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公開番号2025159991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2024062917
出願日2024-04-09
発明の名称立ち乗り型車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62K 17/00 20060101AFI20251015BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】乗員が不安定な姿勢で操舵することなく、姿勢変化(重心移動)により旋回時の前後輪の旋回半径差(内外輪差)を小さくし、小回りが可能となる立ち乗り型車両を提供する。
【解決手段】立ち乗り型車両10は、操舵輪として構成された1つの前輪21と、乗員が乗車する乗車部23Aと、を有する前輪部20と、2つの後輪32と、2つの後輪32を回転可能に支持する後輪支持部31と、を有する後輪部30と、乗車部23Aと後輪支持部31とを連結する継手部40と、を備える。継手部40は、車両略前後方向に沿う軸周りの回転自由度を有するロール方向継手41と、車両略上下方向に沿う軸周りの回転自由度を有するヨー方向継手42と、を車両前側から車両後側に向けてこの順に有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
操舵輪として構成された1つの前輪と、乗員が乗車する乗車部と、を有する前輪部と、
2つの後輪と、前記2つの後輪を回転可能に支持する後輪支持部と、を有する後輪部と、
前記乗車部と前記後輪支持部とを連結する継手部と、を備え、
前記継手部は、車両略前後方向に沿う軸周りの回転自由度を有するロール方向継手と、車両略上下方向に沿う軸周りの回転自由度を有するヨー方向継手と、を車両前側から車両後側に向けてこの順に有する、
立ち乗り型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、立ち乗り型車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、立ち乗り型車両が開示されている。この車両は、前輪を支持する第1部材と、後輪を支持する第2部材と、第2部材に対して第1部材を連結する連結部と、を備える。連結部は、前後方向に延在する軸線を中心にして、第2部材に対し第1部材を左右方向に揺動可能に連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/073855号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記立ち乗り型車両では、第2部材に乗員を支持する乗車部(ステップ)が設けられる。そのため、連結部は、乗車部よりも前側に設けられている。
【0005】
本発明は、乗員が不安定な姿勢で操舵することなく、姿勢変化(重心移動)により旋回時の前後輪の旋回半径差(内外輪差)を小さくし、小回りが可能となる立ち乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の立ち乗り型車両は、操舵輪として構成された1つの前輪と、乗員が乗車する乗車部と、を有する前輪部と、2つの後輪と、前記2つの後輪を回転可能に支持する後輪支持部と、を有する後輪部と、前記乗車部と前記後輪支持部とを連結する継手部と、を備え、前記継手部は、車両略前後方向に沿う軸周りの回転自由度を有するロール方向継手と、車両略上下方向に沿う軸周りの回転自由度を有するヨー方向継手と、を車両前側から車両後側に向けてこの順に有する。
【0007】
請求項1では、立ち乗り型車両は、前輪部と、後輪部と、を備える。前輪部は、操舵輪として構成された1つの前輪と、乗員が乗車する乗車部と、を有し、後輪部は、2つの後輪と、2つの後輪を回転可能に支持する後輪支持部と、を有する。
また、立ち乗り型車両は、継手部を備える。継手部は、前輪部の乗車部と、後輪部の後輪支持部とを連結する。そして、継手部は、車両略前後方向に沿う軸周りの回転自由度を有するロール方向継手と、車両略上下方向に沿う軸周りの回転自由度を有するヨー方向継手と、を車両前側から車両後側に向けてこの順に有する。
【0008】
ところで、ヨー方向継手が、乗車部よりも前側にある場合、旋回時に前輪と乗員との進行方向に乖離が生じ、不安定な姿勢での操舵となり、その結果、旋回外側への転倒の可能性が高くなる。
この点に関し、請求項1では、前輪部は、乗車部を有する。このため、乗車部よりも後側にヨー方向継手が位置することとなり、上記問題が解消される。
【0009】
また、継手部が、ヨー方向継手のみを有する場合、乗員の姿勢変化(重心移動)による車両コントロールが難しくなり、旋回時に旋回外側への転倒の可能性も高くなる。
この点に関し、請求項1では、継手部は、ロール方向継手を有する。このため、乗員の姿勢変化(重心移動)による車両コントロールが容易となる。
【0010】
なお、ヨー方向継手がロール方向継手よりも車両前側に設けられると、後輪部が傾いてしまい、後輪部における制御性が下がる恐れがある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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