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公開番号
2025160156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025087348,2020098957
出願日
2025-05-26,2020-06-05
発明の名称
信頼性、利用可能性、およびスケーラビリティ(RAS)の向上のためのメモリワードライン分離
出願人
インテル・コーポレーション
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G06F
11/10 20060101AFI20251015BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ECCオーバヘッドを簡略化するメモリデバイス、システム及び方法を提供する。
【解決手段】内部ECC(エラー検査訂正)を実行するメモリデバイスは、Nビットチャネルを、ECCの適用のために2つのN/2ビットチャネルとして処理する。N/2チャネルのためのECCは、NビットのためのECCより簡易であり、従って、各N/2ビット部分は、2つのN/2ビット部分として処理される場合に個別に訂正可能である。メモリデバイスは、2つのサブチャネルとするチャネルに対するECCの適用のための追加のハードウェアを含む。例えば、メモリデバイスは、Nビットチャネルの2つのサブチャネルに対するECCの適用を可能にする内部ECCのためのECCビットを格納するべく追加サブアレイと、適用される場合に追加サブアレイにアクセスするための追加ドライバと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)デバイスであって、
データを格納するメモリアレイであって、メモリアクセスオペレーションのために、データビットおよびエラー検査訂正ビット(ECCビット)が前記メモリアレイからプリフェッチされる、メモリアレイと、
前記DRAMデバイスの内部で、前半のECCビットによってチェックされる前半のデータビットである第1グループにECCを適用するのと並列に、後半のECCビットによってチェックされる後半のデータビットである第2グループにECCを適用するECCハードウェアと、を備え、
前記第1グループおよび前記第2グループのデータは、前記第1グループおよび前記第2グループのそれぞれに対応するデータ信号線を介して交換される
メモリデバイス。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記DRAMデバイスは、128データビットおよび8データビットのECCビットをプリフェッチするためのハードウェアを含み、
前記ECCハードウェアは、2つのグループの64ビットのデータビットを2つのグループの4ビットのECCビットでチェックする
請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項3】
前記DRAMデバイスは、メモリコントローラに接続されたハードウェアインターフェースをさらに備え、
前記ハードウェアインターフェースは、前記メモリアクセスオペレーションのために、前記128データビットのうち、64データビットのみを前記メモリコントローラと交換する
請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項4】
前記ECCハードウェアは、読み出しオペレーションのために、プリフェッチされたデータビットに対して、ECCを実行し、前記データビットをメモリコントローラに送信する前に、前記データビットのエラーを訂正する
請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項5】
前記ECCハードウェアは、書き込みオペレーションのために、書き込みデータビットに対して、ECCを実行し、前記メモリアレイに格納される前記ECCビットを生成する
請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項6】
前記DRAMデバイスは、ダブルデータレート(DDR)規格と互換性のあるシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)デバイスを備える
請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項7】
前記SDRAMデバイスは、18のバースト長(BL18)にわたって、データを交換するx4データ(DQ)インターフェースを備える
請求項6に記載のメモリデバイス。
【請求項8】
システムであって、
並列に結合された複数のダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)デバイスを備え、前記DRAMデバイスは、
データを格納するメモリアレイであって、メモリアクセスオペレーションのために、データビットおよびエラー検査訂正ビット(ECCビット)が前記メモリアレイからプリフェッチされる、メモリアレイと、
前記DRAMデバイスの内部で、前半のECCビットによってチェックされる前半のデータビットである第1グループにECCを適用するのと並列に、後半のECCビットによってチェックされる後半のデータビットである第2グループにECCを適用するECCハードウェアと、
前記DRAMデバイスに結合されたメモリコントローラであって、前記複数のDRAMデバイスから並列に受信したデータビットに対して、システムレベルのECCを提供するメモリコントローラと、を備え、
前記第1グループおよび前記第2グループのデータは、前記第1グループおよび前記第2グループのそれぞれに対応するデータ信号線を介して交換される
システム。
【請求項9】
前記DRAMデバイスは、128データビットおよび8ECCビットをプリフェッチするためのハードウェアを備え、
前記ECCハードウェアは、2つのグループの64データビットを2つのグループの4ECCビットでチェックする
請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記メモリコントローラは、メモリアクセスオペレーションのために、前記128データビットのうち、64データビットのみを各DRAMデバイスと交換する
請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権
本願は、非仮出願であり、2019年10月28日に出願された米国仮出願番号62/927,116の優先権の利益を請求する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【0002】
説明は、一般に、メモリデバイスに関し、より具体的には、説明は、エラー処理によってRAS(信頼性、利用可能性、およびスケーラビリティ)を改善するためのアーキテクチャに関する。
【背景技術】
【0003】
メモリチャネルにおいてエラー処理することを必要とされるオーバヘッドは、より狭いチャネルが用いられるほど、増加し続ける。エラー処理オーバヘッドは、RAS(信頼性、利用可能性、有用性)オーバヘッドと称されることができ、エラー処理がRAS見込みを満たすように用いられる事実を指す。RAS見込みは、多くの場合、最大限のデバイス障害によるエラーが訂正されることができる、最大限のSDDC(単一デバイスデータ訂正)能力に対する見込みを含む。
【0004】
レガシーSDDCオペレーションは、64データビットごとに8個のECC(また多くの場合エラー訂正コーディングと称されるエラー検査訂正)ビットで、12.5%のオーバヘッドを有する。より狭いチャネルを有するより新しいメモリシステムはなお、SDDCオペレーションに対する8個のECCビットを必要とするが、32ビットチャネルで、オーバヘッドは25%になる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
以下の説明は、実装の例として与えられた図示を有する図の議論を含む。図面は例として理解されるべきであり、限定として解されるべきではない。本明細書で使用される場合、1又は複数の例への言及は、本発明の少なくとも1つの実装に含まれる特定の特徴、構造、又は特性を説明するものとして理解されるべきである。本明細書に現れる「一例では」又は「代替例では」のような文言は、本発明の実装の例を提供し、必ずしも全てが同じ実装を指すとは限らない。しかしながら、それらは必ずしも相互排他的であるというわけでもない。
【0006】
従来のアーキテクチャに対してデータを分離するための追加ドライバを有するメモリアーキテクチャの例のブロック図である。
【0007】
図1のメモリアーキテクチャのためのデータアーキテクチャの例のブロック図である。
【0008】
ECCサブチャネル分離を有するシステムにおける読み出しコマンドのためにECCを適用するための処理の例のフロー図である。
【0009】
ECCサブチャネル分離を有するシステムにおける書き込みコマンドのためにECCを適用するための処理の例のフロー図である。
【0010】
ECCサブチャネル分離を実装するためのオンダイエラー検査訂正(ECC)サブシステムの例のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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