０００８】
かかる構成により、領収書情報の重複登録に対して柔軟な処理ができる。
【０００９】
また、本第三の発明の領収書処理装置は、第一または第二の発明に対して、検査部は、領収書情報が重複登録となるか否かに関する第一検査を行う第一検査手段と、領収書情報に対する第一検査以外の検査であり、当該領収書情報に対する正当性に関する検査である第二検査を行う第二検査手段とを具備し、蓄積部は、第一検査および第二検査において不当であった判断の種類を特定する種類情報を含む検査結果と、領収書情報とを、領収書管理部に蓄積する領収書処理装置である。
【００１０】
かかる構成により、領収書情報の重複登録等に対して柔軟な処理ができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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