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公開番号2025161680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024074564
出願日2024-04-12
発明の名称道路上のマンホール蓋と周辺路面の段差を無くすマンホ-ル蓋受枠。
出願人個人
代理人
主分類E02D 29/14 20060101AFI20251017BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】車両交通が多く車両速度の速い道路で段差のあるマンホ-ル蓋部では、車輪が蓋に乗り上げ段差による騒音振動が発生し、周辺住民及び歩行者の迷惑になっている。
【解決の手段】マンホール蓋周辺の舗装を残しそれ以外の舗装を計画通り先行舗装し後に既舗装表面、勾配高さに合わせ、受枠を設置し未舗装部の舗装を仕上げマンホ-ル蓋部分の段差をなくす。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
マンホール蓋受枠底部周囲にスカート状の鋼製リングを付けたマンホ－ル蓋受枠。
続きを表示（約 67 文字）【請求項２】
マンホ－ル蓋受枠周囲に先行舗装材が入らない様にする取手用ナットを付けた及びテーパーをつけた鋼製リング。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、道路に敷設される各企業体の、マンホール蓋受枠に関するものである。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、マンホール蓋受枠は仕上舗装の前に路面勾配の仕上がりを想定し据え付けられていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
道路敷内に在るマンホール蓋は舗装の仕上がり高さ及び傾きと違って施工された場合後の作業の舗装施工時マンホ－ル蓋受枠に摺り付けることになり異常な窪みあるいは盛り上がりとなる、この段差に車輪が載った場合衝撃による振動、騒音の発生の原因の一つとなっている、本発明は以上の欠陥を無くす為のものである。
【課題を解決する為の手段】
【０００４】
マンホール蓋受枠底部周囲にスカート状の鋼製リングを付けたマンホ－ル蓋受枠（以下蓋受枠）、これとは別に蓋受枠の外周部に同心円の舗装材侵入防止テーパー付鋼製リング（以下鋼製リング）を設置する、次に蓋受枠を仮固定し、鋼製リング外の仕上舗装を先に行なう。
次に鋼製リングを取外し、舗装済の路面に縦横に水糸を張り蓋受枠嵩上げ用ナットで縦横の施工済済舗装路面に高さ及び傾きを合わせる、次に無収縮モルタルを嵩上げした空間に充填し固化後従来より行われている様に受枠固定の緊結ナットで固定する、次に撤去した鋼製リングと蓋受枠の間の舗装を行なう。
【発明の効果】
【０００５】
従来行われていた道路の縦横勾配を想定した手間のかかる高さ傾きを考慮した蓋受枠設置作業がなくなる。
マンホ－ル蓋上を車両が通行しても、周囲の舗装面と段差がなく振動、騒音の低下が図れる、又段差による衝撃を無くするためマンホ－ル蓋周辺の路面路面沈下にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
本発明品の平面図である。
本発明の断面図である。
本発明のＡ部詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、本発明を実施する為の形態について説明する。
・表層舗装前のマンホ－ル個所に鋼製リング上面を舗装想定高さに概ね合わせ設置、蓋受枠は若干低い目に仮設置する。
・鋼製リング以外の仕上舗装をマンホール蓋高さを考慮せずに、計画勾配通り舗装を行なう。
・鋼製リングを取り除きマンホ－ル周辺路面から縦横に水糸を張り、蓋受枠の３個所ある高さ調整ナットを上下し高さ傾きの調整を行なう。
・無収縮モルタルを受枠下の空間に充填し、従来通り緊結用ナットで受枠の固定をを行なう。
・マンホ－ル蓋周囲の未舗装部の舗装をおこなう。
【符号の説明】
【０００８】
１マンホ－ル蓋
２スカート状の鋼製リングを付けたマンホ－ル蓋受枠
３高さ調整用ボルトナット座金
４緊結用ボルトナット座金
５舗装材侵入防止テーパ付鋼製リング
６長円形孔
７舗装材侵入防止テーパ付鋼製リング取外し用取手
８無収縮モルタル
９先行舗装
１０後施工の舗装
１１マンホ－ル躯体

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